はじめに
今回は、老後のお金に関する話題です。
リタイヤ年齢は意外に早い
年末が目前ですので、家計を見直すのにとても良い時期です。
50代夫婦の私たちですが、サラリーマンの夫は定年退職の日まで、あと数年なのです。のほほんと構えていた私ですが、時が経つのは本当に早い。
ブログを開始したとき、息子は小学生でした。私も「小学生のママ」だった。ところが気が付けば、夫は定年を目前に控えているという現実。
65歳年金支給開始世代の厳しい現実
実家の両親は年金は60歳支給開始だったと思います。それぞれ60歳の誕生日から仕事を辞めて年金で生活しています。
両親の住まいは持ち家で家賃は不要。税金と多少のメンテナンス代がかかるくらい。基本的に健康なので、ある意味理想の老後ともいえます。
一方で娘の私たち夫婦は、両親と年金をはじめとした状況は大きく変わります。住まいは賃貸で今後も住居費の割合は高いでしょう、大きく違うのは、年金支給開始の年齢です。
実家の両親はどちらも、60歳に年金支給を開始した年代なはず。対して夫も私も、基本的な支給開始は65歳なのです。
無収入の5年間をどうするか
夫の会社の定年は60歳です。つまり何もしなければ基本的に60歳から65歳の年金支給までの5年間は無収入です。この5年間をどう過ごすかが大事です。
幸いに夫は、そもそも60歳になっても、リタイヤする考えは持っていないようです。実際のところ、夫はそのまま同じ会社で引き続き働く予定ですが、(そのような制度があります。)現在の収入より、相当減るでしょう。
年下妻の年金支給
また、私は夫より3歳下なので、二人の年金が満額支給されるのは夫が68歳以降です。改めて考えると結構厳しいですよね。
その間は、貯蓄の取り崩しも視野に入れないといけません。
夫の定年後の継続の勤務と、いくらかの退職金があるとはいえ、気を引き締めないといけません。
5年間の収入源
夫は現在と比較して仕事の内容も軽減されるとは思いますが、実家の両親とはかなり違う時代を生きていると実感します。
夫の正式な定年退職から年金支給開始までの5年間の生活費などを、どこから捻出する
かが重要なポイントです。
この場合、考えられる生活費等の捻出方法は以下のものがあげられます。
- 退職金(貯蓄の取り崩し)
- 貯蓄の取り崩し
- 新たな仕事で収入を得る
- 副業で収入を得る
- 投資の利益
- 固定費削減
- 節約
年金以外の収入源を持つ
いずれにしても、実家の両親のように、新たな年金以外の収入源を持たない選択肢はないといえます。
また、老後の資金捻出には基本の銀行預金のほか、iDeCo、つみたてNISA、一般NISAの活用が考えられます。(つみたてNISAと一般NISAは併用不可)年齢が若いほど、時間を味方にした準備ができます。
老後は突然やってはきません。気分は突然ですが。なので準備さえしておけば慌てないで済みます。
さいごに
今、40代前の方は、老後なんてまだ先だと思いますよね。私もそうでした。永遠に子供の親だと思ってました。
でも、子育てが終わると本当に早いです。特にお金は無意味な使い方には注意が必要だと痛感します。