はじめに
今回は「節約法・物を減らす以前に、生活に必要なアイテムを減らす・『必要』と思っている物は使わなくていいかもしれません」
という話をします。
物が減らない理由
物が減らないのは、文字通り物が多いからですが、そもそも「必要だ」と思っているものが多すぎることが原因です。
例えばAさんは、洗濯をするために
洗剤、襟汚れ用洗剤、漂白剤、柔軟剤・・が必要だと考えているとします。
一方でBさんは
洗剤
だけでOKだと考えているとします。
当然ですが、Aさん宅は物が多くなりますし、お金も余分に必要になります。
洗濯に関連したものだけではなく、この傾向はすべてに当てはまります。
例えば、ユニクロで毎シーズン服を買わなければならない
と考えるAさんと、
ユニクロの服は丈夫なので手入れしながら扱えば2~3シーズン着られるとしていれば、服を買う頻度や支出も差が出ます。
台所用品、レジャー用品、文具、収納グッズなどすべてにこの傾向が出ます。
記念になるものが物を増やす
誰しも記念が好きです。
旅行、外出、記念日に何か残るものを手にして思いを残そうとします。
何かの節目の日は、その日を心で認識すればよく忘れるならそれでいいのです。
例えば旅先の土産物は、日本ならどこも似たり寄ったりです。食べてなくなるものならセーフですが、今や通販で取り寄せられないものはほとんどありません。
そういう筆者も少し前まで、どこかに出かけると土産店を見ずにはいられませんでした。
けれども一人で歩いて出かけていると、小さな買い物でも荷物になります。それで買い物をしない習慣ができました。
一度定着すると、よほどでなければ誘惑に負けなくなります。
最近は気が向いたら買うことにしているのは手ぬぐいです。手ぬぐいは軽いし薄いので持ち帰りが簡単です。
そして手拭きなどに繰り返し使うことができます。使うたびに一瞬、当時のことを思い出します。
アウトドアレジャーは物欲との戦いでもある
アウトドアレジャーは人気です。特に流行り病中は、キャンプが人気になりました。
筆者の場合、子供が小学生のころ、家族で釣りに行くことに熱中していました。
粗野なイメージのアウトドアレジャーですが、実は油断すると物がかなり増えます。
例えばキャンプなどでは近くのグループが使っている道具が目につきます。それが高価なものだったりすると気になるでしょう。
最近は洋服やバッグのブランドはあまり注目されませんが、レジャー用品やアウトドアウエアはブランドロゴがものを言います。
当時の筆者宅でも、自家用車のトランクいっぱいの物が増えました。
はじめはよかったのですが、毎度後片付けに時間がかかることにうんざりし始めました。
それでシーズン最後に、思い切ってほとんどのレジャー品をリサイクル店に置いてきました。
以後は、レジャーシートだけで出かけるようになり車のトランクもすっきりしました。
最終的には引っ越しを機に、子供の成長のタイミングもあり、その車ですら手放しました。
必要と思い込んだ物の多くは要らないものだった
もちろん、購入当初はそれなりに活用して楽しんだ経験もあります。
けれどもある時から物が多すぎることにうんざりするようになったのです。
最終的に処分したわけですが、捨てるものとはつまり、もともと購入のお金がかかっています。
一部はリサイクル店で売れたものもありますが、基本的に不用品はお金を捨てるも同然だということです。
だから初めから余計なものを買わないことがかんじんです。
そのためには必要だと思うものが、実は思い込みではないかと一度疑うことです。
例えば柔軟剤とか、襟汚れ用の洗剤などは代表的なものです。洗濯は通常の場合、基本の洗剤とせいぜい漂白剤系の洗剤があれば十分でしょう。
洋服も台所用品も、必要だと思い込んで定期的に買えば永遠にその分のお金が消えます。
まとめ
さいごに
「節約法・物を減らす以前に、生活に必要なアイテムを減らす・『必要』と思っている物は使わなくていいかもしれません」
という話をしました。参考になればさいわいです。