簡単に暮らせ

ちゃくまのブログ。女性ミニマリスト。合理的な家事、少ない服で暮らす、家計管理、お金、捨て作業のコツ。好きな事をして生きる暮らしの追及

ChatGPTが「それほどすごくない」と感じ「意外と人間臭い」と思った出来事



こんにちは ちゃくまです。このブログは暮らしに関することをつづっています。

・ミニマリスト的な暮らし方 ・家事を簡単にする工夫 ・お金に関する管理方法(筆者はFPです) ・世間に惑わされない生き方 ・・など。お役に立てたらうれしいです。

はじめに

「すごい」

と絶賛中のChatGPTですが、正直な感想を言います。

「本当に、そんなにすごいですか?」

 

ChatGPTは「これから」なんだと思う

いや、確かに技術はすごいと思うし、これからは段階を経て今感じている欠点もあっという間に解消されていくんだと思います。

一定の使い方の場合は確かに正確で早くて、すごいのだと思います。

しかるべき使い方をすれば、恐ろしいほどに使えるんだと思います。

これから伸びていくのだと思います。

ブログ執筆のアシスタント的使い方・・はできていない

最近話題のChatGPTですが、例えばブログ記事を書く際のアシスタントのような使い方ができないかと、いろいろな方法で時々試しています。

ところがですね。結論を言うと、ほとんど全然使えていません。もちろん使い方によっては画期的な面があるかもしれませんし。全てが使えないと感じたわけではありません。使い方が悪いのでしょう。そう、私が悪い。

例えば得意分野、つまり「使える」と感じた内容としては、外国にある膨大なネット情報から、私が指示した一定の情報をまとめる作業などです。

ChatGPTはミスの証拠(正解)を提示するまで、頑としてミスを認めなかった

一例をあげます。日本国内の、ネット上にたくさん情報が出ている正解がはっきりしていることをまとめたいと思いました。正確な答えがあるものはChatGPTが得意ではないかと考えたのです。

ところが期待は見事にはずれました。明らかに間違っているので、指摘するとChatGPTは

「間違っていません」

の一点張りなんです。さらには

誤解を与えてしまい申し訳ございませんでした。」

という返答をしてきたんです。

これって国内のリアルな人間社会で、間違っていないけれど相手が「違う違う」とうるさいから「とりあえず誤った風を装うけれど、実際はミスを認めていないときに使う言い方」です。リアルな謝罪にもありそうな言い方です。つまりはここでもまだ、ChatGPTはミスを頑として認めません。

ChatGPTは、正解を提示したらやっとミスを認めた

もちろん、相手はAIだから放置しても良いのですが、こういう場合、放置するとミスを正解として学習してしまうかもと思い、テスト半分の様子見もかねて正しい情報を提示して再度ミスを指摘しました。するとようやくChatGPTは間違いを認めました。

同時にいつの間にか、さっきの返答が書き換わっていました。

誤解を与えてしまい申し訳ございませんでした。」

 ↓

正しい返答ができず申し訳ございませんでした。」

 

ChatGPTはある意味、人間っぽい

ChatGPTは、さすがにミスを認めました。こんなやりとりはある意味人間っぽいとも感じました。

しいて言えば今回は日本国内の情報を質問したので、ChatGPTの範囲外だったのでしょう。けれども、そうであるなら「わからない」と答えてほしかったです。

明らかに違う返答をして「間違っていない」と言い張り、やむなく正しい情報を提示したら観念したようにやっと間違いを認めたのです。しかも前回の回答がさっと書き換わっているんです。

ChatGPTは、内容の真偽確認が欠かせない

AIでも苦手なことわからないことがあるのは仕方ありません。けれども今回は私が正解を知っている状態でしたから、間違っていることに気づきました。けれどもChatGPTが提示することを一つ一つ裏付けをとらないといけないと改めて感じました。

通常の検索で探した場合は引用元がはっきりしています。だから真偽も確認しやすいです。国のウェブサイトなどであれば正解率100%です。それ以外のサイトの場合でも、どういうサイトであるかがわかるので信ぴょう性はある程度想定できます。

けれどもChatGPTの場合はどこから情報を持ってきたかわかりません。つまり真偽を確認するための手間がかかります。この点が最大の欠点であると思います。

さいごに

現時点では、真偽があるような利用にはむいていないということです。ですからChatGPTの苦手分野を排除した範囲での利用の仕方をすることが前提となりますね。

一方で、内容によっては活用できるのだと思います。

今後ChatGPTをはじめとしたAIがどういう形で浸透してくるかわかりませんが、現時点で感じた雑感をお話ししました。