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在職中の年金受給の見直しとは?リタイア後のお金の問題を確認・年金と働き方の制度が大きく変わる!



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はじめに

今回は、誰にとっても重要なリタイヤ後のお金に関する話をします。特に今回は、2022年4月から順次実際に実施される、年金制度の4つの改正を中心にしました。

これは結構大きな改正です。だから知らないでいると、思わぬ損をすることにもなりかねません。

今回は、4つの改正のうち「在職中の年金受給在り方の見直し」に関する改正についてのお話をします。

ちなみに①被用者保険の拡大④確定拠出年金の加入要件の見直しについてのブログ記事はこちらです。 

www.kurase.com 

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年金制度の何が変わるの?

年金制度が変わるって聞いたんだけど。どうして改正されることになったの?

うん、そうだね。
①ひとつは「人生100年時代」と言われるように老後が長期化することがあきらかだからだよ。
②もう一つは働く期間が長くなることから、在職中に受け取る年金制度を改善したからだよ。

ふーん、そうなんだ。確かに寿命が延びてるからね。
でも②の意味がよくわかんないかも。
それから「4つの改正」ってどんな内容なの?


4つの改正は
①被用者保険の拡大
②在職中の年金受給の見直し
③受給開始時期の選択の拡大
④確定拠出年金の加入要件の見直しだよ。

「在職中の年金受給在り方の見直し」で何が変わるの?

「在職中の年金受給在り方の見直し」って何??

 

1つは「在職定時改正」の改正、もう一つは「在職老齢年金制度」の改正があるよ。これは現行では一定の基準を超えると年金が支給停止になる。でもそれって、「もっと働きたい」と思う高齢者もいるから、意欲がそがれるよね。それを解消しようというのが改正の目的だよ。

もっとわかりやすく教えて。

「在職定時改正」とは

そうだね。まずは①「在職定時改正」から行くね。
そもそもなんだけど、65歳を過ぎて働いている人は、退職するか、70歳にならないと厚生年金をもらえなかったんだよね。でも、これって、なんか損しているような気持にならない?

せっせと働いているのに、65歳過ぎても働いていると厚生年金が出ないなんて、知らなかったよ。これじゃ、頑張り甲斐がない気がする。

そうだよね。だからその部分を解消しようってことで、2,022年4月からは、納付実績に応じて厚生年金に反映されることになったよ。

うん、それなら納得。

「在職老齢年金制度」とは

じゃあ次は「在職老齢年金制度」だよ。これも、そもそもなんだけど、現状の法では、60歳代前半で働いていると、賃金と年金を合わせて28万円を超えると、年金が減額か最悪支給停止されてたんだ。

え~、そんなあ。頑張って働いているのに、年金が減額されるなんて・・。それじゃ働き損じゃない?

そう思うよね。で、今回の改正でそれが少し解消されるよ。

現行

以下の条件で年金は支給停止になる

  • 60~64歳 賃金+年金月額=28万越え
  • 65歳以降、賃金+年金月額=47万円超え→年金支給停止

  ↓

改正後

年金支給停止の条件が緩和

  • 60歳以降、賃金+年金月額=47万円超え→年金支給停止

つまり60~64歳の人の条件が緩和される。ただし該当する人はあまり多くないんだよね・・。

さいごに

今回は、2022年年金制度改正のうち、「在職中の年金受給の見直し」の改正についてのお話をしました。

「在職定時改正」については、働いていても厚生年金に反映されるように改正されるので、これなら納得がいきます。

次は「在職老齢年金制度改正」ですが、これは改正自体はないより良いものの、あまり恩恵を受ける人が少ないという点で、今後の改正に期待したいところです。

いずれも人生100年時代に向けて、寿命が長くなるのは良いことですが、一方でいつまでもリタイヤできず働かなければならない要素も垣間見えます。

また、こうしたとき「とにかく収入を上げるために働けばいい」というわけにもいかないことがあります。それは年金受給の微妙な問題とのパラドックスがあるからです。

年金制度をよく理解しておかないと、思わぬ働き損をすることもあります。とにかくこのような法改正については、注意を怠らないようにしたほうがよさそうです。