今回は、生活を便利にして自分の感覚をより研ぎ澄ます効果があり、かつ楽しみも増える愛用の地図関連3種を紹介します。
一枚の大きな全地図
まずは最近、10年ぶりくらいに東京の地図を買い換えました。一枚の大きな紙に、全容が記載されているタイプの地図です。
「地図なんて、スマホのアプリがあるでしょ。」
と思うかもしれませんね。それから書籍タイプのほうが見やすいと思うかもしれません。
でも、大きな一枚の紙の地図を見ると、それぞれの位置関係や、距離感が一目で感覚的にわかるんですね。これがいいんです。散歩に行くときも便利です。
地名を聞いても、普段行かないところは具体的にどことどこが近いのかなどが、直感的にわかりにくいことがあります。
そこで大きな地図でおよその位置関係を見ておくと、大きく間違えて進むようなことがなくなります。
今の時代は出かけるときは、スマホアプリがあるので、路線検索したり、グーグルで〇〇から○○・・と言えば(音声入力)瞬時に適切なルートと距離、時間を知ることができます。
けれども「グーグルに教えてもらったから、それに従うだけ」というのは、どうも気持ちが悪いんです。
というのは、自分がどういう理由でそのルートを選んで、どのくらいの位置にいるのかといったことを、感覚的に理解して進みたいと思うわけです。
実際に、そういうことを繰り返していくと、段々感覚的にルートを自分で選べるようになってきます。
つい最近も、こんなことがありました。Aという場所に行こうと思ったので、ネットで調べてみました。ところが感覚的に、もっと少ない時間で到着できそうな気がしたのに、実際はもっと時間がかかる結果が出ました。
感覚的に「おかしい」と思い、改めて周辺の地図を眺めてみると、やはり勘は当たっていました。
すぐ近くにBという駅があることに気づきました。A駅とB駅はたいして離れていないので、B駅経由で目的地に行けば、最初に想定した感覚的な必要時間で行けることがわかりました。
こういう時に役に立つのが、今回買った、大きな一枚の地図なんです。暇なときには地図を眺めて「ここからここは意外と近い」とか、「こことここは、同じ方角にある」などと楽しんでいます。
首都圏路線図
同時に路線図も時々眺めています。それぞれの時間も記載されていてこれだけ広範囲の路線図を見渡せるものはないので、なかなか楽しいですよ。
全国鉄道地図
それから自分がいる脇に常においているのは全国の鉄道地図です。蛇腹になっているので、見やすいです。
例えば動画を見ていて地名が出ても「それってどこ?」ということがけっこうあります。そんなときは、およその場所を調べたら、この鉄道地図で位置関係をその場で調べて確認します。
すると「ああ、このあたりね」と位置関係が感覚的に理解できると地名を聞いてもわからないまま見るより楽しめます。
さいごに
スマホがあるので「わざわざ地図を買うことはない」と思うかもしれませんが、時々眺めてみると発見があって楽しめるおまけもありますよ。
テレビを見たりネットを見たり、本を読んだりしているとき、駅名が出たら位置関係をすぐ確認すればより楽しめます。
眺めていると、気が付けばプチ旅行した気分にもなって一石二鳥です。