簡単に暮らせ

ちゃくまのブログ。女性ミニマリスト。FP。合理的な家事、家計管理、少ない服で暮らす、お金、節約、捨て作業のコツ。好きな事をして生きる。

青信号に駆け込む人は、お金遣いが荒い。マイナス習慣を見直してプラスに変える。



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こんにちは ちゃくまです。このブログは暮らしに関することをつづっています。

・ミニマリスト的な暮らし方 ・家事を簡単にする工夫 ・お金に関する管理方法(筆者はファイナンシャルプランナーです) ・世間に惑わされない生き方 ・・など。お役に立てたらうれしいです。

はじめに

今回は、お金遣いが荒い人の傾向として、

「青信号での駆け込みグセ」

についてお話します。

青信号で走る理由

青信号に、なぜ駆け込んでしまう人がいるのでしょうか。

青信号が点滅を始めたら、道路に進むことはできません。それでも、かなり無理がある状態で遠くから走ってくる人が後を絶ちません。

あせる気持ちは理解できます。目の前の青信号を、一回見送った場合、次の青に変わるまで数分、余計に時間がかかるからです。

でも、あせる気持ちと無理がある行動は、多大なリスクを生み出してしまいます。

青信号駆け込みのリスク

ご存じかと思いますが、青信号が点滅を開始してからの横断歩道への侵入はNGです。リスク以前の問題があります。それは道路交通法です。

「人の形の記号を有する青色の灯火の点滅」の道路交通法を確認

まず、「歩行者用青信号点滅」道路交通法を確認してみました。それによると、以下のようになっています。

道路交通法施行令 (公安委員会の交通規制)

(信号の意味等)第二条 略

「信号の種類」「信号の意味」より以下抜粋

人の形の記号を有する青色の灯火の点滅

一 歩行者等は、道路の横断を始めてはならず、また、道路を横断している歩行者等は、速やかに、その横断を終わるか、又は横断をやめて引き返さなければならないこと。
二 横断歩道を進行しようとする特例特定小型原動機付自転車及び普通自転車は、道路の横断を始めてはならないこと。

出典 e-Gov法令検索

結論を言うと、歩行者用青信号点滅で横断を始めてはダメ!ってことです。

でも実際は、多くの人が勘違いしていると思うんです。

青信号点滅・・「まだ横断できる」と勘違いしている人がいる

すでに横断中であれば

「速やかに、その横断を終わる」

ことが必要ですが、横断しようと足を踏み入れたばかりなら状況によっては、

「又は横断をやめて引き返さなければならない」

とされています。

普段は

「ふ~ん、そうだったんだ~。」

で済むでしょう。

けれども何かあった場合(事故)、青信号点滅開始後に横断をはじめていたとなれば、危険であるだけではなく、信号を無視したことになるでしょう。

「信号を守ればいい」という思考停止が最も危険

上記に書いたように、単純に法律との兼ね合いが前提にあります。

けれども、法を知らなかったことや勘違いがあるにしても、青信号点滅での駆け込みは

「信号さえ守っていればいい。」

という思考停止状態が表れているとも言えます。

点滅を始めても駆け込む人というのは、実はものすごく信号を信頼しているんです。「信号が赤にさえ変わらなければ、自分も周りも安全だ。」

と、猛進してるから、駆け込めるんです。

つまり、信号そのものが危険というより、信号を過信する価値観が、より危ういといえます。

信号が赤であろうと、

青であろうと、

黄色であろうと、

点滅していようと、

点滅していまいと、

大前提にある、必要な行動があります。

 

