簡単に暮らせ

ちゃくまのブログ。女性ミニマリスト。FP。合理的な家事、家計管理、少ない服で暮らす、お金、節約、捨て作業のコツ。好きな事をして生きる。

生命保険&医療保険は貯蓄が貯まれば不要・貯金をする確実な方法



当ブログ「簡単に暮らせ」の訪問者になっていただき、ありがとうございます。

こんにちは ちゃくまです。このブログは暮らしに関することをつづっています。

・ミニマリスト的な暮らし方 ・家事を簡単にする工夫 ・お金に関する管理方法(筆者はファイナンシャルプランナーです) ・世間に惑わされない生き方 ・・など。お役に立てたらうれしいです。

はじめに

生命保険や医療保険は、家族持ちなら必須だと考えてはいないでしょうか。

確かに貯蓄がない人については、一定の保険は必要な場合があります。

けれどもある程度の貯蓄が貯まれば、原則これらの保険は不要なのです。

お金がないと余計に保険料がかかるという悪循環

子供がいないカップルは、原則生命保険は不要

十分な貯蓄がない場合は、万一の時に資金が不足するおそれがあります。

結婚したばかりの若いカップルなどは、十分な蓄えがないことがあります。

そのため

  • 生命保険
  • 医療保険

などに加入するというのは、ある程度必要な場合があります。

ただ、結婚していても子供がいない場合、生命保険は原則不要です。

まだ現役で働ける年齢であれば、妻、夫がそれぞれ働いて収入を得られるからです。

現役世代であれば、単身の自分ひとりの生活をまかなうくらいは自力でできます。

団信加入しているなら原則、生命保険不要

子供がいる場合でも、住宅ローンを組んで団信加入している場合も原則不要です。

理由は団信で、以後の住宅ローン支払いが不要になるからです。

必要なお金の大部分を占める住居費が不要になるので、生命保険はほとんど不要です。

一定の貯蓄があれば保険は不要

保険とは、必要な時に必要なお金がねん出できないことをカバーするために加入するものです。

不測の事態そのものをカバーするものではありません。

そのため、一定のお金があれば保険加入は不要です。

また、自分にお金がなくても国などから補助金等が出るケースがあります。

これを活用すれば実際に必要な不足はそれほど多くはありません。

貯蓄がないと、保険が必要になることがある

ところが貯蓄がないと、保険が必要になることがあります。

貯蓄がない、つまりお金がないとさらに保険という余分な費用が発生します。

まさに悪循環です。

ところが一定の貯蓄があると、保険加入は原則不要です。

貯蓄があると心にも余裕ができるだけではありません。

保険料という余計な費用がかからなくなります

掛け捨て医療保険を冷静に計算しよう

かつて筆者は、保険を見直さず入りっぱなしにしました。

結果、いざ医療保険をもらう段階になったとき、はじめて

「割に合わない」

ことに気づきました。

当時加入していた掛け捨ての医療保険は夫婦、それぞれ月額1200円くらいだったでしょうか。

それをいざ、48歳の時に受け取ったのですが、実際の入院は120日でしたが、保険は60日までの保障でした。

さらに保険料は入院一日当たり5千円だったので、満額受け取っても60万円です。

ほかに細かい保険料支給もありますが、そうしたケースはまれです。

つまり入院日額5千円のよく見る掛け捨て医療保険とは、

60万円をねん出できない人が入るものなのです。

筆者はたまたま満額受け取りましたが(60万円)、結局入院費用全部はカバーできなかったし、保険料と保険金はプラマイゼロな感じでした。

(だからと言って、「もっと高額な保険」に入るというのは違います)

たいていの人は,保険金を受け取らずに終了します。

これなら貯蓄するか、新NISAで投資にまわしたほうがいい。

ただ、結婚したばかりとかで60万円の捻出も不安な場合に限り、1~3年程度加入する程度で良いのです。

まずは一定の貯金を貯めよう

まずは一定の貯金を貯めることです。

まずは3か月分生活していける分を貯めましょう。

それができたら、次は半年分、

次は1年分、

そして3年分・・

というようにステップを踏みます。

「お金を貯めるより使うが先」という考えについて

最近多く見かけるのは、

「若い年代ほどお金を使え」

ということです。

確かに若いときには若い時にしかできない経験があります。

お金を貯め込むより

「経験を優先したほうがいい」

ということですね。

もちろん、一理あります。

ここでいうところの

「お金を使う」

とは、経験であればケースバイケースです。

例えば早い段階から、生活レベルを上げてしまうようなことは控えることができます。

生活レベルは一定ラインにとどめることで、浮いたお金を貯めることができます。

同時に必要な経験には必要に応じて使っていけばいいでしょう。

一方で見栄による消費はよく考えたほうがいいですね。

一定のお金が貯まると、見栄消費の興味が消える

不思議なものでお金があまりないときは、やたらと高級品などに注目します。

ところが一定の貯蓄ができると、そのようなものには全く興味がなくなるのです。

それはおそらく

「買おうと思えばいつでも買える」

からです。

もちろん予約必須の手に入れにくい高級品のたぐいはあります。

けれどもそれは、企業が希少価値を企業戦略として打ち出しているだけです。

貯蓄が十分でない頃はなぜか他人から見て目で見て、高級品とわかるものに興味が向きます。

筆者は若い時にバブル時代だったので、特にその傾向が大きくありました。

確かに高級品は相応の品質で長持ちします。

リセールバリューが高く、いらなくなっても元が取れやすいです。

ただ、それはたまたまであり、リセールバリューを期待して手に入れるものではないと考えます。

つまり、一定のお金が貯まると

「高級品を手に入れたい」

という欲求も消えるので、無駄が減りますます貯まりやすくなるということです。

どうやってお金を貯めればいいのか

どうやってお金をためればいいかというと方法は簡単です。

それは自分の意志に関係なく

  • 自動化
  • 強制

で貯めることです。

具体的には銀行で毎月口座引き落としで定期積金設定することです。

給与振込口座の銀行に行き、手続きと申し込みをしましょう。

引き落とし日は給料日の翌日付あたりで良いでしょう。

「余ったら貯める」

ではなく

給料が入ったら真っ先に貯金で先取りしてしまうのです。

しかも口座自動振替なので、いやおうなしに貯金ができます。

まとめ

さいごに

今回は

「生命保険&医療保険は貯蓄が貯まれば不要・貯金をする確実な方法」

という話をしました。

参考になればうれしいです。