簡単に暮らせ

ちゃくまのブログ。女性ミニマリスト。FP。合理的な家事、家計管理、少ない服で暮らす、お金、節約、捨て作業のコツ。好きな事をして生きる。

ひとり暮らし高齢母の「謎引き落とし2件」の正体と原因を知っておどろいた



当ブログ「簡単に暮らせ」の訪問者になっていただき、ありがとうございます。

こんにちは ちゃくまです。このブログは暮らしに関することをつづっています。

・ミニマリスト的な暮らし方 ・家事を簡単にする工夫 ・お金に関する管理方法(筆者はファイナンシャルプランナーです) ・世間に惑わされない生き方 ・・など。お役に立てたらうれしいです。

はじめに

遠方で一人暮らしをしている高齢母ですが、近くに住む妹が言うに母から

  • 「○○の引き落とし額がいつもより高い。」
  • 「クレジットカードを使っていないのに、引き落としがある。」

と言われていて実際、謎の引き落としが2件あったそうです。

高齢者母の意図しない引き落としについて

実家に比較的近い場所に暮らす妹が、ときどき顔を出してくれています。最近ちょっとおどろいたのは、母が「よくわからない」と言っていた謎出費に関する話です。

最近、母が妹に言っていたのは

  1. 最近のNHKの引き落とし額がやけに高くなった。
  2. 使った覚えがないのにクレジットカードの引き落としがある。

ということだそうです。母は80代ですが、一人暮らしをしています。お金の管理はしっかりしています。妹が調べてみると、次のことが判明したそうです。

高齢母の意図しない謎引き落としの詳細2件

1・NHKの引き落とし額がやけに高いについて

NHKについては、BS料金が引かれていたそうです。でもBSは契約しないと引かれないはず。実家は戸建てなのでBSアンテナを設置しないと見られないはずです。ほかに方法があるかもしれませんが、いずれにしても、BSは全く見ていないし見る概念がない母。ではなぜ、BSの引き落としがあったのでしょうか。

原因はなんと、

「母がNHKのBS契約申込み書に自分で記入して提出(多分郵送)していた」

のです。

妹が解約の手続きをやってくれたそうです。

2・イオンカードセレクトでの謎引き落としは、チューリッヒの保険料

謎のクレジットカード引き落としですが、これはチューリッヒという保険会社の保険料が引かれていたそうです。

これも母が自分で申込書に記入して、(たぶん郵送)提出したらしいです。さらになぜ引き落としがクレジットカードになっていたかですが、イオンカードセレクトというクレジットカードで引き落としされていたことが関係しています。これも妹が解約手続きをしてくれたそうです。

なぜ、母は意図しない申し込みをしたのか

なぜ、母は意図しない契約をしたのでしょうか。そこまでは詳細を妹から聞いていないのですが、容易に背景は推測できます。まず前提として、NHKのBSも、保険も郵送で契約の案内が送られてきたのだと思います。

NHKは引き落としの明細と一緒に現在BS契約していない人には、案内が同封されます。(基本の受信料は契約中)母は意味をよく把握しないまま、同封された契約の案内に記入して提出したと思われます。

イオンカードセレクトとチューリッヒの関連

チューリッヒの保険料が、イオンカードセレクトで引き落としされていたことについて、これもパンフレットや申込書が郵送されたからでしょう。

母はイオンカードセレクトを持っていますが、クレジットカードは一切使いません。ではなぜ、持っているかというと、イオンのセールを利用するためです。イオンカードセレクトを持っていると、セールで優遇ポイントが得られるなど特典があるからですね。この場合はクレジットカードで支払いする必要はなくて、提示するだけで割引されることがあります。

イオンとチューリッヒの関係ですが、業務提携とパートナーシップの関係にあるそうです。チューリッヒ生命はイオン銀行窓口で2024年12月から保険を販売しているそうです。おそらく、イオンカードセレクトを持っている関係で、チューリッヒからパンフレットと契約申込書が郵送されてきたのでしょう。

もともと保険はすべて解約していた母

保険に関しては、もう何年も前に「不要だから、すべて解約した」と言っていました。だから母は、そもそも保険は不要だと理解して必要性も感じていないはず。ところが今回は、保険に申し込んでいるつもりがないのに、現実として自分で記入して申し込んでいるわけです。

役所関連の書類には手を出さないらしい母

妹が言うに書類関係は

「私が確認するまで保留にしておいて。」

と常々言っているそうです。だから役所関連の書類は決して手を出さずに保留にしてあるそうです。ところが今回のように、なぜか民間の書類は勝手に記入して投函してしまうらしい。

なぜそんなことになるかというと、推測ですが

  • 役所関係の書類・・わかりにくい
  • 民間の書類・・一見、わかりやすくて記入したくなる紙面構成

ということではないかと思います。役所関係の書類は文章の言い回しも独特で、場合によって意味がわかりにくいことがあります。だから母は、よくわからないので保留にして手を出さないのでしょう。

一方で民間の書類ですが、こちらは相手も商売なので、記入するといいことがあるような一見、わかりやすい紙面です。だから母は記入してしまうのでしょう。しかも記入する内容ってたいていは

