はじめに
「ムダ買いしないコツは〇〇〇買いをしないこと。得するつもりがお金を減らしています。」
という話をします。
○○○買いを得だと考えてしまうことはよくあります。けれども本当にそうなのか、よく考えてみましょう。
セット買い販売を避けるだけ
買い物上手な人はセット買いを極力避けます。(○○○の答えは「セット」です。)セット買いとは、複数の商品やサービスをまとめて販売されているものやサービスを買うことです。
お得という名目でたいてい、それらは販売されています。もちろん、これらのメリットやデメリットを納得したうえで買うなら問題ありません。
けれどもたいていの場合、それらは単体で自分が本当に必要な商品を買うよりも割高になります。
例えば簡単な事例のセット販売には次のようなものがあります。
- 酒売り場の「父の日セット」や「飲み比べセット」
- 飲食店での「食べ放題プラン」
- 衣類店の「セットアップ」「下着〇枚セット」「入学式スーツとバッグとネックレスセット」
- 日用雑貨の「シャンプー、リンスセット」や「夫婦茶碗セット」
- 家具店の「ベッドと寝具セット」「机といすセット」
- 家電店の「新生活家電セット」
- 不動産の「土地付建物」
- 旅行会社の「電車と宿泊ホテル代セットプラン」
- 鉄道会社の「電車とバスと観光船とケーブルカーのフリーパス」
- スマホ通信会社の「スマホ端末と通信費込み込みプラン」
まだまだセットプランはありますが、このくらいにしましょう。
セットになると自分で組み合わせを選ばなくていいし、一見お得な気がします。けれどもそのサービスやモノのすべてが自分に必要とは限りません。
つまり結局のところ、余計な買い物を知らず、することになります。
フリープランの例
例えば鉄道会社などが時々発売する、フリープランを例に挙げます。
体力があり24時間フルに動ける単独行動の場合は、同行者に気兼ねがいらないので、フリープランをフルに使い、元を取れるかもしれません。
一方でフリー切符などをフルに使い、元を取るのは結構大変です。
特に複数で行動していたり、子供、高齢者、体力があまりない女性が同行している場合は、難しいでしょう。
また、予定や天候が理由で早く切り上げることになると、フリー切符は無駄になります。
一方で、その日の事情に合わせた切符やチケットを、その都度買えばムダがありません。
スマホ通信会社の「スマホ端末と通信費込み込みプラン」の例
スマホ通信会社の「スマホ端末と通信費込み込みプラン」の例を挙げます。この場合は第一、通信費と端末代金の内訳がわかりにくくなっています。
詳細に計算すればわかりますが、そこまで計算する人は少ないでしょう。たいていは
「上位機種のiPhoneを使えて、通信費と通話込々で月○○円、安いでしょ?」
の、何となくのノリで契約するでしょう。
iPhone上位機種を一括で買うと、12万円~15万円くらいです。
それと比較すると
「月9500円くらいで使えるなんてお得」
と考えてしまうわけです。
一方で端末と通信費をそれぞれ別に買う(契約する)感覚を大きく持って買うとします。
すると
- 端末の月あたりコストはいくらか
- 通信費と通話の月あたりコストはいくらか
ということを詳細に確認比較する意識が出ます。
そうするとスマホと端末セットプランが実はそんなに得でもないと気がつけます。
もちろん数年前は確かに乗り換え対象者に、端末代が実質得になるプランや大幅なキャッシュバッグなどがありました。
けれども現在はそのような方法は規制されています。
まとめ
さいごに
今回は、「買い物上手な人が避ける、ムダ買いのたった1つのコツは、〇〇〇(セット)買いをしないこと」という話をしました。
参考になればさいわいです。