はじめに
ミニマリストの暮らしを取り入れることは、時に自分を枠に閉じ込めてしまいがちです。今回は、「ミニマリストの枠に、とらわれずに暮らして生きていく」という話をします。
「枠」は自分が作っている
実のところ「枠」は自分が作っているんですよね。たとえばミニマリストというライフスタイルも自分が選んだもの。
はじめはミニマリストのメリットに注目して取り入れます。ところが、特定のライフスタイルの枠はときに不自由な面があるのも事実です。
問題になるのは公言したとき
例えば、ミニマリストのライフスタイルを取り入れたとき、事情があって、どうしてもミニマルな数では暮らせないとします。
もっとも、自分の中でだけミニマルな暮らしを目安にしていたときは、さほど問題になりません。
一方で困ってしまうのは公言している場合です。たとえば私のようにミニマルなライフスタイルをブログで発信している場合など。
読者さんに、戸惑いを与えるのではないかと、説明に困るケースです。
ミニマルな暮らしは説明が必要
こうしてみると、マキシマムなライフスタイルと比較して、ミニマルな暮らしは説明が必要なライフスタイルだと痛感します。
難しいからこそ、多数の人が
「どうすればミニマルなライフスタイルを実現できるのか」
と注目されて、ブログも読んでもらえるのですが。
ところが様々な状況があり、ミニマルを維持するのが難しいことがあります。するとそこに説明が必要になります。
ミニマルなライフスタイルの説明ってなんか変
考えてみれば、これって不可解な「なんか変」なことです。ミニマリストを公言したら、それを維持していかなければならなくて、少しでも物が増えたら説明が必要というのは何か変。
そんなことは各自が勝手に、黙ってやればいい。
「そんなのミニマリストじゃない」
と言及する人がいるかもしれないけど、それはそうしなければならない事情があったというだけ。
ミニマリストを維持するには、その人を取り巻く条件も維持しないといけません。ところが人は生身の体なので、当然変化があります。
例えば家族構成が変わり、子供関連の物が増えたり、引っ越しや仕事で環境が変わり、必要なものが増えたり、病気やけがで必要な物や服が増えることがあります。
ずっと同じように物がない暮らしは難しい
このように一時的にしても、生きているからには物が増える時期は必ずあります。とすれば、継続した物がない暮らしの維持はかなりレアなケースかもしれません。
物がない暮らしの継続は、よい見方をすれば一貫性がありブレがないこと。一方で断続的に、物が増えたり増減する場合は、まだ迷いがあったり、変化があったりとブレがあるのかもしれません。
一方で、一貫して物がない状態を維持しているということは、変化を受け入れない表れであるかもしれない。
だから必ずしもミニマルな暮らしがベストとは限らないし、枠にとどまることがベストな選択とは言えない可能性もあります。
さいごに
ミニマリストが注目された当初は、いろいろな意味で注目をされたわけですが、どうしても枠を作り、「ミニマリストらしさ」で自分を縛っているような風潮が気になっていました。けれどもそれを気に掛けることに意味はありません。
確かにミニマルな暮らしのメリットは多いし、楽しい面があります。一方でそれが正解で唯一の答えだと決めてしまわないほうが、楽しく生きられると思うのです。
常にほかの選択肢や視野を持つ余裕を持ちたい。ミニマリズムに限らず、常にニュートラルな姿勢を忘れないようにしていきたいです。