
はじめに
今回は「ゆるいストイック」のメリットについてお話します。
昨日は「過度なストイックの弊害」に関する話を書きました。
けれども、ある程度のストイックな行動は、自分が持つ力を引き出し、充実した楽しい日々につながることだと実感しています。
難しいのは、ストイックの程度と選択です。
そこで今回は、、「ゆるいストイックな習慣」を取り入れよう、という話をします。
ストイックな行動と習慣を持つメリットとデメリット
ストイックな行動や習慣は、メリットとデメリットがあります。
自分でちょうどよいところを探し、時に調整することが必要です。
メリット
実現したい目標があるとき、挫折しないで継続と達成に到達しやすくなります。
- 現状に甘んじることなく、成長することができます。
- ダラダラした生活と無縁になりメリハリがきいた生活になります。
- 仕事などは確実にこなせるようになり、周囲からの信頼を得られます。
- グチやネガティブなことを言わなくなり、自分も前向きになります。
- 考えても仕方のないことを繰り返さなくなり、ストレスを抱えなくなります。
- 常に四方八方にアンテナを張り適度な緊張感を持つので、自分の身体的機能や思考能力、判断力が高まることがあります。
デメリット
- 他者にもストイックさを求めてしまい、負担を感じさせることがあります。
- 完璧主義に陥りやすく、自分で自分を追い込むことがあります。
- 周りの考えを受け入れず一人で突っ走ってしまい、浮いてしまうことがあります。
- 休息をとらなくなり、疲労が蓄積することがあります。
- 本当に効果があるのかわかりません。
- そのストイックな行動が間違っていても、気が付かないことがあります。
ゆるいストイックなら、誰でもできる
行き過ぎたストイックな行動は一定の効果が期待できる反面、難易度が高くデメリットに挙げたようなおそれもあります。
過度なストイックは、継続が難しいので時に独りよがりに走り、間違いに気づけないこともあります。
たいていの人は、そもそも過度なストイックに走ることが少ないと思いますが、「ゆるいストイック」であれば、リスクが低くだれでも実現可能です。
ここでは身近な「ゆるいストイック」の例を挙げます。
「ゆるいストイック」の例
- 毎朝トイレ掃除をする
- 15分早く起きる
- 毎日ラジオを体操をする
- 毎日1ページ読書をする
- 毎日ブログ記事を書く
- 帰宅したらスマホをさわらない
- 5分だけ朝散歩をする
- 15分早く眠る
このような「ゆるいストイック」はどうでしょうか。
ひとつひとつは小さなことで、だれでも今日からできます。
また、ゆるいストイックを複数組み合わせるのもいいですね。
2週間続けられれば、習慣化します。
まずはできそうなこと1つから初めてみてはどうでしょうか。
ストイックな習慣は他人と比較しなくていい
もともと自分で始めた習慣でも、知らず他人と比較してしまうことがあります。
例えば直接の知人でなくても、ネットで知った見知らぬ人の行動を知り、自分の習慣がたいしたことがなく、小さなことだと思うこともあります。
でも他人と比較する意味はありません。
すごい人はすごいと目標にはしますが、実現不可能な目標もあります。
あくまで
「すごい人がいる。上を見たらきりがない。」
と割り切ることです。
そして必ずしも向上しなくてもいいのです。
適度なところで継続できたらいいし、できなくてもその時はそのときなのです。
継続できたらいいけれど、できなかったならばそこには何か原因があります。
それは無理があるのか、それとも自分の怠け心なのか。
怠けるというのはネガティブなイメージだけがあります。
けれども怠けることは生身の体には必要なことです。
その辺の折り合いはどうなのか、自分がわかるはずです。
まとめ
さいごに
今回は「ゆるいストイック」の話をしました。
参考になれば幸いです。