はじめに
今、改めて注目しているのは、個人向け国債の10年物です。今回は、それに関する話をします。
※特定の金融商品をすすめる意図はありません。判断はご自身でお願いいたします。
しばらく使う予定がない手堅いお金の運用先
今、一周回って注目しているのは個人向け国債の10年ものです。これまでも個人向け国債10年物は、時々利用していました。
例えば、「投資信託などににいきなり突っ込みたくはないけど、しばらく使う予定がないお金」などです。
国債のメリット
手堅く確保しておきたいお金は、国債の方が定期預金より注目すべきメリットがたくさんあります。
個人向け国債は3種類あります。そのうち10年物だけは変動金利です。それでいて最低利率は保証されています。しかも元本割れがありません。
もちろん、固定金利の3年、5年物でも、かまいません。銀行よりいいですね。いずれも最低0.05%の最低金利が保証されています。
さらに、10年物の国債は変動金利なので将来、金利が上がった場合、利子が増えます。
さらに銀行の定期預金に入れてもほぼゼロ円に近いですが、国債は最低でも0.05%(税引き前)です。これだけでも銀行に預けるよりお得です。(受取時に20.315%分の税金が差し引かれます。)
さらに国債は、金融機関によってキャンペーンキャッシュバックをもらえることがあります。キャッシュバックはSBI証券の場合50~100万未満で500円、100万円~200万未満で1000円などです。
ちなみに国債はいろんな金融機関で扱っていますが、おすすめはネット証券です。理由は窓口で余計な勧誘をされないからです。
しかも1年据え置けば引き出せます。この場合利息はペナルティがありますが、元本にペナルティはありません。
国債はネット証券購入がおすすめ
庶民が大事なお金を入れる先は、銀行の定期預金より国が窓口の個人向け国債を視野に入れてもいいですね。
まずは、思い立ったら国債を気軽に買えるように、ネット証券などを開設して置く準備がおすすめです。
国債は毎月販売されています。記事執筆現在(2022年2月1日)1月分は終了していて2月分は今はまだ開始していませんが、間もなく販売開始するでしょう。
こちらの本もおすすめ
国債のことを知るにはとても良い本です。
さいごに
お金の運用先というと、銀行預金しかイメージがわかないことがあるかと思います。多分銀行は街にあるので、リアルにイメージしやすいということもありますね。
一方で、国債は、ちょっとだけ買う段取りが最初に必要です。(ネット証券などに口座開設など)けれども最初の手間をクリアしたら、あとは自宅にいながら手間なく活用できます。
ネット証券以外でも国債は買えますが、1つは開設しておくことで、いつでも思い立った時に行動を起こすことができます。