簡単に暮らせ

ちゃくまのブログ。女性ミニマリスト。FP。合理的な家事、少ない服で暮らす、家計管理、お金、捨て作業のコツ。好きな事をして生きる暮らしの追及

収納が入れ子式になっていませんか?使いにくい原因を改善して有効活用するムダがない方法



こんにちは ちゃくまです。このブログは暮らしに関することをつづっています。

・ミニマリスト的な暮らし方 ・家事を簡単にする工夫 ・お金に関する管理方法(筆者はFPです) ・世間に惑わされない生き方 ・・など。お役に立てたらうれしいです。

はじめに

夏から秋に季節が変わり収納を見直している方も多いですよね。ところが収納家具の大きさやスペースのわりに

  • 「なぜか物が入らない」
  • 「出し入れに手間がかかる」

などで困っていないでしょうか。

今回は、収納に凝ったときにありがちな失敗例を挙げつつ、楽して無駄のない方法を紹介します。

おちいりがちな、「入れ子式収納」は手間が増える

収納に凝ったときに、おちいりがちなことがあります。それは収納に凝るあまりに、入れ子式になることです。

入れ子式収納とは、例えばこんな収納です。

  1. キャビネットの扉を開ける
  2. 収納ボックスを引き出す
  3. 収納ボックスから、目的の文房具(例えばホチキス、ハサミ)を取り出す
  4. 収納ボックスを戻す
  5. キャビネットの扉をしめる

さらに戻す時も同じ手順が必要です。1アクション×なら2アクションですが、扉や収納ボックスというハードルがあると10アクションというとんでもない手間がかかります。

目的の文房具が、キャビネットに扉がなくて収納ボックスにも入っていない場合は、扉や収納ボックスの開け閉め、出し入れが不要です。1アクションです。

ところが

  • 収納ボックス

というハードルがあると、見栄えはよくなりますが、使い勝手がその分犠牲になります。

収納が入れ子になると、実際の収納物に対して入れ物の存在が大きく、ムダが出ます。

それだけではありません。収納が入れ子になるほどに、出し入れの手間がかかります。結果、収納スタイルを維持できないということが起きます。

例えばこれをご覧ください。

ロシアの民芸品、マトリョーシカです。とてもかわいいのですが、いちばん外側の大きいマトリョーシカのふたを開けると、中には一回り小さいマトリョーシカが入っています。そしてまたそれを開けると、さらに小さいマトリョーシカが入っていて、どんどん小さいサイズのマトリョーシカが現れる小物です。

入れ子式収納は、スペースのムダもできる

入れ子式収納は、スペースのムダも出ます。スペースのわりに大して入らない、結果として片付かないということがおきます。

収納家具や収納用品を買っても、それが十分に生かされていないなら、お金もムダにしていることになります。

最近、値上げで買ったお菓子がパッケージのわりに少しだけということを見かけます。それと同じようなことが収納でおきるというわけです。

1アクションの一番簡単な収納

これと同じようなことが、一般家庭の収納でも起きます。

例えば、一番簡単な収納方法とは、1アクションで出し入れできる収納です。例えばこのような扉のない本棚が一例です。手を伸ばして本を取り出すだけです。

扉があればアクションが増える

1アクションの収納に、ホコリよけや見栄えを考えて扉をつけたとします。するとホコリよけと見栄えはよくなりますが、その分アクションが増えて、収納は複雑になります。

収納の中に収納があれば、さらにアクションが増える

さらにか扉のついた家具の中を、収納ボックスなどで仕切れば、さらにアクションが増えます。

もちろん、ホコリ除け、見た目が乱雑にならない、ある程度分類したほうが使いやすいという理由で、扉や収納ボックスを使うのはかまいません。

けれども見た目を重視しすぎると時に、実用に見合わない収納になるので注意したほうがいいでしょう。

見栄えと使いやすさのバランスが大事

もっとも、収納は見栄えを維持しようとすることで、モチベーションが上がることがあります。ただしそれは、その人の性分次第です。

特に家族に小さな子供がいる場合や、よほど几帳面な人でない限り、男性も凝った収納は苦手です。

このような場合は、見た目と使いやすさのバランスを考えたとき、使いやすさの比重を高くするほうがうまくいきます。

例えば扉をつけない収納にすることで、見た目を少々犠牲にします。その代りにそれぞれの小物を、カラフルではないもので統一すれば、多少乱雑でもあまりそうは見えなくなります。

入れているものと中身のバランスがとれているか

また、収納されているものと、それを収納してある家具などのバランスも大事です。例えば収納しているもののバランスが適切かを考えてみましょう。

確実なのは、一度収納してあるものを出してみることです。例えば家具の大きさの割にたいして入っていないとすれば、それはバランスが悪いということです。

ぎゅうぎゅうに詰まっていればいいということでもありませんが、一度バランスを確認してみましょう。

まとめ

さいごに

今回は収納が入れ子式になることがもたらす、ムダの話をしました参考になればうれしいです。