スーパーやコンビニに行っても、「おやつ」を買おうという気が起こらないのは理由があります。それは、「おやつ」の素材が見えていれば、数あるおやつは全部、ある素材に行き着くからです。
それがわかっていれば、わざわざ買う必要がありません。その素材さえ常備してあればいいんです。
その素材とは、
第一に多いのは小麦粉です。加えてホットケーキミックスがあれば簡単です。
その次は団子粉、上新粉、片栗粉など。
たいていの洋風菓子は小麦粉です。だから小麦粉かホットケーキミックスがあれば、たいていのおやつは作れます。
和菓子は粘りが出る米の粉系があれば簡単に作れます。
これに卵、牛乳、豆乳、はちみつ、ナッツ、あずき缶などがあれば、思い立ったら、おやつは作れます。
本格的に丁寧に作ると時間がかかるので、適当に混ぜて焼きます。フライパンで焼くのが一番時短です。
オーブンなどで改めて作ると疲れるので使いません。
どら焼きは小さいホットケーキミックスを小豆缶の小豆を挟んだようなものだし、だんごは上新粉を練ってゆでたものに、小豆缶のあずきをまぶしたもの。みたらしはしょうゆ、砂糖、水に片栗粉でとろみをつけたもの。
かりんとうは、めんを適当な長さにカットして、油で揚げて砂糖やコーヒーを振りかければ出来上がります。
こんな感じでおやつは気合を入れずに素材だけ常備しておいて、食べたいとき短時間で目玉焼きを作るように手軽に身構えずに作ったほうがいい。
こういう素材の原理を知っていれば、店に行ってあれこれおやつを買い込む必要もありません。