はじめに
「書店に行くと、運動になる。」
・・こんなことを聞くと「まさか?」と思いますか?
実はこれ、以前から薄々感じていたのですが、先日、確信へと変わりました。書店と運動って、全然関連を見いだせない、むしろ真逆のイメージがあると思います。
書店に行くと運動になる理由
けれども実は、書店に行くだけで運動効果があると気づきました。特に大型書店ほどその傾向は高くなります。
初めに結論をいうと、それは次のような理由です。
- 書店に行くと、歩き回る
- 書店に行くと、立ちっぱなしになる
- 書店に行くと、時間を忘れる
- 書店の行き帰りの往復で運動効果がある
それでは以下から詳細をお話しします。
書店に行くと歩数が格段にアップする
先日、久しぶりに少し大きめの書店に行きました。一日を終えて驚いたのは、歩数です。私はアップルウォッチを使っているのですが、それで一日の運動量がだいたいわかります。
それによるとその日、歩いた歩数は、通常の2割強だったのです。つまりいつもよりも運動量が多いということです。それで思い出したのは、以前も大型書店に行った日、たいして歩いた覚えがないのに、歩数がやはり通常の2~3割多かった謎を思い出しました。
大型書店は知らず歩きます。だから歩数が通常よりも多かったというわけです。ただし歩数のわりに距離はたいしたことがありません。それは立ち止まり少し歩いては停まり、を繰り返すからでしょう。
具体的な歩数は、大型書店に行った日の歩数は、だいたい一万2千歩くらいなのです。それに対して通常は、だいたい8千歩~一万歩くらいです。この歩数は、だいたい朝8時くらいから18時くらいまでの生活を含めた歩数です。(だいたい、18時くらいにはアップルウォッチは外してしまいます。)
書店に行くと立ちっぱなし
基本的に書店に行くと立ちっぱなしになります。(ただし私の場合は現在健康上の理由で定期的に椅子に少しだけ座るようにしています。)
最近の生活では、意識しない限り座りっぱなしになります。けれども書店に行くと必然的に立つことが基本になります。
映画などの娯楽は座りっぱなしですが、意外にもインドアのイメージが大きい書店は、立つことが基本動作になります。
書店に行くと時間を忘れる
しかも運動をしなれていないと、どうしても苦痛や疲れや飽きることを感じる方もいるでしょう。例えばウォーキングが体に良いと言われていますが、歩くこと自体が暇だと苦痛に感じる方も多いようです。
ところが書店の場合は、多様な本があります。結果として飽きることがありません。時間を忘れて「もう、こんなに時間が経過したの?」ということは経験があるのではないでしょうか。
書店への往復行き帰りだけでもかなり歩く
今はコロナがあるので、遠い書店にはいきにくいと思います。けれども比較的近場の大きめの書店に電車でちょっとだけ、程度の外出でも行き帰りの駅構内や道でも結構な運動量があります。
特に駅構内は階段や段差があり、それだけでも運動負荷はかなりのものです。私は混雑していない場合に限りますが、階段を見つけると「あった」と嬉々として階段を使うようにしています。
さいごに
ダイエットや健康のために様々な方法が編み出されています。一方で大事なのは、運動にしても食事にしても、それを生活に溶け込ませることではないかと思っています。
書店に行くこともその一環です。近隣の行き慣れた書店であれば、何がどこにあるか代替把握しています。一方で普段は行かない書店に足を伸ばすと、新たな発見があります。
同時に好奇心が沸き起こり、気が付くとかなり歩いていたという結果になります。まだ寒いですから屋外を運動するのは厳しいですが、書店で気の赴くままに本をめぐるのは、本当に楽しいものです。