
はじめに
2025年7月20日(日)に参議院選挙 が行われました。
結果が出ましたが、みなさんが投票した状況はどうでしたでしょうか。
筆者は少し前に、期日前投票をして投票を済ませていました。
具体的に投票した内容は控えますが、今回、筆者が個人的に、投票先を決めるにあたり重視した判断内容を5つ、紹介します。
①選挙ポスターをじっくり見る
まずは選挙ポスターを、じっくり見ました。
ポスターは、それ自体が大切な情報源です。
限られた既定の範囲で、どれだけ的確に必要な情報を投票者に与えることができるのか。
ポスターを見ることで、候補者が大事にしていることがわかります。
ポスターの情報は多すぎても混乱するし、少なすぎてはせっかくの機会を無駄にします。
候補者がターゲットにする投票者を想定したうえで、相手が理解できるように紙面に織り込んでいるか。
シンプルすぎても意味がないし、詰め込みすぎては優先順位がわからず、当選後の仕事に影響します。
②選挙のマニフェストを読む
文章にはその人のすべてが現れます。
マニフェストを読めば、何を重視しているのか、人となりや性格もある程度、推測できます。
簡単なことを、わざわざ難しい言葉や言い回しで表現していたり、他人が発信した使い古された造語を繰り返すのは筆者的にはNGです。
一文が長すぎて、「。」(句点)「、」(読点)が少ない文章を書く人は警戒します。
一文が長すぎて、「。」(句点)「、」(読点)が少ない文章が悪いわけではなく、このような文章でも名文はあります。
個人のブログや小説も、それ自体は構いません。
ただ、選挙のマニフェストとしては、好ましくありません。
この場合は独りよがりの傾向があり、相手のことより自分の主張優先の傾向が現れていると判断します。
当初、投票を検討した方がいました。
けれどもマニフェストを読んだら、一行目でアウトだと感じました。
経歴は問題なく頭脳明晰の方のようでしたので、残念に思いました。
このように、わかりにくい個人の詳細も、推測可能なのがマニフェストをはじめとした文章で推測できることがあります。
③(自分が)優先したいことをまとめる
候補者の政策は、すべての価値観が合うわけではなく、「この考えは合うけれど、これはちょっと違う」ということが各政党や候補者の中に入り乱れています。
最終的には、自分が政策に優先したいことを決めて、それに合う政党や候補者に絞っていくしかありません。
ただし「優先したいこと」という表現に注目すると、それはしばしば
「その場しのぎ」
になってしまうという本末転倒なことも起きます。
緊急性が高い場合はやむをえませんが、票稼ぎによると思われるような政策は望みません。
この場合、「政策には賛同するが、優先順位は低い」と判断した場合、投票は見送ることになります。
④代表者や政党の経歴を知る
代表者や政党の経歴を調べます。
仮に政策の内容が、自分の考えに近くても、代表者がこれまでやってきたことや、言動によっては、投票先から除外します。
これは一見「過去に縛られるなんてナンセンス」みたいですが、大人になってからの言動はそう大きく変わりません。
だから過去にその人や政党がたどったことは重視します。
⑤「対外国」との向き合い方
政策で選択した場合、自分個人の細やかな都合に目が行きがちです。
それはもちろん望むことですが、同時に日本という国が対外国と渡り合えることも大事な要素です。
外国と日本が向き合うには、各個人の力が基本です。
個人の力が低迷していては、外国どころではありません。
国内視点では個人の力をパワーアップしつつ、同時に対外国に対する関係性もになっていけること、これが必要だと考えています。
投票マッチングを試してみた
「参議院選挙2025 VOTE MATCH β版」で、政党マッチングを試してみました。
【政党マッチング】参議院選挙、新手法のボートマッチ あなたに近い政党は? β版:日本経済新聞
自分の考えを効率よく整理できるので便利です。
ただし結果が自分の考えと一致するとは限りません。
筆者が試した結果、1位に表示された政党は
「投票はあり得ない」
政党でした。
ただし、2位以降の政党は、比較的マッチしているようでした。
2位~4位が同じくらいの点数で大差がありません。
最終的に2つの政党で迷いましたが、結果は4位に表示されていた政党に投票しました。
政策の主な方向性を簡単に確認できるので、便利だと思いました。
ただ、最終的には個別に、上記①~⑤のようなことを考慮して判断しました。
まとめ
- はじめに
- ①選挙ポスターをじっくり見る
- ②選挙のマニフェストを読む
- ③(自分が)優先したいことをまとめる
- ④代表者や政党の経歴を知る
- ⑤「対外国」との向き合い方
- 投票マッチングを試してみた
- まとめ
- さいごに
さいごに
先日行われた参議院選挙について、投票について判断したことを紹介しました。
政治は生活に直結します。
もちろん目先の政策だけにとどまらないことも大事です。
すべてがマッチする候補者や政党があるとは限りませんので、どこを妥協や譲歩しつつ、すすめていくかが必要です。
投票の選択は難しく判断のキャパを大量に使いますが、何とか選んで投票しました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。