食欲の秋ですね。
私が最近食べているおやつは、極力 素材にしています。
そうすることのメリットは、第一におやつが原因で過剰に太ったりしにくいことです。
例えば、
- アップルパイよりもりんご、
- スイートポテトよりもさつまいも、
- チーズケーキよりもヨーグルトと黒ゴマきな粉、
- パンケーキよりもフランスパンにはちみつがけ、
・・といった風です。
もちろん、厳格にしているわけではありません。
ときにはパスコのアップルパイ風菓子パンや、市販のせんべいを食べることはありますよ。
けれども、食に意識を向け始めると、スイーツを中心とした嗜好品って、結局は
素材+砂糖+何らかの油脂+見た目=わくわく感
という公式で成り立っていると気づきます。
結局のところ、加工されたおやつとは、素材メインのそれと比較すると「わくわく感」を求めているのでしょうね。
これが自分にとって、どういう意味をもたらすかは、食べようとする理由によって結果が変わります。
例えば、
- ストレス解消が理由の場合は、食べすぎや依存につながる危険がありそうです。
- 非日常感を味わうためであれば、見た目、味、作られた丁寧な工程などに思いをはせることで違う視点を得られそうです。
- 単に空腹を満たすためであれば、糖質ばかりを取りすぎてしまいそうです。
- SNSにアップするためなどであれば、買った時点で目的を果たしているでしょう。
スイーツ系おやつは確かに食べた瞬間は幸福感があります。
見た目がきれいだし、それを作る人の技術にも頭が下がる思いです。
いっぽうでよくよく考えれば、それらの配合の多くは
素材+砂糖+何らかの油脂+見た目=わくわく感
で成り立っています。
それぞれ、違うようでいて実はその素材の本質は大差ありません。
であれば、たまのことならともかく、日常では素材を食べたほうが良いしそれで十分満足できます。
ただし例えばリンゴを大量にいただいた場合、保存性を高めるためにジャムを作ったり、しなびたりんごをアップルパイにしたり、焼きリンゴにするというようなことはあるかもしれません。
加工されたスイーツの別の側面は、保存と劣化した素材の活用です。
目の前にが適度な量の新鮮な果物があるのに、それをわざわざ加工して煮たり焼いたりするよりも、素材を食べたほうがたいていはおいしいようです。
加熱したおいしさもありますが、普段は極力素材を食べればシンプルで簡単ですね。
第一、加工したおやつの味になれてしまうと、過剰摂取になりがちです。
スイーツは素材よりも、砂糖と油脂の割合がかなり多いですね。
食べ過ぎると血糖値が上がりすぎて「おいしい」どころではありません。
普段、こうした「おやつ」に慣れてしまうと気づきませんが、たまに食べると甘さが強すぎて違和感が出ます。
果物そのものを適度に食べる分には、普通はスイーツ系おやつを食べるほど極端なことにはなりません。
おやつを食べることも、暮らし全般同様に「本質」を見れば、自然と選択がシンプルになっていきます。