以前の住まいでは押し入れ天袋に、収納ボックスを入れてシーズンオフの衣類を整理してました。
その収納ボックスは当時10個ありました。ところがあれから5年経過した現在、収納ボックスは4個で間に合うようになりました。
以前は天袋に収めた10個の収納ボックスでさえ「足りない」と思ってました。ところが現在の住まいに引っ越してきたら、なんと押し入れに天袋がなかったのです。 どうしようかと途方にくれましたが、仕方なく押し入れ下段に収めました。
けれどもよく考えてみれば、収納ボックスに収める物がそもそも、そんなにいらないのではないかと根本的なことに思い当たりました。
以前の住まいでは、十分に物を減らしたと思ってました。ところが現在の住まいに来たら全然ものが収まらなくて唖然としました。
実際に以前の住まいより現在の住まいは、2割位狭いのです。けれどもすっきりしていたのは、住まいの広さにも関係があったと気づきました。
けれども逆に、狭いというデメリットを利用すればいい。そうすれば本当に必要なものと不要なものを見極められます。
結果として冷静に物を見直した結果、例えばこの収納ボックスの場合はこれで充分だと気が付きました。
おかげで押し入れの下段はこの収納ボックスで占められていたのですが、現在は6割のスペースが空になりました。角にチラリと見えているのはキャリーケースにカバーをかけたものです。
ここにある収納ボックス4個も、場合によっては撤去できるかもしれません。もちろん、季節外の衣類はまた別の形で収納することにはなります。
押し入れ天袋に入れなくてはならないものは、そもそもが過剰な物だったんですね。シーズンオフの衣類を多少保管するのはやむをえませんが、それはせいぜい、1人あたり一個もあれば十分なんですね。