はじめに
いらないものを捨てると、
「こんなに今まで無駄なものにお金を使っていたのか~」
と思います。
捨てることと、お金を貯めることは無関係な気がするかもしれません。けれども家の中にいらないものがたくさんある状態は、全てが先送りの結果なんです。
私が捨てを先送りしてきたものとは
私の場合、捨てを先送りしたのは一般ごみにも粗大ごみにも出せないゴミでした。
例えば、
- もう使わないデジカメのリチウムイオン電池、
- 動作が遅すぎて使い物にならない古い電子書籍リーダー
- 壊れたネックスピーカー・・
などです。
これらは電気店などのリサイクルで引き取ってもらえますが、なんとなく先送りしていました。
さらには家族3人分の細々した不要な家電があり、それがクローゼットの奥深くスペースを占領していました。
「いつまでに提出しないといけない」ものではないので、数年にわたり保管していました。
けれども先日、やっと回収に出してきました。一部費用が掛かりましたが、出してすっきりです。
リチウムイオン電池などは、いつまでも放置していると場合によっては膨らんできたりするようです。そうなるとますます処分が厄介で危険です。
簡単に回収してもらえるうちに出せば手間もかかりません。
捨てるか捨てないか迷うものの判断
つまり決断ができていない状態です。どんな小さなことでも決断をしなければ前に進めないんですよね。
ここで「捨てるか捨てないか」迷って結局いつまでも置きっぱなしになっているということはあると思います。それは捨てるか捨てないか迷うからです。
でも正しい判断は自分が一番よく知ってるんです。正解は
「一瞬でも手放すことを考えたものは、『手放すが正解』」
です。一瞬でも手放すことを考えたのに、手放せないのは、「 手放した後に後悔したらどうしよう」という恐れがあるからです。
こうした時、誰かが「 捨てなくてもいいんですよ」甘いささやきを言ってくれたならどんなに良いことでしょう。けれども必要か否かわからないものが混在している状態は、第一節約の足かせになります。結果として無駄な支出が増えて、お金が貯まりません。
物理的に整理すると頭の中もすっきりする
お金を貯めている人は例外なく家の中がすっきりしています。お金を貯めるには頭の中が整理する必要があります。
頭の中を整理するには、物理的に自分の身の回りを整理することです。物理的なものを整理していくうちに頭の中も整理されていきます。
頭の中とリアルな現実はリンクしています。初めのうちはいらないものを処分するのに費用がかかる事があるでしょう。
費用が掛かっても手放そう
その時に「費用がかかるくらいなら手放さない方がマシだ」とストップするのだけはやめましょう。
たとえ費用が掛かっても、手放すことを優先したほうが良い結果が出ます。一通り手放した後はきっとこう思うはずです。
「どうしてあんなものをいつまでも手放せなかったのだろう。」と。
繰り返します。「 一度でも『捨て』をよぎったものは『捨て』が正解です。