はじめに
今回は
「高くても買うべき『人生をゆたかにするもの7品』を紹介・低価格にとらわれない」
・・という話をします。
高くても買うべきもの7品
高くても買うべき最低条件
高くても買ったほうがいい条件とは、それを取り入れることで
- 人生が豊かになること
- 生活が向上すること
- ラクになること
です。
とはいえ、その人の予算もありますから、ローンを組んでまで買うようなことはやめましょう。
あくまで、手持ち資金のうち、ほかの生活に支障をきたさない予算から買うようにしてください。
「高い」の意味
前半では、「高くても買うべきもの」を紹介します。
ただし「高い」の基準は人それぞれです。
また、単純に金額そのものを指すことがあれば、相場的な金額を指すこともあります。
ペットボトル飲料の値段は2024年11月現在、自販機で買えば500mlで150円くらいですが、150円という金額自体は決して多くないお金です。
けれども昨今の値上げをみると、
「高い」
という判断をするのが普通です。
とはいえ、ブランド物のバッグと比較すれば、圧倒的に出るお金自体は小さいので、この場合は一転して
「安い」
という表現が成り立ちます。
けれども普段からブランド物のバッグを買う習慣がある人からすれば、10万円のバッグでも
「安い」
と感じるでしょうし、一方ではペットボトル飲料自体、買う習慣がない人は150円でも
「高い」
と考えるわけです。
つまり、ここでいうところの「高い」とは、状況で変化します。
「高くても買うべきもの」の「高い」の意味は、従来は必要性を感じなかったので「高い」と感じていたもの・・ということになります。
それでは次の項目から実際に紹介します。
高くても買うべきもの
1・除湿器
除湿器をそもそも持っていない人も多いでしょう。
けれども日本は湿度が高い国です。
また、最近の家は気密性が高いので、一度こもった湿気がなかなか出ていきにくい構造です。
防犯上の問題もありますから、窓を開け放つ頻度は減らさざるを得ません。
特に家族で住んでいると、洗濯物を迅速に乾かせることが家事効率化につながります。
この場合はシンプルに洗濯機と乾燥機が一体になった全自動洗濯機の導入を考えることになりますが、手入れの煩雑さや、設置場所の問題があり、洗濯のタイミングなどを総合的に考えて、導入を見送る場合があります。
この場合に活用したいのは除湿器です。
除湿器は数千円では買えないので、安くはないのですが、(高い)全く手が出ない金額とも言えません。
iPhoneなどと比較すれば、手ごろな部類でしょう。
それでもいざ、買うとなると躊躇してしまうのは、これまで使わずとも何とかなっていたからです。
ただ、それはまめに洗濯物を移動するなどをした手間による努力の結果です。
もう、そのような家事の負担は少しでも減らしてしまいましょう。
筆者はこれまで除湿器を一台で何とか洗濯物を乾かしていました。けれどもその手間に限界を感じました。
ようやく2台目の除湿器を購入したところです。
スマホの購入は意外とあっさり決断できるのに、なぜか除湿機のように主婦が家事効率をよくできるはずの買い物は、金額が低くても躊躇しがちです。
それはおそらく
「私(主婦)がガマンすればいい。」
と思うからです。
本当にそうした考えは正解なのでしょうか。手放せる家事はどんどんそうしたほうが幸せになれます。
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2・自動調理家電(ホットクック)
炊事は負担の多い家事です。そのうち火の番は想像以上に労力と神経を使っています。
時に吹きこぼれがおきて、
「あ~っ」
と叫びながらあわてて鍋に近づく羽目になります。
特に秋冬は煮物が増えるので、キッチンから離れられないことが増えます。
けれども時代はすでに、そのようにあなたを台所に留め置かなくても良いように変化しています。
自動調理家電の存在があるからです。
例えば筆者宅で使用している「ホットクック」は、朝、タイマーをセットして夕方にホカホカの煮物が完成しているという有様です。
火の番をしたり、煮込み加減を確認するために台所につきっきりになる必要がありません。
実は、この家電の存在を知っても約2年ほど迷っていました。
理由は設置場所がないと思ったことと、本当に使いこなせるのかという疑惑があったからです。
答えはNOで、文明の恩恵を感じました。
洗濯を川でやる人がいない時代ですから、調理もイチから十まですべて自分でやる必要がないのは当然といえます。
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3・質の良いマットレスを使ったベッド
寝具をお勧めに書くと、よくある通販番組のようで、自分でも違和感を覚えました。
同じようにこの項目を目にしたあなたも、イヤ~な感じがしたのではないでしょうか。
そのように感じられてしまうことを承知で、あえて書きます。
- 睡眠は大事です!(通販番組のセールストークみたいですが本当です。)
- 人生の3分の一は眠っています!(通販番組のセールストークみたいですが本当です。)
筆者が現在使用しているベッドは、30代前半のころに買ったものです。
その時応対したメーカーさんの説明によると
