はじめに
ようやく秋らしくなりました。行楽が楽しい季節です。でも、中高年女性にもなると、体力がなくてお出かけをためらいがちです。
でも、おすすめのお出かけ先があります。それは日本庭園です。日本庭園は自然がいっぱいです。しかも安全で清潔です。しかも料金はリーズナブルです。
今回は、私が出かけた東京都内の清澄庭園の様子を紹介します。
都内に日本庭園はどのくらいある?
都内の日本庭園はこちらからどうぞ
www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp
行くたびに違う顔がある日本庭園
こちらには29か所の日本庭園が掲載されています。このうち、私が行ったことがあるのは、数えてみたら、20か所でした。
ただし、もう何年も出向いたことがない庭園があるし、一度も行ったことがない庭園もあります。一度行ったことがあっても、短時間で見終えた庭園もあります。
同じ庭園でも季節が変われば景色も変わります自分の見え方も変わります。だから何度行っても飽きることはないので、その時の気分で回ればいいですね。
日本庭園は個人的には紅葉前がおすすめ
日本庭園は紅葉の季節になると混雑します。もちろん紅葉を見に行ってもいいのですが、紅葉前の9月下旬~10月くらいなら混雑しません。
特に六義園の紅葉時期は大混雑します。こういう混雑必須の庭園は、混雑前がいいかもしれません。
おすすめの服装と持ち物
日本庭園は、庭園とはいえ、屋外を歩きます。おすすめの服装と履物などが以下の通りです。
- 帽子(日傘より両手が空く帽子がおすすめ)
- 飲み物(園内に入ると自販機がないことが多いので入り口で買って入る)
- 歩きやすいスニーカーなど
- 長袖長ズボン推奨(紫外線、虫対策)
- スタンプ用の手帳など(必要な場合)
食事について
- 飲食店はないところが多いので、空腹で入らないようにします。事前に食べてはいるようにします。弁当などの持ち込み不可は、事前に確認します。歩いているうちにお腹が空くことはあるので、軽く口に含ませられる飴などをバッグに入れておくと安心です。(中高年女性御用達の飴ちゃん、ですね)
数年ぶりに訪れた清澄庭園の様子
入場料は一般(大人)150円。SuicaOK
今回は、江東区にある清澄庭園に数年ぶりに行ってみました。
料金は大人一人150円です。一応有料ですが、負担になる金額でもありません。無料の場合は人が多くなるので、このくらいのバランスがちょうどいいと感じます。
Suicaの支払いができました。
都内とは思えない静かな異空間が広がる
庭園は広すぎず狭すぎず、中高年女性が散策するのに程よい広さです。庭園はよく整備されていて、清潔です。ゴミ一つ落ちていませんし、訪れている人も基本的に静かです。
庭園で気軽に富士山
庭園の奥にそびえる築山は富士山をあらわしています。ちゃんと頂上付近は植物が植えられていません。さらにサツキやツツジを横に配置して植え、富士山上部に流れる雲を表現したとされているそうです。
季節の花も満載
彼岸花
真っ赤な彼岸花
白い彼岸花
癒される静かな空間
庭園の奥には、メインの庭園とは違う空間がありました。この空間は以前訪れたときは通らなかった場所です。
松尾芭蕉の句碑
芭蕉の句碑
「古池や蛙飛びこむ水の音」(ふるいけやかわづとびこむみずのおと)
清澄庭園から割と近いところに、芭蕉が住んでいたところがあります。(芭蕉記念館があり、少し離れていますが、墨田川と小名木川の分岐のところに芭蕉の像があるところや、芭蕉が住んでいた跡地が芭蕉稲荷神社となっている小さな名所があります。)
秋といえば、芭蕉も詠んだ萩
萩の花も咲いていました。すっかり秋です。萩といえば、芭蕉の句に萩と関連のある有名な句があります。
一つ家に遊女も寝たり萩と月
「おくのほそ道」の句です。季語は「萩」、季節は「秋」。この句の解釈については、様々な見解があります。(この句に限らずですが)
清澄庭園は多様な名石が展示されている
清澄庭園には庭園になじむ形式で多種な名石が展示されています。石に興味がある方にはほかに類を見ない場所です。
清澄庭園はゆっくり回って1時間くらい
清澄庭園はゆっくりまわって1時間くらいです。途中にベンチやトイレがあるので、安心です。
ただし、飛び石を通過する場所がありますので、足元には十分注意してください。
まとめ
- はじめに
- 都内に日本庭園はどのくらいある?
- 行くたびに違う顔がある日本庭園
- 日本庭園は個人的には紅葉前がおすすめ
- おすすめの服装と持ち物
- 数年ぶりに訪れた清澄庭園の様子
- 清澄庭園は多様な名石が展示されている
- 清澄庭園はゆっくり回って1時間くらい
- まとめ
- さいごに
さいごに
今回は、体力に自信のない中高年女性でも、自然を気軽に楽しめる日本庭園散歩のおすすめの話をしました。もちろん、中高年前の若い方でも楽しめます。
例えば私は最近、江東区の清澄庭園に数年ぶりに行ってみました。数年ぶりに訪れた清澄庭園は良い意味で変わりがなかったのですが、園の奥に、以前は気づかず通り過ぎた芭蕉の句碑を発見などして楽しめました。
秋は短いひと時ですが、このようなささやかで落ち着いた散歩は、飽きることがありません。
参考になればうれしいです。