はじめに
新NISAもいいけど、実は最強の怪しくない投資があります。(というと、逆に怪しく感じますが本当です。)
投資は新NISAでさえ怪しがられますが
2024年は新NISAが開始して、投資ということに多くの人が関心を寄せました。
従来は投資というと、
- 「あやしげなもの」
- 「素人が手を出すものではないもの」
- 「大損するかもしれない恐ろしいもの」
という概念がありました。
確かにNISAとはいえ、大切な自分のお金を投じるのですから、警戒して当たり前です。個々の注意点はあるし基本的な知識は欠かせません。
それでもお金に対する人々の興味は尽きず、関心が続行しているのは確かなようです。
最強の投資は「本」
結論を言います。最強の投資は「本」です。ネットがある時代、スピードが命の時代、こんな時代に執筆から出版まで時間がかかる本の興味が薄れていますが、それでも本は最強なのです。
次からは本が最強の投資である理由をお話しします。
本が最強の投資である5つの理由
1・各分野の専門家が、採算度外視で執筆している
本は、各分野の専門家が採算度外視で執筆しています。本を出版するためには相当な文字数が必要ですし、内容の吟味も多数の目によって確認されます。
仮に、本と同じ内容の講演会に出向いた場合、推測ですが5~10回分は必要です。なぜ、各分野の専門家が、それほどに本に力を注ぐかというと、本は格が違うからです。
どんなにネット情報が広がっていても、本は別格という意識が根強いのです。
2・新たな概念を知り世界が広がる
本は自分がリアルでは会うことがない人の話を詳細に知ることができます。それは
- 時間
- 場所
- 性別
- 価値観
などの違いを超えられます。タイムマシンがないと思われていますが、本を読めば千年前の人とでも話ができたのと同じことです。
普段、私たちがリアルで会うことができる人は限られています。けれども本を通して多様な価値観に触れられるので世界観が広がります。
3・コスパが最強
本を買うことについて抵抗がある人、ない人がいます。買う習慣がある人は良しとして、ない習慣の人は、おそらくこのような理由があるのでしょうか。
それは
- 図書館から借りればいい
- 実体のないものにお金を使いたくない
- 本は高い(と思っている)
確かに小説や軽い読み物などは、図書館から借りても良い側面があります。たいていは一回読んで終わりなので、処分するよりは借りたほうがいいというのはわかります。
ただ、図書館から借りた本は当たり前ですが返さなくてはなりません。借りる、返すの手間がかかる側面があります。
また、経済的にどうしても本を買うのが難しい場合は借りるもありだと思います。例えば学生さんなどです。その代り収入が増えたならば買うに移行することも考えましょう。
なぜなら本は、借りて読むのと買って読むのとでは効果が5倍くらい変わるからです。
本は内容に対しての価格は安いです。もちろん実際に買うとなれば相応の代金が必要ですが、投資と考えれば決して損はありません。
また、アマゾンなどでは電子書籍キンドル本などがあります。(楽天はkobo)電子書籍は紙書籍より低価格です。
(↓夏目漱石作品中、最も好きなものです。)
アマゾンキンドルでは古典がゼロ円で売られている作品がありますし、対象本読み放題のキンドルアンリミテッドサービス(月額980円)などもあります。書店で普通に並んでいる本も対象本のことがあります。
↓記事執筆現在キンドルアンリミテッドサービス対象です。
(同じく、好きな作品です。)
本を読むコストは、これらを利用して下げることも可能です。
ストレス削減と気分転換
本は様々な分野があるので、気分に合うものを選べばストレス削減や気分転換になります。
リアルな社会生活はマンネリになりがちです。毎日顔を合わせる人も同じですから、同じような価値観と言葉に囲まれます。
けれども本は、多様な世界観があります。本の中のたった一言がその人を救い、人生観を変えることさえあります。
自己の成長をうながす
どうしても自分の考えやクセにとらわれて大人になり体が成長しても内面は子供のままということがあります。
毎日同じ環境で同じ人としか顔を合わせなければ、内面の成長をする機会は多くありません。
けれども本を手にする事で、内面の成長をうながすこともかないます。
本へのダメ出しは損な読み方
アマゾンなどをはじめネット社会の現代は、本を買う前にレビューや口コミを参考にする人もいるかもしれません。またダメ出しをしてしまうこともあるでしょう。
中には、高評価だけではなく、低評価の具体的な内容も含まれます。人の感想はそれぞれですから、そうした記述も受け止める必要はあるでしょう。
一冊の本でも、共感できる内容とそうでない内容があるものです。
けれどもたった一言でも響く内容に出会えたならば、その本を買った意味は大いにあります。リアルな場面ではそうしたことはまずめったにないからです。
仮に9割が合わないと感じても、1割響くものがあれば、その本は買うに値します。
一方で匿名で書かれたレビューや口コミの信ぴょう性を安易に参考にするのは、本から得られるかもしれないものを、自ら放棄することになります。
また、「単に読みこなせていないだけ。」可能性もあります。少し時間をおいて読み返すと、全く違う発見をすることもあります。
低評価を書くことで、自らの自尊心を簡単に上げることができるという中毒にはまってしまうと大変です。
(良本は、高評価から低評価までがまんべんなくバラついているものである、というのが著名人らの見解です。)
本に投資する人が少ないので、読むだけで抜きんでられる
本に投資する人、つまり本を買って読む人は少数派です。図書館だけの利用では、どうしても新刊などは即時読むことができません。
そこで身銭を切られるか切られないかが、大きな境目になります。
本を買って読む習慣がある人は少ないので、本に投資する習慣があるだけで、頭一つは抜きんでられる可能性が高まります。
まとめ
- はじめに
- 投資は新NISAでさえ怪しがられますが
- 最強の投資は「本」
- 本が最強の投資である5つの理由
- 2・新たな概念を知り世界が広がる
- 3・コスパが最強
- ストレス削減と気分転換
- 自己の成長をうながす
- 本へのダメ出しは損な読み方
- 本に投資する人が少ないので、読むだけで抜きんでられる
- まとめ
- さいごに
さいごに
今回は、「新NISAもいいけど、最強の怪しくない投資は『本』です。」という話をしました。参考になればうれしいです。