簡単に暮らせ

ちゃくまのブログ。女性ミニマリスト。FP。合理的な家事、家計管理、少ない服で暮らす、お金、節約、捨て作業のコツ。好きな事をして生きる。

50代、60代が高配当株投資をするのはアリなのか?高配当株投資信託を買ってみた



当ブログ「簡単に暮らせ」の訪問者になっていただき、ありがとうございます。

こんにちは ちゃくまです。このブログは暮らしに関することをつづっています。

・ミニマリスト的な暮らし方 ・家事を簡単にする工夫 ・お金に関する管理方法(筆者はファイナンシャルプランナーです) ・世間に惑わされない生き方 ・・など。お役に立てたらうれしいです。

はじめに

今回は、50代、60代向けに高配当株の必要性の有無についてお話します。

実は少し前に高配当株の投資信託を買ってみたんです。教科書的理屈では、「オルカンあたりでいい」ということはわかるんですが、別の視点があり買って運用しています。

高配当株投資とは

高配当株投資とは、配当金を受け取り定期的な収入を目的にする投資方法です。インカムゲインとも言います。

株の値動きよりも、株を保有することで得られる定期的な収入を確保することが目的なので、株価に大きく影響されないメリットがあります。

一般的に配当利回りは3~5%を目指すことが多いです。

ただし、企業の業績により減配したり、元本から配当金を支払うタコ足配当のリスクもあります。

構成銘柄は成熟企業が多いので、極端な利益を得られることはありません。ですが、比較的安定的に収入を得られる傾向にあります。

複数の個別株が基本だけど、投資信託もある

高配当株投資は個別株が基本。ただし、リスク分散のために複数の銘柄を組み合わせることが必要。

分散のためには、異なる業種で、銘柄数は、最低10~20、理想は30~50、上級者なら50~70が理想です。

でも、実際にこれだけの銘柄を買うのは、メンテナンスも含め手間が大変です。第一資金が必要ですよね。

もちろん、はじめは3~5銘柄から始めるわけですが、実際に買うとなるとかなり大変です。

もっとも最近は、単元未満株やワン株など低価格で買える株があります。だけど、それにしても株価はそれぞれ違うので、予算に対してどの株をどのくらい買うかの見極めが大変です。

高配当株の投資信託は手間いらずで買いやすい

そこで「投資信託を買う」手があります。投資信託は予算に合わせて買えますし、複数銘柄が初めから分散されています。

ただし、自分が思う銘柄の構成になっていない場合がありますが、投資ド初心者の自分が選ぶファンドよりも、初めから分散された銘柄の投資信託を買うほうが無難という考え方も。

一方でピンポイントで銘柄を管理できないデメリットはあります。ですが、そもそも投資初心者や、資金がそんなにない場合は詰め合わせパックのほうが向いていることもあります。

高配当株は基本的に長期保有が原則ですが、必要な時は一部を売却すれば資金を得られます。ただしその時点の株価に左右されます。

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高配当株投資信託を買ってみた

筆者は少し前に、高配当株の投資信託を買ってみました。

Tracers 日経平均高配当株50インデックス(奇数月分配型)を購入

購入したのは「Tracers 日経平均高配当株50インデックス(奇数月分配型)」です。2か月に一回分配金が出るタイプです。

年金支給月が偶数月ですから、年金が出ない奇数月に分配金を手にすることで、資金にゆとりが出るということを目的にしているのでしょう。

この「Tracers 日経平均高配当株50インデックス(奇数月分配型)」ですが中身を見てみましょう。構成銘柄は以下の通りです。

「Tracers 日経平均高配当株50インデックス(奇数月分配型)」の構成銘柄

このように、業種と銘柄が分散投資されています。

  • 日経225銘柄から選ばれた50社で構成されています。
  •  配当利回りの高さを基準に選定されていて、指数の動きに連動しています。
  • 奇数月(1、3、5、7、9、11月)に分配金が支払われます。
  • 日本の銘柄なので、為替の影響を受けません。

御覧の通りほかの株が大きく下落したときも大きく株価が動いておらず安定しています。

https://finance.yahoo.co.jp/quote/02313241

運用の実感

分配金が出るタイプの銘柄は、業績が低下すると元本から払い戻されるタコ足配当が気になりますが、この銘柄は今のところそれはありません。2024年1月31日に開始したばかりの投資信託ですが、思ったよりも良かった印象です。

