はじめに
やってもやっても終わらないもの。それが家事です。家事の中にも比較的好きなものと、どうしてもモチベーションが上がらないものがあります。
その中でも、モチベーションが上がりにくい家事の簡単な乗り換え方について紹介します。
家事をやらないと困ること
そうかと言って、やらないでいれば結局は自分にしわ寄せがきます。子供にご飯を食べさせないわけにはいかないし、(ある程度の年齢になれば自分で準備ができるけれども)、夫にしわしわのワイシャツを消せるわけにもいきません。
ふと思いついて時間を計ってみた
私の場合、苦手な家事の代表はアイロンがけでした。 そこで
「そどのくらい時間がかかっているのだろう」
と興味が湧きました。
そこで試しにタイマーで時間計ってみました。
一週間ぶんの5~6枚のワイシャツとハンカチのアイロンがけにかかる時間です。
結果はだいたい15分くらいでした。
「意外と時間ってかかってないものだな」
いつも嫌々アイロンがけをしていたので、 自分の気分的には30分以上かかってるような気がしていたのです。ところがいないにもかかっていたのはたったの15分でした。
タイマーを使うだけで、苦手で面倒に思っていた家事もやる気になりました。
ついでに他の家事も時間計ってみた
ついでに他の家事も時間計ってみました。
すると、
洗濯物干しにかかっている時間がだいたい15分。
掃除機がけがだいたい7分。
トイレ掃除がだいたい5分。
・・ など、どれもたいした時間がかかっていないことがわかりました。
このうちアイロンがけと洗濯物干しは時間がかかっている方です。
それ以外のほとんどの家事は、 どれも10分以下で終わっていました。
「掃除しないと」ではなく「7分掃除しよう」と思う
家事を始める時はたいていの場合
「掃除しないと」
などのように考えます。
けれども、
「7分掃除しよう」
と思うと
「7分だけなら、ま、やっちゃうか。」
と腰を上げる気になります。
自分が考えている時間と、 実際の時間には違いがあります。それは当たり前で、楽しい時間はあっという間に過ぎるけれども、嫌な時間は長く感じることと関係しているのでしょう。
時間の心理効果を逆手にとる
裏を返せば時間に対する錯覚を逆手に取り利用してしまえばいいのです。それは例えば苦手な家事は何もしないと 実際の時間よりも長く感じてしまいます。だからますます
「やりたくない」
という気持ちが先に出てしまいます。
ところが、
「7分だけ」
「15分なら」
というように家事にかかるそれぞれの時間の目安が分かっていると、実は大した負担にならないことが分かります。
そのため
「やってしまおう」
という気持ちになれます。
さいごに
今回はモチベーションが上がりにくい家事について、やる気が出る方法をご紹介しました。
新生活なので、初めての一人暮らしや、引っ越し先で、慣れない家事、ライフスタイルの変化で戸惑っている方も多いと思います。そのような時の家事の乗り越え方の参考にして頂けたら嬉しいです。
なおこの話は、 こちらの書籍で紹介しています。 (文章は同じではありません)
2冊目の書籍もあります。