  • 氏名
  • 住所
  • 生年月日
  • 引き落とし口座やクレジットカード番号

などですから、特に難しいものではありません。

几帳面でせっかちな性格と、半端にしっかりしていることが裏目に出るパターン

母は、几帳面でせっかちです。でも専門的な知識があるわけではないのですが、例えばお金の管理は若いころから几帳面です。

昨年帰省した時、お金周りのことは大丈夫なのかと気になったので、生活費を聞いてみたんです。するとすぐに手帳を出して一つ一つ正確に予算と実際の支出と今後の支出予定を答えました。予算はすべて念のため少し多めにしているとのこと。若い人でも、ここまでのお金管理をしない人は多いです。

ところが今回のように、アクシデントもあります。几帳面でせっかちなので、自分でできると思った書類は

「さっさと記入して提出してすっきりしたい」

と考えたのではないかと推測しています。

痴ほうの始まりの可能性について

もちろん、これまでは大丈夫でも、高齢なので痴ほうの前兆という可能性はゼロと決めてはいけないでしょう。今後も注意する必要があります。母は幸いに現時点では痴ほうは全くありません。

ところが一見、そのようにしっかりしているように思えても、抜けやスキはあるのだと痛感しました。

都合が悪くなると「わからな~い」と言う母のプライド

実はかつては筆者が、若いころから母の「これ、どういう意味?」についていつもサポートしてきました。何かあるとささいなことも、電話がかかってきて相談されていました。

3年くらい前も数字的な話で電話がかかってきたことはあります。ところが、近年は筆者の体力的余裕がないので、昔ながらの母の込み入った話の相手をする余裕が本当になくなりました。それで最近は全く電話もなかったのです。ところが先日、妹から話を聞いておどろきました。

「書類は保留にしておいて」

と言われているのに出してしまったのでバツが悪くなったのでしょう。そういう時は母「わからなくなった~。」

と言うそうです。妹は「やっぱり高齢だから~」と思ったようですが私は

「このくらいは自分でできる」

と思って提出したんだろうなと感じました。やはり年を重ねるとできないことにプライドが下落することがあります。

姉妹でも親の性格は知らないことがある

今回の事例を妹から聞いて正直筆者は「ありそうなことだ」と感じました。ところが妹は「やっぱりしっかりしているようでも、高齢だから認識力が低下しているのね」と感じているようでした。もちろん、高齢なので全く認識力が低下していないとは言えません。

ですが長年、母の独特の行動パターンを目の当たりにしてきた筆者は「基本的に、若いころと大差はない。」と直感しました。つまり高齢だから起きたというよりも、周りにいるサポートしてきた人がいなくなったことが最大の要因なのです。

親が高齢になると、本人が年とるだけではありません。これまで近くにいた子が離れて暮らしたり、筆者のように子供も年を重ね細かいアドバイスのサポートが薄くなることがあります。別の子供が代わりにサポートしていても、上の娘には聞きやすいけれど、下の娘には遠慮してしまうということもあります。

姉妹でも親の性格や行動パターンは、知っていることと知らないことには差があることがあります。傾向として、姉妹の娘がいる場合、姉には何でもグチを含めて言っているけれど、妹のほうに、「ほとんどそういう話はしない」ということは友人の話を聞いても同じようです。

高齢の親が一人暮らししているときに注意したいこと

高齢の親が一人暮らしをしていると注意点は多数あります。その中で今回は「意図しない書類提出を勝手にしてしまうこと」について話をしました。

幸いに独り暮らしと言っても、娘(筆者の妹)が近くにいて時々サポートしてもらえるので母はめぐまれています。娘にはかゆいところに手が届くというか、言いにくいことも細かい話ができますからね。

母は納得いかないと妹にした話を私にもしてきて、それぞれの反応と違いを見てくることもありました。息子の場合、そもそもそういう非論理的な話は全くできませんからね。

さすがにこれに懲りて、今度はこのようなことはしないとは思いますが注意は必要です。また、最低でも母は家計をしっかり管理しているので異変に早く気付くことができました。

通常は何年も不要な保険に入ったままになっていたり、BSアンテナもなく見ることもできないBS契約に気づかずに何年も経過してしまう恐れがありました。

可能であれば、ときどき高齢親の引き落とし口座を確認して、不明な引き落としがないかを確認したほうがよいでしょう。

高齢者のクレジットカードは解約したほうがいい

できれば高齢者のクレジットカードは解約したほうがいいですね。ケースバイケースですが、クレカ払いをする習慣がないのであれば、ポイントやセール目的で持つメリットよりも今回のような意図しない契約や買い物のアクシデント、不正利用のリスクが上回ります。

まとめ

さいごに

今回は

ひとり暮らし高齢母の「謎引き落とし2件」の正体と原因を知っておどろいた

・・という話をしました。しっかりしているようでも、高齢者は意図しない支払いをしていることがあります。周りの人が気付いてサポートできた場合はセーフですが、それでもお金周りのことは聞きにくいので発見が遅れることもあります。郵送物は捨てずに保管しておき、残っている控えやパンフレットなどの中身を確認するなど、ちょっとしたことで気づくこともあるかもしれません。高齢になるとプライドもあり状況を隠してしまうなどもあるかもしれません。注意したいと感じました。参考になれば幸いです。