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ちゃくまのブログ。女性ミニマリスト。FP。合理的な家事、家計管理、少ない服で暮らす、お金、節約、捨て作業のコツ。好きな事をして生きる。

新NISA開始・「複利で増やす」ってどういうこと?○○○が出るものに要注意!



こんにちは ちゃくまです。このブログは暮らしに関することをつづっています。

・ミニマリスト的な暮らし方 ・家事を簡単にする工夫 ・お金に関する管理方法(筆者はFPです) ・世間に惑わされない生き方 ・・など。お役に立てたらうれしいです。

はじめに

新NISAが開始しました。そこでぜひ、知っておきたいのは複利についてです。これを知っているのとそうでない場合とでは、資産形成するうえでの結果が大きく変わるからなんです。

お金を増やすなら複利効果があるものを選ぼう

タイトルの

「複利で増やす」ってどういうこと?○○○が出るものに要注意!

の正解は「分配金」です。詳細は、後半に続きます。

 

まず、シンプルに銀行預金の利子を例にあげます。

お金を増やす場合はぜひ、複利効果があるものを選んでください。例えば同じ金利でも複利と単利とでは最終的に得られる結果が変わります。

定期預金にしろ、定期積金にしろ、年利何%という設定はだれしも注目します。けれどもそれ以上に大事なのはそのあとなのです。

利子の受け取り方について、たいていは以下なかからどれかを選びます。

自動継続する場合において

「元利継続型」と「利息受取型」

です。

この場合、おすすめするのは元利継続型です。理由はこのまま継続した場合

  • 元利継続型→複利で増える
  • 利息受取型→単利なので元利継続型と比較して増え方は小さい

の違いがあるからです。

アインシュタインも絶賛した複利

アルバート・アインシュタインは、次の名言を残しています。

「複利は人類最大の発明。知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う。」(Compound interest is man’s greatest invention. He who understands it, earns it. He who doesn’t pays it.)」

複利とは、

元本+金利

が生じたとき、元本+金利が次の元本になり、これを繰り返して生み出される金利を指します。

複利に対して単利があります。単利は元本にだけ金利が付きます、だから何度繰り返しても、元本が変わらないので得られる金利も、一定です。

複利とに対して単利の場合と比較すると、当然複利のほうが増え方が大きくなります。その差は、月日を重ねるほど大きくになります。

出典:国民生活センター

定期預金などで自動継続した場合、元利継続は元本+金利に対して利子がつくためこれを繰り返すたびに大きく増えていきます。

それに対して利子受取型にした場合は、元本が変わりませんから、何度繰り返しても利子は一定です。

単利のイメージ

 

 

複利のイメージ

新NISAでは分配金が出ないものを選ぼう

新NISAでも複利を活かす視点が重要です。例えば投資信託で複利を活かすには、分配金がないものを選ぶことが肝心です。

この事実を聞いて、ちょっと驚いた方もいるかもしれません。なぜかというと

分配金=儲け(得した!)

と考えるのが普通だからです。確かに、投資をして、結果利益が出たら、利益から分配金を出すので複利効果は消えますが、百歩譲ってセーフです。

けれども運営先が、必ずしも毎度儲かるとは限りませんよね。でももし、

「毎月分配金を出しますよ」

とか

「隔月で分配金を出しますよ。」

という契約の場合で、利益が出ていない場合どこから分配金が出ると思いますか?なんと元本を取り崩して分配金が支払われるのです。これを特別分配金とか元本払戻し金といいます。これって「鶴の恩返し」(昔話)で鶴が自分の羽を使って織物を織るようなことです。

特別分配金は非課税だから新NISAが活かせない

さらに恐ろしいことに、この場合元本が減りますから複利どころかその反対になります。せめてもの救いはが特別分配金は非課税ということです。でもここで安心しないで下さい。

そもそもですが、新NISAでは毎月分配型の投資信託が購入できません。 隔月分配型は購入できますが、いずれにしても分配金はないものを選ぶことで複利効果を発揮できます。

ちなみに、分配金には2種類あることを覚えておきましょう。それは普通分配金と特別分配金です。

  • 普通分配金・・運用益から出る
  • 特別分配金・・元本を取り崩して出る(運用益が出ない場合)

特別分配金はそもそも非課税

特別分配金はそもそも非課税です。つまり新NISAのメリットが活かせません。なぜ非課税化といえば運用益ではなく、元本を取り崩しているだけだからです。

ただでさえ分配金が出るものは複利効果がないのに加え、特別分配金は、元本を取り崩して支払われます。このような分配金は、資産を増やす目的で運用している場合には不向きといえます。(時にはこういうこともあることを熟知したうえで、新NISA以外の特定口座で分配金が出ること優先して運営する場合はこの限りではありません。)

新NISAで、隔月分配型を選ばないように注意

新NISAでは分配金が出ないものを選ぶことで、複利効果が出ます。毎月分配型は除外されていますが、隔月分配型は選択できるので、うっかり選ばないように注意しましょう。

銀行預金は現在ゼロ金利なので複利効果を考えようにも、ほぼゼロにいくらほぼゼロをかけても、ほぼゼロにしかなりません。

だからこちらはあまり考えなくても良いともいえますが、投資信託などの場合は分配金の有無にはよくよく注意しましょう。

いずれにしても、複利の原理さえ頭に入っていれば容易に判断はつきます。

まとめ

さいごに

今回は

新NISA開始・「複利で増やす」ってどういうこと?○○○が出るものに要注意!

・・という話をしました。○○○の答えは「分配金」です。一見よさそうに思える分配金ですが、分配金が出るものを選んでしまうと複利効果が活かせません。

新NISAでは、そもそも毎月分配型はえらべませんが、隔月分配型は選べてしまいます。特別な理由がある場合を除き、資産形成を目的にする場合は、分配金には注意しましょう。

参考になればさいわいです。