
はじめに
対策は
「何を買えばいいか」
・・ではないんです。
たくさんの人が、インフレによる値上げ対策や、ナフサ不足に思われる(真実は不明)物資の不安定を前にして、
「何を買えばいいか」
に注目しています。でも、注目すべきは、そこじゃありません。」
※タイトルの○○は「投資」です。
備蓄がたくさんあれば解決するのか
「何を買えばいいか」
に注目している人は、目先のことにだけ注目しています。確かに備蓄はある程度は必要です。
でも、備蓄はそもそも、空気のように生きていく前提として当たり前に必要なこと。今さらあわてて買い集めるたぐいのことではないんです。
日本は災害が多いし、経済は不安定。結果として生活に必要なものは、常に変動します。だから物の値段が上がったり、災害で手に入りにくい状況は常に想定しておくもの。
備蓄のことばかり考えて生きるって、大変じゃありませんか。ふだん、必要なものを買うように備蓄の品も常に考えて少しずつ手に入れておいたほうがいい。
一方で、何でもかんでも、手当たり次第に買い込んで備蓄するというのもまた、ちがいますよね。
まわりが気にしていないものに注目する
コツはただひとつ。それはまわりが、全く気にしていないものやコトに注目することです。
まわりが全く注目していないものは、簡単に手に入るし、安く買えます。
一方で、一番悪いのは周りがあわてると同時に、買いに走ること。周りが注目する状況とは第一にスタートはテレビです。
テレビで放送されるとみんなが急に注目します。だからテレビが注目し始めたら、そこには何らかの意図があると考えて、その時に誰も気にしていない物やコトに注目しましょう。
物の備蓄に注目する今、誰も気にしないもの
現在は物の備蓄に多くの人が気を取られています。こういう時、大半の人が気にしないものがあります。
それはお金の備蓄です。お金の備蓄とは基本は銀行預金ですが、今の時代はそんな小手先では生き残れない時に来ています。
実際に国は数年前から旧NISAを提供しました。2024年には新NISAを提供しました。これまで投資は一部の富裕層の秘密のような特権でした。
けれども国も、さすがにまずいと思ったのでしょう。お金を増やす方法を情報公開したのです。
さらにはNISAは限度額内なら非課税とまでしました。つまり、
「将来的に(すでに現代も)インフレなどでお金が大変になるから、これで何とかしてね。」
ということです。
開始当時は話題になった新NISAは、利用なしが多数
新NISAは発足当時は話題になりました。けれども今一つ制度を理解しなかったり、すぐに売却する人があとをたちません。
そもそも新NISAは開設してもゼロ円投資の人が3割もいて、月1万円未満の積み立ての人を入れれば開設者の6割が月1万円未満のつみたてです。
貯蓄すらできていない人が多数
その根底にあるのは、そもそも貯蓄すらできていないという状況です。なぜ貯蓄できないかというと、理由はいろいろあるでしょうが、収入の上下と貯蓄ができるかできないかは結論を言うと無関係なのです。
もちろん収入は多いほうが貯蓄も投資もしやすい環境はあります。けれども収入を使い切ってしまえば手元に残るかどうかはわかりません。
反対に収入が少なくても堅実に暮らせば貯金はできます。
投資はお金が増える可能性があるが、過剰な備蓄は別
投資というお金の備蓄と、物を買いだめる備蓄の最大の違いを挙げます。
投資によるお金の備蓄は、将来の利益が増えていく可能性があります。実際に新NISAを継続している人はプラスになっているはずです。もちろん下落のリスクもありますが、投資は投資の期間が長いほどに複利効果が働きます。結果として下落にも耐える状況になりやすいのです。
一方で物を買いだめる種類の備蓄は、それ自体が利益を生みません。それどころか物資は劣化したり腐れることがあります。結果としてプラスどころか手持ちのキャッシュを減らし、マイナスになることがあります。
そして備蓄に命をかければかけるほど、本来は好ましくない状況を無意識に望んでしまう心理が発生します。
たとえば「こんなに備蓄品を買ったのだから、大変な災害やとてつもないインフレが起きて物が手に入らない状況」です。
それって本末転倒ではないですか?でも備蓄を過剰に進めるほどに、自分の考えが正しいことを求めてしまうでしょう。
物の備蓄は実感できるが、お金の備蓄は実感しにくい
多くの人がお金の備蓄に注目しない理由は、おそらく実感しにくさと、手っ取り早くないことにあるでしょう。
物の備蓄は目に見えて実感できて安心できるのに対して、お金の備蓄は数字の動きなので実感がともないにくいわけです。
また実際に利益を生んで増えていくには、ある程度の期間や、下落時も売却しない意思が必要です。
そうした観念的な数字の動きに対しては、後回しにしてしまう心理があるのでしょう。
まとめ
- はじめに
- 備蓄がたくさんあれば解決するのか
- まわりが気にしていないものに注目する
- 物の備蓄に注目する今、誰も気にしないもの
- 開始当時は話題になった新NISAは、利用なしが多数
- 貯蓄すらできていない人が多数
- 投資はお金が増える可能性があるが、過剰な備蓄は別
- 物の備蓄は実感できるが、お金の備蓄は実感しにくい
- まとめ
- さいごに
さいごに
今回は、「物の備蓄に注目する今、誰も気にしないもの」としてお金の備蓄、つまり新NISA活用の投資の必要性についてお話ししました。
現代日本ではもう銀行預金だけで将来のインフレに対応できません。コツコツと投資によるつみたてなどでお金の備蓄を始めないと、将来インフレの上昇に追いつけません。
物の備蓄もある程度必要ですが、過剰な備蓄はキャッシュをたくさん使いますし、腐らせるなどでマイナスになります。また、備蓄品自体が利益を生むことはなく、時間の経過とともに劣化して価値が軽減します。
投資によるお金の備蓄は、将来の利益を生む可能性がありインフレリスクの備えになります。ただし投資はリスクがあるので、判断は自分で行う必要があります。