はじめに
出歩くときも散歩もウォーキングも、楽なのは「手ぶら」です。実際、5年前くらいまではウォーキングは基本、手ぶら派でした。
現在は普通に軽いリュックに水筒と最小限の荷物を持ちます。
ですが5~7年前前後は三浦雄一郎さんに影響されて、手ぶらではなく、あえて荷物を持って負荷をかけるスタイルにしたこともあります。
(現在はキンドルアンリミテッドでも読めます)
手ぶら、負荷をかけるために荷物を持つ。どちらが良いかを考えてみました。
手ぶらのケース
手ぶらのメリットは何といっても楽なことです。荷物を持つより多く歩けます。また、夏はリュックなどを背負わないので、背中に汗をかきにくいメリットがあります。ただし負荷がかからない分、体力づくりにはデメリットとなります。
ただし、着ている服にポケットがないことが多いので、このくらいのランニング用の小さいウェストポーチをしのばせていました。
持っていくのはスマホ、スイカのプラスチックカード、お札は2~3千円、小銭は自販機用に3百円分くらい、飴3個くらい、ティッシュを3枚くらいです。
当時はまだ、キャッシュレスしていなかったし、アップルウォッチも持っていませんでした。カフェやファミレスの立ち寄ることは一切なく、どうしてもおなかがすいたら、せいぜいコンビニでおにぎりを買うくらい。体力もそこそこあったので、余計なものはいりませんでした。
「負荷をかけて荷物を持つ」ケース
この歩きは主に寒い季節のウォーキングで取り入れました。理由は冬場はハイキングに行かなかったからです。(現在は、健康上の理由でハイキングに行っていません)
ハイキングのリュック(20Lくらい)に2Lペットボトル2本入れて、トレッキングシューズ(普通のシューズより重い)を履いて歩くのです。
(当時使っていた日帰りハイキングリュック。色はこれではありません。いろいろあります。価格に対しコスパがかなり良いです。ポケットが多く、丈夫です。初めての日帰り登山リュックに超おすすめ!)
でも理由は忘れましたが、このスタイルは長続きせず、いつの間にかやめていました。おそらくですが、当時は「重い荷物を持ってトレーニングするくらいなら、いっそ本物の山に行ったほうが早い」と考えたからだった気がします。
山といっても行くのは高尾山なんですけどね。
季節で「手ぶら」と「荷物で負荷をかける」を分ける
手ぶらと負荷をかけて荷物を持つケースで迷いましたが、当時は季節で分けました。
- 夏場・・手ぶら
- 寒い、涼しい季節・・荷物を持って負荷をかける
実際のところ関東地方は夏が暑く長いです。なので長らく手ぶらを試みましたが、あるときトレイルランニング用のリュックを買って歩いたことがあります。というのも、長く歩きたいときは、コンビニやカフェによる時間ももったいないからです。それから秋のような微妙な季節の時、薄い羽織を持参するためです。
また家から持参するおにぎり、飲み物を入れられて、歩くのに邪魔にならないものとしてトレイルランニング用のリュックを試しました。こんな感じのです。
結果は、そこそこでしたが、理由は忘れましたが、結局使わなくなり手放しました。
楽したいなら手ぶらが良いが、トレーニング目的なら荷物を重くする
結論としては、とにかく楽に長く歩いて行動したいなら手ぶらが良いです。一方であえて負荷をかけてトレーニングを意識するなら、荷物を重くする方が良いです。
最近は荷物を減らす話題の推奨が多いのですが(ミニマリズムブームの背景もあり)、体力を温存したり、維持する目的を意識した場合は、荷物を持ち、重くするスタイルももう一つの方向性です。
さいごに
荷物を少なくしたり、手ぶらが楽なのは言うまでもありません。一方で体力維持の目的であれば、荷物を重くすれば負荷をかける効果があります。
例えば私は時々、自分のキャパを忘れて多すぎる食品を買ってしまうことがあります。買う予定のなかったおいしそうなミカンが目に入り、うっかり買ってしまうわけです。すると当然、ミカンの分荷物が重くなり負荷がかかります。
このようなときは、トレーニングと思えば家までたどり着けます。ただしやりすぎには注意が必要です。