はじめに
「家計簿が続かない」
はあるあるです。
私も、家計簿は記録してはいましたが、かつては半年分まとめて記入することがしょっちゅうでした。
こんなに溜めてしまうと、家計の把握はしにくくなってしまうんですよね。
じゃぁ、
「家計簿はやっぱりつけないほうがいいのか」
というと、付けた方がいいです。
家計簿を記帳すると結果としてお金が増えます。
家計簿をつけてもお金が増えるわけじゃない?
人の考えはそれぞれですが、例えばこんな価値観があります。
「家計簿付けても、お金が増えるわけじゃない。」
この価値観は、正解でもあり不正解でもあります。
結論を言うと、家計簿を付けるとお金が増えます。
正確に言えば、無駄が減ります。
結果としてお金が増えます。
だから、家計簿そのものがお金を生み出すわけじゃないのですが、結果としてお金は増えます。
昨日の支出を即言えますか?
なぜかというと、それは意識に残る度合いの関係があります。
例えば、昨日何にいくらお金を使ったか、すぐに言えるでしょうか。
多分、即言える人は少数派でしょう。
続いて一昨日、3日前、1週間前・・1か月前・・を空で言える人はまれだと思います。
私の経験から言っても、思い出した支出よりも、実際に使っている支出のほうが圧倒的に多いです。
つまり無意識に使っているお金は記録しない限り、意識に残りません。
ノートにシンプルに書いていくだけ
項目は最小限に
じゃあ、その記録はどうすればいいんでしょうか。
簡単です。
自分が書きやすいノートとか手帳でも何でもいいので一冊用意してください。
そのノートに、以下の縦線を引きます。そして
- 日付
- 内容
- 収入
- 支出
- 合計
の書き込んでください。それだけです。
費目分けしない
ここで気になった人がいるかもしれません。はい、費目がありません。
例えば、食費、日用品費、水道光熱費などのような費目は分けなくてOKです。
家計簿最大の敵は完ぺき主義
何故かと言うと、今回紹介するのは家庭の家計簿記帳だからです。
ここで気づいた方がいるかもしれませんが、家計簿記帳の挫折の大敵は何だと思いますか?
それは「完璧主義」です。
家計簿記帳を挫折してしまう人の多くは、だいたいにおいて完璧を目指しています。
確かに家計簿はきっちり記入してあるに越した事はありません。
会社の帳簿等は完璧に書いてなければまずいです。
けれども、家庭の家計簿は完璧を目指さなくてもいいんです。
家計簿の最大目的は支出の意識付け
1番大切な事は、無駄遣いを予防することです。
無駄遣いを予防するために1番大事な事は、お金を使った意識をつけることです。
だから1番大事な事は、普段スーパーやコンビニ、100円ショップ、ユニクロやguや無印良品、そういうところでリアルに買い物したものやまた人によっては通販も含みますが、何気なく買い物したものをノートに書いていくことです。
レコーディングダイエットと原理は同じ
何年か前に、ダイエットをただ単にノートに記録しただけで劇的に痩せた著名人がいました。レコーディングダイエットです。(著者の方、現在は再び太ってしまったようですが…」)→いつまでもデブと思うなよ・電子版プラス
例のダイエットはなぜ成功したかと言うと、食べたものをノートに書くことで、これまで無意識に食べていたものを意識づけることに成功したからです。
ここで紹介する家計簿も原理は同じです。とにかく細かい事はあまりこだわらなくていい。例えば、家計簿の残高と財布の中身のお金が合うかどうかはそんなに気にしなくていいです。
合わせられればそれに越した事はありませんが、それは次の段階に保留にしておきましょう。
また家計簿をきれいに仕上げることや、費目は家に悩むことも二の次でいいです。
もちろん、きれいに書けるならそのほうがいいし、費目分けも悩みすぎずに統一できるなら分けずに越した事はありません。
けれどもそこで迷ってストップしてしまうことが、1番の家計簿の大敵です。
とにかく、家庭の家計簿記帳の1番大事な事は、何気なく使ったお金を意識に残すことなんです。
レシートは受け取ろう
そのためには、出先では必ずレシートを受け取ることです。
レシートを受け取らない場合は、紙に書いて財布に入れておければいいし、もしどうしても思いだせない場合は、例えば自販機のジュース代を1週間で1000円とか概算で書くのでもいいです。
一番まずいのは、自販機のジュース代を思い出せなくてそこで思考停止になり家計簿記帳も溜まってしまうことです。
1週間で大体1000円位かな、て書いておいてもいいです。電車代やバス代も、記録の術がなければ概算でも構いません。
ただしなるべく、概算でもいいので何かにメモしておくことができればそのほうがいいです。
このようにして、何にお金を使ったかはどんどん書いていきます。
手書き家計簿はアクセスの良さが最大のメリット
手書きの家計簿に記帳の最大のメリットはアクセスの良さです。
スマホアプリの方がアクセスが良いと言う人は、そのやり方を採用してももちろん構いません。
けれども、スマホアプリも挫折した場合、お勧めするのはアナログにノートに書いていく方法です。
なぜアナログな方法が良いかと言うと、とにかくアクセスするためのひと手間がいらないからです。
いくらスマホアプリが便利だと言っても、
スマホを立ち上げる→アプリをタップする
の手間があります。
帰宅直後、着替える前に記録しよう
そしてスマホを手に取ってた段階で、他の情報が目に入って気が散ります。
メールを見たくなるし、気になる通販の買い物を思い出し、通知が目に入るし、電話がかかってきたりもするし、とにかくスマホが気が散ります。
それよりも例えば家計簿のノートを決まった場所に開いてノートと一緒に辺と一緒に置いておくのが1番良いです。
そして帰宅したら財布の中からレシートを出します。
手を洗って、着替える前にささっとそのノートにレシートの内容を書いてしまうんです。
ノートを開いておく
それよりも例えば家計簿のノートを決まった場所に開いてノートと一緒にペンと一緒に置いておくのが1番良いです。
そして帰宅したら財布の中からレシートを出します。
手を洗って、着替える前にささっとそのノートにレシートの内容を書いてしまうんです。
帰宅したその日のうちにならば、レシートが出ない支出も記憶にあります。
自販機のジュース代や、バス代、電車代などもこの段階で記帳してきます。
特に保管の必要がないレシートであれば後はまとめて処分用の箱にでも入れておきます。
帰宅したその日のうちにならば、レシートが出ない支出も記憶にあります。
自販機のジュース代や、バス代、電車代なども今度段階で記帳してきます。
特に保管の必要がないレシートであれば後はまとめて処分用の箱にでも入れときます。
(記帳済みのレシートは、すぐにゴミ箱に入れないで1月ぐらいはまとめておくと安全です。)
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まとめ
- 家計簿記帳の方法は現在はいろいろあります。スマホアプリを利用したり書店で家計簿が売られていたりもします。けれどもなかなか続かなくて病んでいる人もいるのではないでしょうか。
- 家計簿が続かない理由は「完璧主義」にあります。家計簿が完璧を目指さずアナログにノートにする必要最小限の内容を記録していくことが続く秘訣です。
- 家計簿の最大の目的は、無駄をなくすことです。同時に、意識になかった支出を意識に残してていくことです。
- そのためには、残高合わせやきれいに書くことや費目分けに悩みすぎないことです。
- とにかくアナログなノートで良いから、日々資質を淡々と書いくことです。
- 「家計簿をつけてもお金が増えるわけではない」と言われることもありますが、これに関しては答えはNOといえます。
- これまで意識になかったお金の支出を意識に残るようになれば、無駄が減り結果としてお金が増えます。