はじめに
私(50代女性)は9~10月ころ、ひと月の間に小さいケガを3~4回も繰り返しました。その原因とは?また、その対策と現在についてお話します。
秋初めに繰り返したケガ
ケガはいずれも打撲系です。幸い、どれも大事には至りませんでした。けれども病院に行くかどうか迷ったケースも多々あります。結局病院には行かなかったですし、現状は完全に復活して問題はありません。また、ケガのどれもが掃除中&自宅内でした。
ケガのいろいろ
およそ、ひと月の間のケガは以下の通りです。
①洗面台角に頭をぶつける
(その後、角をガード済み)
最初のけがは頭をぶつけました。これは痛みが完全に消えるまでひと月かかりました。洗面台の脇をかがんで掃除して、立ち上がったときに洗面台の角に頭をぶつけました。
(小さいお子さんがいると、この手の角はとても危険です。メーカーさんは、こういう点も考えて作って欲しい・・・・・。)
この保護ガードをつけると一番上の引き出しが使えなくなります。迷いましたがケガをしないことが大事なので、引き出し一つは手放しました。
ここには以前もぶつけたことがありますが、今回は直後はそうでもなかったのですが、なかなか痛みが消えず、ひと月くらい頭を洗う時も苦労しました。
ネット情報で怖い情報を見て不安になりました。(頭をぶつけた後、3~4か月後に症状が出ることがあるとか)
そのあと、懲りて100円ショップでグッズを買い、このようにガードしています。取っ手の角も気になってしまいティッシュでガード。取っ手のガードは外します。(笑)
何もする気が起きず、確かブログを10日くらい休んだと思います。
②足指を壁の角に強打
そのあとは何度も足の指をぶつけました。最初が一番ひどくて、足の中指と薬指の間を壁の角にぶつけました。足指が青紫に腫れて、1週間くらい腫れが引くまでかかりました。
変な話、その後一日単位で治っていったので、人間の回復力ってすごい!と感心しました。私の体もがんばっているんだなあ・・と。
③ベッドのフレームに足指をぶつける
それが治ったと思ったら、その1週間後くらいに、今度は反対側の足の薬指と中指をベッドの下の平面に、突き指風にぶつけました。
これは腫れませんでしたが、指が曲がった気もして痛みはしばらくありました。1週間くらいで落ち着きました。
④室内物干しパイプに足指を強打
その指が治ってからまた3~4日後くらいに、今度はまた反対側の足の小指を掃除中に室内物干しのパイプ部分に強打しました。
幸い少し赤くなりましたが、晴れはせず3~4日で痛みはひきました。
なぜ、短期間にけがを繰り返したのか
時間が足りなかったので焦って家事をした
猛暑が終わりやっと涼しくなったため、これまで歩けなかった分を取り戻そうと、健康のために頻繁に外出してウォーキングに出かけていました。
その時間が割と長くなり必然的に自宅にいる時間が減りました。結果として忙しくなり、焦って家事をしたためにケガをしやすくなったと推測しています。
持病があるため
また、数年前の後遺症としての持病で、右にマヒがあり特に足指などの末端は、もともと意識がそれやすいということもあります。(健康に問題ない人も小指はケガしやすいですよね。)
ただでさえケガのリスクは大きいので注意をしていますが、ケガをするのはいつも、自宅内なのです。
加齢によるキャパの低下
40代くらいの病前の家事量と比較しても、それでも全然少ないのですが、50代の今「できること」のキャパが低下したために無理が入ったと思われます。
疲労
シンプルに疲れがたまっていたと思います。疲れていても、家事の手を抜きたくなくて、ついつい急いで終わらせようと、あせっていました。
それが40代では問題なかったことも、50代の今は無理があったようです。
ケガをしないために改善したこと
これまでより「こなす量」を減らす
そこで対策として、自分が思うキャパより、「こなす量」を少なめにしてみました。とにかく「やらなければならない量」を減らして、一つ一つ落ちついてこなすように意識することにしました。
例えば、
- 夕飯の支度の手抜き・・冷凍食品の併用、ワンパターンのメニュー、総菜購入
- 運動量と頻度の軽減・・ウォーキングの時間と筋トレのバランスの変更
