はじめに
今回は、つい散財してしまう支出を確実に制限する方法を紹介します。
「家計費扱い」は上限がない
例えば主婦が家計を管理しているとします。
適切に扱っているなら良いのですが、家計管理が下手な人も当然います。
するとどういうことが起きるでしょうか。
「なんでも家計費扱い」
をしてしまうためどんなに無駄遣いをしていても一見、正当な支出になってしまうのです。
そして気が付けば家計の財政破綻・・ということもあり得ます。
例えば、洋服代は必要な支出ですが、たとえユニクロでも、たくさん買えば膨大な金額になります。
家族でのお出かけは必要なレジャーですが、休日の昼や夜に家族で外食すると、ファミレスでも多額の支出になります。
本は買って読むことが大事ですが、見境なく買えば家計を圧迫する支出になります。
生活に「絶対必要」というわけではない支出でも、うるおいは必要なので「家計費」として堂々と使う場面はあります。
小遣い制の活用
そこで提案します。
小遣い制です。
夫は小遣い制にしていても、主婦は採用していないケースはあるでしょう。
そこであえて、主婦も小遣い制にしてしまうのです。
「やってるよ!」
という方ももちろん、いるでしょう。
その場合はどうぞ続行してください。
また、小遣い制をすでに実践している場合でも、小遣いの範囲を再度話し合い、確認するとよいでしょう。
「家計費」という甘えが消える
小遣い制は、特にどちらかが家計を管理している場合ほど、効果が大きくなります。
例えば、休日に夫と出かけたカフェやファミレスは、これまで家計費で計上していたとします。
するとあまり予算の意識がお互いになくなります。
これまで、主婦が予算を意識して値段が安いものを頼んでいるのに、夫は何も考えずに高額なメニューを頼んで予算オーバー
・・けれども楽しんでいるときにヤボなことは言いにくい。
・・こんな場面でもお互いが小遣いから出す意識なら、イライラしないで済みます。
電車代も休日のレジャーは小遣いからの支出制にします。
本もそれぞれの小遣いから買うようにします。
洋服も小遣いからの支出制です。
すると「家計費」だという、甘えがなくなるので、夫婦でお互いに家計を締められます。
夫婦だけではなく、ある程度の年齢になったら子供にも、予算を意識することを体験させましょう。
まとめ
さいごに
今回は
「つい散財」する支出を、確実に制限する方法・「家計費扱い」で正当化していたムダ遣いをなくす
という話をしました。
これまで何気なく家計費扱いしていた支出を、小遣いから出すようにする方法です。
参考になればうれしいです。