はじめに
毎年、夏になると謎の肌荒れに悩んでいました。そんなとき、ある情報を目にしました。それは洗濯洗剤に含まれるある成分が、肌荒れを引き起こす原因になるというのです。
もくじ
謎の肌荒れの原因が洗濯洗剤の「酵素」だった可能性
いつも夏から晩秋にかけて、デコルテあたりがむずがゆくなり、アトピーのような状態になりやすく、困っていました。
体質なのか、食べ物なのか、と思っていましたが、あるときたまたま、こんな情報を得ました。
それは、洗濯洗剤に含まれる酵素が、肌荒れを引き起こすことがあるというものです。
酵素はたんぱく汚れを分解します。ですので、洗濯物の汚れ落としには効果的です。けれども洗濯物に残った残留成分が肌に影響を与えてしまい、皮膚に悪影響を与えてしまというわけです。
酵素が入っていない洗濯洗剤を優先することに
考えてみれば、これは大いに思い当たると思いました。例えば昨年の夏は、ある時期から液体から粉末に変えたのですが、ちょうどその時期から皮膚の状態が怪しくなりました。
洗濯物はどうしても成分が残留しやすいので、酵素が含まれる洗剤を使うと肌荒れを起こしやすくなるようです。
その洗剤の場合は、同じシリーズですが、液体には酵素が入っておらず、粉末には酵素が入っていました。さらに粉末にしたら汚れ落ちはよいと感じました。
(昨年使用していたニュービーズ粉末洗濯洗剤の成分表示)
酵素が入っています。・・汚れ落ちはよいが、肌荒れ対策には△または×の可能性
(ニュービーズの液体洗濯製剤の成分表示)
酵素は使われていないようです。・・肌荒れ対策には〇の可能性
酵素が入っているかどうかは、洗剤により違います。ですので粉末はだめで液体が良いということではなく、酵素が入っているかどうかという視点が大事になりますね。
※汚れ落ちの良さを優先すれば、酵素入りが良いですが、肌荒れしやすい場合は酵素が入っていないほうを選んだほうが良さそうです。
さいごに
また、洗剤選び以前に、洗剤が残留しないようにする視点も大事ですね。それにはすすぎを多くするとか、洗濯物を洗濯機にゆとりをもって入れるなどが考えられます。
また、肌荒れの原因は酵素だけとは限りませんので、あくまで「数ある肌荒れの原因の可能性の1つをつぶす」という視点だと考えてください。
というわけで、私はニュービーズの液体か粉末を使っていましたが、今年は液体に戻すことにしました。
洗濯洗剤は、 汚れを簡単に効率よく落としたいという目的があります。けれどもある一定の条件を過ぎると、場合によっては肌荒れを引き落としてしまいます。
ちょうどよい洗い方を探るのは至難の業ですが、これからも試行錯誤が必要ですね。