現在、検討しているのは純金積み立てをやめることです。
と言っても、5年前くらいに開始した、月々の積立額は、たったの千円!なんですけどね。そもそもですが、低額で積んでいたのには理由がありました。
開始当時、金に投資することそのものに迷いがあったからです。当時、金は値上がりしていました。
「早く開始してたら、今頃は・・」なんて若干後悔しつつも、これからに関しては「よくわからない」思いがありました。
投資の鉄則は「わからないものには投資しない」です。けれども当時は、とりあえず口座を開き、当時の最低積立額である千円で開始しました。
口座開設が一番、機動力がいるからです。あとはゆっくり調べて、スポット購入するか、積立額を増やすか検討することにしていました。
当時、月一万円以上の積み立てをするつもりでした。ところがです。そのタイミングで私は4か月急な入院をしました。
当然、純金積み立てどころではありません。そして退院してからは、口座開設した心の勢いが低下していました。結果、決心がつかないまま、なんとなく月千円の積み立てだけを放置してきました。
当然ですが、この積立には割高な手数料がかかります。筆者が利用していたのは田中貴金属工業で、現物の金を保管してあるタイプの積み立てです。
ちなみに現在は、最低の積立額は3千円~に変わったようです。確かに、月千円の積み立てって、ほとんどやる意味が見えません。
筆者の場合はすぐに積立額を増額するつもりでしたが、結局、当時の入院をきっかけに、いまだに月千円から増額していません。
一方で落ち着いたときに、行動をとったのはNISAと、特定口座の投資信託、外貨建てETFなどです。
結局、金に関しては5年経過しても、投資する視野が見える気持ちになれないのです。たしかに金は、昔からインフレ時などの安全な現物資産としての歴史があります。
けれども金が安全資産として機能するには、それなりの額を積まないと意味がありません。では、それくらいの割合を金に投じる気があるかといえば、5年たっても決心がつかないのです。
もし、金にまともな額を積み立てる意味があるとすれば、筆者が10億円以上くらいの金融資産を持っているなら検討したと思います。つまり筆者の場合は、金の投資はその段階にはないという結論を出しています。
「月千円なら」
と、とりあえず解約しないでここまで積んできましたが、いい加減にやめることをまじめに検討しています。
「とりあえず」の期間が長すぎた感がありますが、よくわからなかったので増額しなかったのは正解だと思っています。
「よくわからない」物は、開始するにしても低額でやると、やめる場合も万が一マイナスになっても、ダメージが少ないですからね。
インフレ対策などとして検討していた純金積み立ての増額ですが、そもそもハイパーインフレの可能性は限りなく低いと考えているので、どうもしっくりする感じがしないので、近くやめると思います。