- 外出の頻度の軽減・・休日は無理に出かけない
- 体力増の負荷と疲労のちがいをみきわめる
などです。
1・休日は無理しないで在宅する
例えば、休日夫の予定がないときは(最近、なかなか空きがありません)無理にでも一緒に「お出かけ」していました。
けれども休日は夫も疲れているので無理にでかけないことにしました。出かけたいときは平日一人で出かけることにしました。(それはそれで緊張感が常にありますが)
2.筋トレを効率的に取り入れる
ウォーキングは時間が多くても筋力はたいしてつきません。けれども運動した気にはなってしまうし、長時間外出すると疲れます。
一方で筋トレは短時間でも効果が出やすい反面、地味で楽しくないので敬遠しがちです。そのスタイルをあらためることにしました。
効果が出やすい筋トレを重視して、楽しくて運動した気になりやすい長時間のウォーキングの頻度を見直しました。
3・惣菜、冷凍食品を使う
総菜は割高ですが、先日7年ぶりくらいに安くておいしい総菜屋さんに行ってみました。
驚くことに、相変わらず安いのです。その代わりフライなど揚げ物中心です。外出の帰り、駅からアクセスが良く、安いしおいしいしお店の方の接客もいいので、久しぶりに買い物しました。
アジフライ、メンチカツを買いました。夫の評判がよく、揚げ物だから「しょっちゅう」とはいかないけれど
「毎日ここから買いたいくらい」
が正直なところ。また、冷凍シュウマイなどを常備して、出かけたときはそういうものも利用することにしました。
4・一日で「やること」を減らす
そのようにして、一つ一つ負担を見直した結果、続いたケガがなくなりました。例えば40代の時は1日で10こなしていたとします。そうしたら50代半ばの今は、5~6くらいに減らすイメージです。
具体的には夕方帰宅してやる家事について、以前は
掃除機掛け、風呂掃除、夕食の支度を一から手作り・・
していたとします。これを50代半ばの今であれば、
掃除機掛け、風呂掃除、夕食の支度を一から手作り・・
↓
フローリングワイパーで掃除、総菜+付け合わせの野菜・・
に減らすような感じです。
場合によっては床掃除はスルーでもいいかもしれません。
5・並行して作業しない
家事にしろ、PC作業にしろ、なるべく並行して作業しないようにします。たとえば、洗濯機を回す間に掃除機をかける・・ようなことです。実際はケースバイケースですが、ケガをするときというのはたいてい、並行して何かをしているときです。余裕がない状態で起きやすくなります。
本人は効率化しているつもりですが、実際は内容が低下しているわけです。結果としてケガをしてしまうのでは本末転倒です。
6・「体力増の負荷と疲労のちがい」をみきわめる
50代女性は意識して運動しないと、体力や筋力が落ちやすくなります。そこである程度は負荷を追加した運動が必要です。
今回も負荷を意識して、少々無理をしていました。ところが自分で思っている以上に、体は悲鳴をあげていたようです。
この辺のバランスを、自分で見極めるのは難しいのですが、今回のケガを教訓にするとある目安がわかります。
それは、落ち着いて家事をできないような場合は、負荷が大きすぎるということです。
まとめ
- はじめに
- 秋初めに繰り返したケガ
- ケガのいろいろ
- ①洗面台角に頭をぶつける
- ②足指を壁の角に強打
- ③ベッドのフレームに足指をぶつける
- ④室内物干しパイプに足指を強打
- なぜ、短期間にけがを繰り返したのか
- ケガをしないために改善したこと
- 1・休日は無理しないで在宅する
- 2.筋トレを効率的に取り入れる
- 3・惣菜、冷凍食品を使う
- 4・一日で「やること」を減らす
- 5・並行して作業しない
- まとめ
- さいごに
さいごに
今回は、立て続けにやってしまったケガを教訓に、どうすれば回避できるかを見直した話をしました。考えられる原因は
- 数年前の病による体質の変化
- 加齢による注意力の欠如
- 疲労で集中力が落ちた
- 効率化するつもりが裏目に出た
などと感じました。これからは無理をしないで外出や家事などのキャパを減らし、落ち着いて行動するようにしたいです。
参考になればさいわいです。