信託報酬は合格ライン(まあまあ安い)

欠点としては、信託報酬がオルカンやS&P500より高いことです。ですが一般にインデックスファンドは0.1%〜0.2%以下が理想とされるので、オルカンやS&P500より高いけれど十分合格ラインの割合です。自分で高配当株を複数買ってメンテナンスする手間を考慮すると妥当だと考えています。

新NISAの成長投資枠で購入可能

「Tracers 日経平均高配当株50インデックス(奇数月分配型)」は新NISAでは成長投資枠で購入可能です。つみたて投資枠では買えません。

成長投資枠で買えば、将来的に分配金から通常差し引かれる20%の税金が非課税です。オルカンなどは、売却しない限り新NISAの非課税の恩恵を実感できません。でもこのファンドの場合は、運用直後から非課税の恩恵を実感できます。

このファンドの場合、分配金は実際に受け取ることもできるし、再投資もできます。

分配金が出るタイプの欠点が新NISAでカバーされる

ただし、いったん分配金が支払われてから再投資するスタイルのため、2か月に一回ごとに通常は分配金に対してその都度、20%の税金が引かれます。

これが分配金が出るタイプの欠点です。(ただし元本払戻金(タコ足配当)の場合は、課税口座で運用しても税金は引かれません。これ、FPの試験でしつこく試験に出るところです。笑)

ところが新NISAの成長投資枠で運用すれば、税金が引かれないわけです。このタイプのファンドの欠点がカバーされます。

高配当株はする必要なし?

ただし理屈から言えば高配当株投資は必要ないとも言えます。新NISAで非課税で運用できるとしても、それほど大きな利益を求めるスタイルではないので、そこに非課税枠を使うのはもったいないということがまずは1つ。

高配当株投資で運用して分配金を得るよりも、オルカンなどで運用して、必要に応じてちょこちょこ売却すれば、結局同じというかむしろ運用益が増える可能性が高くなる可能性が1つ。

売却は想像以上に精神的負担が大きい

筆者も、上記2点を考慮していましたが、運用中のファンドを売却するって精神的負担が大きいんです。

もちろん、証券会社によっては定期売却設定もできます。でもいざとなると運用しながらの取り崩しって、心がズキンズキン痛むんですよね。

そこで高配当株で分配金ならば、コップからあふれて流れた水をなめるようなもの。あふれた水はわずかですが、これなら心置きなく使っていいと思えるわけです。

「コップからあふれた水をなめるようなもの」

は、普通の人はコップの水が半分とか3分の2くらいに貯まった段階で飲んでしまう。でも、当然お金が貯まる人はその段階ではまだまだ飲まない。ではコップが満タンになったら水を飲むのでしょうか、答えはNO。まだまだ甘い。ではいつ飲めるのかというと、コップから水があふれ出てから。

コップからあふれた水だけをなめるように飲む

分配金を使うことは、コップからあふれた水をなめるようなことに近いと言えます。この段階になると、基本的にコップの水は減ることがなくなっていきます。あとはコップからあふれた水だけをなめるように少しずつ飲むだけ。コップの水は延々と流れ出る水を生み出すマシーンと化していくイメージなわけです。

実際はそう順調なことばかりではなく、常にコップが倒れて水が流れてしまうリスクはありますが、確率はそう高くないとも取れます。

コップからあふれた水の比喩は、映画「マルサの女」のラストシーンで登場人物が、お金を増やす秘訣を聞かれて答えた内容です。このラスト筆者はとても印象に残っています。


 

まとめ

さいごに

今回は「50代、60代が高配当株投資をするのはアリなのか?高配当株投資信託を買ってみた・・として「Tracers 日経平均高配当株50インデックス(奇数月分配型)」を購入して運用した実感をお話ししました。

オルカンなどのファンドを運用して必要に応じて売却する方法と、分配金を得るスタイルとでは分配金はいくらかの欠点があるため不要という見方が基本です。

でも想像以上に運用中のファンドの売却は精神的負担がかかります。そこで心置きなく使える分配金が出るタイプのファンドで心のゆとりをいくら得ることも悪いことではないと思います。

投資の考え方はそれぞれですが現在は買って良かったと思っています。

このファンドをすすめる意図ではなく、投資に関する筆者の考え方を紹介しました。判断は改めてご自身で行ってください。投資はリスクがあり元本を下回ることがあります。

参考になればさいわいです。