「コロナでお出かけできない」
とは言いますが、自分はそもそも普段の行動の喜びの沸点が低い。だから一般的な「フツー」の行動をとらなくてもいい。
あんがい、素朴な変化だけで楽しめてしまうメリットがあります。
最近の朝は、初めて通ったところで、秘密の小さな森を発見しました。
写真で見ると、ただのうっそうとした木々にしか見えないと思います。この画像の範囲が小さな児童遊園の全空間でした。
中央にたたずんでいる時計。
ひっそりと時を刻む時計が、素敵なアクセントになっている。
不思議空間にうっとりしつつ、今度は歩く通りを一本ずらしてみたら、かわいいフルーツたちの登場です。
こんなにかわいいイスは座るのがもったない。
そういえば今年の春は、あまりイチゴを食べなかったなあ。
・・なんてことを考えながら、一休み。
イチゴと同サイズの巨大ミカン、今度の冬が楽しみです。
例えば小さな児童遊園は、令和ではお目にかかれないレアな小物があったりして、発見と楽しみが尽きることはありません。
またある時は、
「そろそろ歩いておなかが空いたなあ」
と思ったとき、目に入ったのは、すき家でした。
すき家に入って感動したのは、こんなにリーズナブルな価格なのに、セルフじゃないことです。
水を持ってきてくれて、注文も聞きに来てくれて、食事の品もテーブルに持ってきてくれる。
当然、食べ終わった後は、テーブルに置きっぱなしでもいい。ちょっとしたことですが、カフェはセルフが普通なので、久々にセルフじゃない店に来ると感動します。
今回、私はこれを頼みました。
主婦は素朴な食事でも、自分で用意しなくていいというだけで十分ごちそうですが、タンパク質たっぷりの散歩の休憩を兼ねた朝ご飯は、おいしくいただきました。
カフェはどうしてもパンをメインとした炭水化物中心になりますが、牛丼屋さんはメニューが豊富です。しかもたんぱく質もたっぷりとれます。
散歩の前後では、たんぱく質を取り入れたいのでこれはいいですね。新たな発見です。ほんの一例ですが、今回はこんなに喜びを発見しました。
- 散歩中に偶然発見した、小さな児童遊園を見つけてうれしい。
- 牛丼チェーンの朝ご飯をありがたくいただくことができた。
喜びの沸点を下げると、幸福感が数倍アップします。
これだけの休日のささやかな朝時間ですが、おおいに満足して帰路につきました。