はじめに
今回は、カーディガンが意外に使えなかったという話をします。その理由と、羽織に最適なアイテムを紹介します。
もくじ
- はじめに
- もくじ
- カーディガンは屋内でのみ効果を発揮
- カーディガンは屋外で効果を発揮しない
- ロングカーディガンは重い
- ボタンレスカーディガンは前が冷えるし&衣がはためいて危険
- カーディガンより薄手ナイロンパーカがいい
- さいごに
カーディガンは屋内でのみ効果を発揮
季節の変わり目にカーディガンを用意する方は多いのではないでしょうか。私もかつては、カーディガンを厚く信仰していました。
確かにカーディガンは「ちょっと寒い時の羽織」に使えます。また、コーデのアクセントになります。暑いときには紫外線対策や冷房対策に使えます。
そこでかつての私はカーディガンをたくさん買っていました。
ところが、ある時期からカーディガンに疑心を持ち始めたのです。それは、いざ、着て出かけようとすると・・暑い、寒い、ひらひらする、重い、といった欠点が目に付くようになったのです。
結果として気づいたのは、カーディガンは主に屋内でこそ発揮するのであり、屋外ではあまり功を奏しないという経験です。
カーディガンは屋外で効果を発揮しない
まず、カーディガンは屋外ではあまりに無力でした。第一に防寒として羽織に着ていたとします。この場合においては、ニットの繊維の間をスースーとむなしく風が通り過ぎます。
ロングカーディガンは重い
また、年々、カーディガンの丈は長くなっています。それが流行だし、おしゃれであるということです。
確かに、ネット上の着画は、丈が長いほどにすっきりあか抜けて見えます。ところが困ったことに、ネットの情報は万全ではないことをいやというほど思い知ります。
その一つが重量です。ネットで見かけたおしゃれなロングカーディガンは、実際に着てみるとわかりますが、ずっしりと重いのです。
また、着ているときに重いということは、着ていない時も重いということです。実際に、私はロングカーディガンを「いざという時の冷房対策」にバッグに入れて出かけました。
ところが困ったことに気づきました。持参したロングカーデがあまりに重く、肩が凝り、フットワークが鈍りました。
確かに冷房対策として、ロング丈のカーディガンは最高でした。けれどもそれに至る過程、つまり持参する道中では「何の罰ゲームなのか?」と思わせる重量が私を苦しめました。
ボタンレスカーディガンは前が冷えるし&衣がはためいて危険
過去1~3年前に流行しているのは前ボタンのないボタンレスカーディガンです。この手のカーディガンをうっかり買ってしまった経験があります。
ところが「たかが前ボタン、されど前ボタン」であることに気づきました。
前ボタンを失ったことで(はじめからない)はじめて前ボタンの偉大さと存在意義を知ったのです。
前ボタンがなく、カーディガンの前を全開しているとき、風が吹いておなかが冷えまくりました。
また、ロングカーディガンの時と同じく、前ボタンがないといざ風が吹いても身ごろを留めるものがありません。結果として歩いている間中、カーディガンの身ごろをパタパタしないように、抑える手間にわずらわせられました。
さらに、はためいたカーディガンの身ごろが、あろうことか通りかかった手すりの端に引っかかるという事態に遭いました。
前ボタンがないだけで、こんな試練を受けることになろうとは思いもしませんでした。
この時期、店中からボタンのある普通のカーディガンが姿を消しました。私は必死に普通のカーディガンを探しました。
けれども通販でやっと見つけた以外はどこにも売っていない時期がありました。
カーディガンより薄手ナイロンパーカがいい
さんざん、カーディガンの悪口めいた話を書いた私ですが「じゃあ、何を着ればいいのか?」という疑問が当然沸きます。
その答えは簡単でした。正解は「薄手ナイロン製のパーカー(など)」です。例えばユニクロメンズM~Lサイズが適しています。
メンズ物を着ることで、気になるおしりを隠しながら、前はファスナーでガッチリガード。しかもナイロン製なので風を通さないから寒くありません。
さらにとても軽いので、バッグに入れても重くありません。
さいごに
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これまで、屋外用の羽織には、ニットのカーディガンを利用しようとしていました。けれども実際には、ニットのカーディガンを屋外では活用できた試しがありません。
結果としてメンズ物のたっぷりしたサイズのナイロンパーカを活用することでとりあえず一件落着しています。
(もちろん、ここに挙げたことは一例です。例外はあると思います。)
同じような「カーディガンのジレンマ」に困っている方がいましたら、ぜひ一度お試しください。