それはその場の状況です。

交差点の状況では、ボーダーラインの行動をとる人や車や、緊急車両や自転車やバイクなどが無数に交差しています。

そのため、たとえ信号が青になり、交差点に進める状況になっても、実際の現場が安全でなければ進まないという選択が必要です。

そこから見える心理は、小学生と変わりありません。

たとえば帰宅中の小学生が、信号が赤から青に変わると同時に、周りを見ないで横断歩道に

「よーいドン!」

で駆け出す危うい光景を目にしたことがあるでしょう。おそらく小学生は信号の意味を

「とまれ」か、「すすめ」としか認識していないと思われます。

実際の本当の意味は、歩行者から見た信号の解釈はこのようになっています。

  • 赤色:歩行者は横断してはいけない→「とまれ」ではない
  • 青色:歩行者は進むことができる→「すすめ」ではない
  • 黄色:歩行者は横断を始めてはいけない→「注意してすすめ」ではない

実際は赤信号ではなくても、停まったほうがいい場合があります。

同じように青信号でもすぐに横断歩道に踏み出さずに、周りの状況を見て進みだすようにしたほうがいいです。

信号はあくまで目安であり、車もバイクも自転車も人も、すれすれの状況で動いていることが多々あるからです。

青信号点滅で駆け込むリスク

歩行者用の青信号点滅後に駆け込む行為は、そもそもが法的に違反であるばかりか、様々なリスクがあります。

  • 接触事故のおそれがある
  • 自分が単独で転ぶなど、ケガのリスクがある
  • 見た目がよくない

主に接触事故のリスクがあります。

実際に横断歩道での事故は多数あります。

信号を一本待つことで得られる、数分間と引き換えに得られる得は、果たしてこれらに見合うものなのでしょうか。

接触事故は一度でも遭ってしまえば、最悪の場合お互いの一生にかかわります。

青信号点滅で走ると、見た目が良くない

また、上記の項目一番最後の「見た目が良くない」について違和感を覚える人がいるでしょう。

というのも、日本は忙しそうな人が偉いという古い価値観があるからです。

このようなことがあるから、青信号点滅で待つのは

「もったいない」

という価値観が出るのです。つまりは時間に対してケチになっているんです。

子供はそのような大人の様子を学習して、大人になったときに同じようにするでしょう。

青信号点滅を待てない大人は「ゆとりがない」現れです。これは時代遅れ感が満載です。

また基本的な交通ルールさえ認識していないことも、明白にさらすことになります。だから当然「見た目が良くない。」のです。

青信号点滅で駆け込む人は、お金遣いが荒いでしょう

青信号点滅で駆け込む人は、「お金遣いが荒い」だろうことが容易に想像できます。

理由は簡単です。

第一に必要最低限の交通ルールさえ認識していないのです。つまりは情報弱者だということです。だから、それ以外の情報にもうといでしょう。

今の時世で、情報弱者は搾取される側に回ります。行き当たりばったり、周りが見えない行動パターンは、結果としてお金遣いが荒くなります。

受け身の姿勢で物事を判断していれば当然、お金が入っても欲に負けてしまいやすく、お金を使ってしまいやすくなります。だから金欠になりやすいはずです。

何気ない行動に思考パターンが現れる

目先の利益と思われる

「信号を一つ見送りたくない」

という、余裕のなさと周りの状況に疎い状態、そして

「信号をすれすれ守っていればいい」(実際は勘違いで守っていない)

という思考停止状態・・こうしたことがすべて横断の際の行動に現れています。

まずは信号点滅に焦らない行動パターンから始めよう

最近、なにかとゆとりがなくてあせっていなかったでしょうか。些細なマイナス習慣をも見直して生き方を変えてみましょう。

その場合はまず、

屋外では運動以外で「走らない」

・・ことから初めてみませんか。

青信号前にしても走らない、駆け込まないことです。

同じように、発車直前の電車に駆け込まないことも心掛けたほうがいいでしょう。

信号を一つ見送ったくらいでダメになる一日ではありません。そうした、ゆとりがすべてを変えていきます。

発端はささいなことですが、「千里の道も一歩から」なのです。

まとめ

さいごに

今回は、

「青信号にで走って駆け込む人は、お金遣いが荒いでしょう。マイナス習慣をも見直してプラスに変える。」

という話をしました。

参考になれば、さいわいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。