「このベッド(特にマットレス)は、旦那様が定年退職なさるくらいの年齢くらいまで、余裕で使えますよ。もっと使えるかもしれません。」
と説明を受けました。
当時は夫の定年退職なんて想像がつかない話でした。
それでもまあ、「長く使えるなら」と思い、思い切って購入しました。
結果、現在夫が定年退職するくらいの年齢ですが、このベッドを買い替える必要性は全く感じないでいます。
しいて言えば、フレームの見えない部分が剥げてきているので、マットレスより寿命が来つつある感じはあります。(でも問題なく使えます)
また、このマットレスの質が良いのか、ホテルでよいマットレスを使っているベッドでないと逆に落ち着かないということがあります。
マットレスによる不調は一度も感じたことがありません。
購入価格はそれなりでしたが、一度も買い替えせずに済んでいますから、かえって安上がりだといえます。
何より人生の3分の一を占めるベッドが快適なので、高くてもそれ以上の効果があるといえます。
4・質の良い掛け布団(羽毛布団)
もしかすると、質の良い掛布団を欲するのは、年齢を重ねた証拠かもしれません。
40代くらいまでは、マットレスはともかく掛布団なんて
「なんでもいい」
という感覚でした。それが50代を過ぎたあたりから一転します。
なんとなく落ち着かなくて、掛け布団を羽毛布団に変えたらしっくりきたのです。
羽毛布団は軽くて吸湿性に富んでいます。
そのため、軽いのに夏は涼しく冬は暖かく、体に負担が少ないのです。
ただ、旅行でホテルに泊まると、布団に違和感があって寝付けなくなります。
お店のセールストークみたいですが、実際に人生の3分の一を占める就寝中に使う布団の品質は大事です。
洋服にお金をかけるよりも、布団にお金をかけたほうがいいくらいです。
とはいえ、筆者が使っている掛布団(羽毛布団)は、ふるさと納税返礼品でいただいたものです。だから実質タダで手に入れました。
高いとはいえ、一度買えば数年使えるものです。しかも毎日長時間にわたり使うので、洋服に散在するよりはるかにコスパがいい買い物といえます。
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5・質の良いスニーカー、シューズ
靴はおしゃれの要素が大きい反面、健康に直結します。
筆者は10年くらい、ほとんどパンプス類を履いたことがありません。
ほとんどウォーキングシューズを履いています。
パンプスではどんなに歩きやすいものでも、一度に歩ける距離には限界があります。
また、舗装された道路しか歩けないし、いざというときに走ることができません。
「いざというときに走れない靴」
とは、足かせを装着しているのと同じことです。
さらには品質の良いシューズを履くことが、足の健康を保ち、よく歩いて健康を持続させることができます。
6・アップルウォッチ(財布もスマホも出し入れしなくていい)
ガジェット好きな人でも、アップルウォッチは、「不要」と主張する人が多いですが、あえて筆者はおすすめします。
特に女性にはおすすめしたいです。
理由は極小財布を通り越して、財布をカバンから出さずに支払いができるからです。
当然、駅の改札やバスでモバイルスイカを使えます。
「iPhoneがあれば事足りる」
と思うかもしれませんが、iPhoneを使ったモバイルスイカは、落下、紛失するおそれがありますが、アップルウォッチはまず、そういう心配がありません。
最近の上位機種iPhoneはサイズが大きいため、女性はショルダーを装着して年中首にぶら下げる人が多いです。
首からスマホを下げれば紛失しにくいですが、問題はトイレです。
多分、ふつうはいったん首から外すと思うのですが、その時に置き忘れる危険があります。
また、首の負担もありますね。
ところがこれ、アップルウォッチを使えばほぼ解決します。
腕に装着したアップルウォッチのモバイルスイカ経由で支払いや改札を通ればいいので、首からスマホを下げなくてもいいのです。
アップルウォッチは高いと思うかもしれませんが、機種次第です。
筆者は最近、iPhoneとアップルウォッチを新しく買いかえました。いずれもアップルから買える一番安い機種です。
アップルウォッチはiPhoneの半値くらいでした。
安くはないですが、iPhone上位機種を買うくらいなら、最下位機種のiPhoneとアップルウォッチを買えます。
7・トラックボール型マウスで腱鞘炎と無縁になる
筆者はトラックボールマウスを使い始めて8年目くらいになります。
以前はPCを使うので腕が腱鞘炎気味になっていました。ところがトラックボール型マウスを使うようにしたところ、これが軽減しました。
通常のマウスと比べて割高ですが、これは必需品です。
導入をした効果は相当大きいです。
まとめ
※各項目はリンクです。戻って各記事を読めます。
さいごに
今回は、
「高くても買うべき『人生をゆたかにするもの7品』を紹介・低価格にとらわれない」
・・という話をしました。
コスパ重視の筆者ですが、物を買うときは単に値段の上下では決めていません。
それは、そのものを取り入れることで、
「人生を豊かにするかどうか」
が第一の基準になります。
その条件をクリアして、いざ買おうとしたときに価格でとまどうことがあります。
けれども使用頻度や、生活を向上することが確定している場合には、思い切って取り入れることが必要です。
参考になればさいわいです。