
はじめに
株価が絶賛上昇中です。
新NIISAをするかしないかは各自の判断です。
けれども新NISAをやらない人は、株価が変動するとこのように反応するでしょう。
株価下落→「やらないで良かった」
vs
株価上昇→「やれば良かった」
最近は日経をはじめ株価が上昇しています。
けれども投資をしていない人はこう考えるでしょう。
「どうせバブルがはじけて泣きを見る」
と。
でも内心、イソップ物語の「酸っぱい葡萄」のような心理で本当は新NISAが気になっていたりするんですよね。
確かに株は上がったり下がったりを繰り返します。
だから短期運用をすると、泣きを見ることがあります。
また、運用スタイルや銘柄選択によっても同様のことが起きます。
一方で淡々とインデックス投資を続けた場合は傾向としては、上昇する見込みがあります。
経済は上昇する
と思うから投資をするわけです。
もちろん、これは適当な憶測ではなくて、ある程度のデータを前提にしています。
ただ、これも絶対的なものではないので、盲信はしなくてもある程度の見込みに対して、そこそこの投資をするわけです。
めんどうくさがりな人に向いている
投資をかたくなに拒む人は
- めんどうくさい
- わからない
- わずかのリスクも負いたくない
- 投資に回すお金どころか貯金もない
- 百かゼロかで物事を判断する
と思われます。
投資をするのは各自の判断ですが、このうち
「めんどうくさい」
について、新NISAを中心とした国が想定する投資スタイルは、
めんどうくさがりな人に向いているのです。
理由はコツコツ貯金感覚で無心で積み立てるだけだからです。
特につみたて投資枠はそれにあたります。
時間を味方にして、少ない資金でも老後資金などを作る可能性が高くなります。
老後いくらお金が必要か
老後に必要なお金は人によります。
ただ、年金制度は破綻しませんが、受給額は減額していく可能性はあるでしょう。
また、物価上昇があるので、年金だけでは足りない人も出る可能性があります。
また、年金だけだとギリギリでも、自己資金があることでゆとりある生活ができる可能性が高くなります。
毎月、年金でカツカツな生活よりも、たまに旅行にいけるくらいのゆとりはあったほうがいいですよね。
そういう意味でも、自分で運用する新NISAなどの活用は、お金の不安を減らすツールになります。
百かゼロかで判断しない
将来のたくわえとして、銀行預金や国債はベースにするとしても、それだけではインフレリスクに対応できません。
だから投資と併用して運用するわけです。
ものごとの判断は百かゼロかで判断しないほうがいいですね。
どのスタイルにもメリットデメリットがあります。
だから完全に遮断するのではなく、それぞれのメリットを考慮して複数のスタイルで少しずつ種まきしておけばいいんです。
すると大勝はしませんが、利益を不意にすることもなく、そうかといって大損することも避けられます。
株価が上昇すると投資民が増える
株価が上昇すると投資民が増える傾向にあるでしょう。
もしくは注目が集まります。
ですが本来は逆で、株価が下落したときこそ注目すべきという見方もあります。
ただ、株価が下落したときに投資できる人は多くはありません。
たいていの人は怖くなって撤退します。
撤退しなくても積み立てを停止することがあります。
もし、新NISAに興味があっても二の足を踏んでいたとします。
その場合は
「今は株価が高いから下がってからはじめよう」
では、いつまでも始められません。
思った時がはじめ時なのです。
今が天井だと思っていでも、市場はさらに意外に拡大するものだからです。
ただ、現在の日経株価はどうなるかわかりません。
下落することだって起きます。
ただ、それも長い期間で見れば誤差レベルになることも多いです。
投資は思い立った時がはじめ時
つまり新NISAメインの投資は思い立った時がはじめ時だということです。
上昇期に開始するとしばらくはプラスに転じにくくなりますが、ある程度の時間が経過するとプラスになることもありマイナスになることもあり、福利効果も働くことがあります。
投資はその場にいることで「稲妻が輝く瞬間」を享受できます。
インデックス投資はオルカンが無難ですが、私たちは日本人で日本に住んでいるので為替の影響を受けない日本株も視野に入れておきたいですね。
この場合も個別株ではなく
TOPIX
とか
日経225
などのインデックス投資にするのは言うまでもありません。
筆者は投資を初めてから
「今後日本株が上昇するなんてないだろう」
とど素人考えを抱いていました。
結果、過去にTOPIXを売却してしまったことがあります。
ところがあれ以来TOPIXも日経225も少しずつ値動きを繰り返しながら今に至ります。
まとめ
さいごに
株価が上昇してあらためて新NISAに注目している方などの参考になればうれしいです。
投資はリスクがあります。
投資をすすめる意図はありません。
安全資産を確保したうえでよく調べ考えてご自身の判断で行ってください。