簡単に暮らせ

ちゃくまのブログ。女性ミニマリスト。合理的な家事、少ない服で暮らす、家計管理、お金、捨て作業のコツ。好きな事をして生きる暮らしの追及

車両関係費カットの節約・車を手放し約13年経過して実感するメリットデメリット



こんにちは ちゃくまです。このブログは暮らしに関することをつづっています。

・ミニマリスト的な暮らし方 ・家事を簡単にする工夫 ・お金に関する管理方法(筆者はFPです) ・世間に惑わされない生き方 ・・など。お役に立てたらうれしいです。

はじめに

節約意識が高まっていますが、我が家で特に効果が大きいと実感する支出があります。それは車を所有するコストです。

今回は結婚当時は普通車二台を所有していた我が家が現在、車を手放して約13年経過した実感を紹介します。

※もちろん、このスタイルは、たまたま実践が可能だった点も大きいです。ライフスタイルの形によっては、車を手放したくても手放せない方は大勢いるでしょう。

そうした場合はやむをえませんし、すべての方に車を持たない生活を勧めるものではありませんのでご承知おきください。

車を手放した理由

車を手放した理由は、夫の転勤で首都圏に越したため車がなくても生活可能になったことが大きいです。

とはいえ、通常周囲のファミリーは車を所有しています。にもかかわらず手放したのは、生活コストをカットしたかったからです。

とにかくお金を貯めたかったんです。だからカットできることはないかと考えたとき、車に目を付けました。

車の所有経歴

結婚当初は夫と私、それぞれが独身の頃から乗っていた普通車を持っていました。当時の住まいは地方なので、車がなくては生活できなかったのです。

もっとも、女性は軽自動車に乗っていることが多かったのに対して私は普通車に乗っていました。

結婚直後、軽自動車に変えようと考えましたが、車の買い替えをするほうが支出が増えるので結局、手放すまでずっと普通車を所有しました。というわけで普通車2台なので、維持費が割高になります。

車を手ばしてコストはカットできたか

車を手放したことによるお金の効果は、想像以上に良いありました。

  • 車両の買い替え費用
  • ガソリン代
  • 駐車場代
  • 税金
  • 車検
  • メンテナンス料
  • 修理代
  • 清掃、洗車代
  • 保険料

車は所有するだけでこれだけの支出が必要です。それが丸々不要になるので、その分を貯蓄に回すことができました。

また、直接の車両関係費の支出のほか、車がないことで余計な買い物が減りました。

車がないことで感じたお金以外のメリット

余計な気苦労がなくなった

車を手放して感じたお金以外のメリットがあります。それは余計な小さな気苦労が減ったことです。

例えば小さな接触事故の可能性にひやひやしたりすることがなくなりました。店舗の駐車場に車を停めていて、いつの間にかドアに傷がついていてがっくりした経験は結構あると思います。

それだけではなく、だれかを車に乗せたとき、(車の運転経験がないような方にありがち)駐車場で車を降りるときに隣の車のドアにぶつけそうでヒヤヒヤするけどいちいち言えない・・みたいなささいなことがあります。そういう小さな気苦労がなくなったことは大きいです。

気にかけることが減った

また、しょっちゅうガソリンを詰めるタイミングを気にしたり、清掃や洗車に気を使う手間がなくなって気分がすっきりしました。

公共の交通機関を使う楽しみを覚えた

公共の交通機関を使う楽しみを覚えました。車のように融通がきかない点がある反面、制約があるからこそ楽しいことがあると知りました。

また運転手が不要になったので、例えば「夫が運転で景色を楽しめない」などの負担が減りました。

無駄な買い物をしなくなった

例えば以前はホームセンターが大好きでした。ガーデニング、DIYが好きでした。同時にちょっとした大きな雑貨や関連物を買い込みました。

ところが車がないと運べないので、そもそもホームセンターに行かなくなりました。、軽トラ貸し出しなどがありますが、

「そうまでして買わなくていい」

と思うようになり結果として無駄な買い物が激減しました。

事故を起こす可能性がなくなった

車を運転して怖いのは事故です。これまで物損事故には遭いましたが、人身事故が一番怖いです。

けれども車を持たなければ、その可能性がなくなります。少なくともこちらが加害者になる可能性は、通常の範囲ではほぼゼロに近くなります。

車を手放したデメリット

気軽に外出できない

車を手放したので、新しい地に越しても、気軽に車で外出を楽しむことはできなくなりました。

具合が悪いとき病院に行くとき不便

病院は周囲にあるのですが、近いことが裏目に出ることがあります。通常の通院は徒歩やバスで行きますが、単発で具合が悪くてタクシーを頼まざるを得ないことがあります。けれども近距離は思いっきり塩対応されることがあります。(すべてのタクシーではありません。中には親切な方もいますが)

もちろん近距離なので低姿勢でお願いするし、お釣りを受け取らないなどの実質チップを払います。それでも不機嫌な態度をされるとチップの意味もないし、腑に落ちません。この点だけは難しい問題です。

まあ、たま~に嫌な気持ちになるだけなので、気にしなければいいですね。

コロナ流行には車が便利

またコロナが流行すると移動に車を使えば感染リスクがありません。ところが相変わらず公共の交通手段かタクシーですから、非常時はデメリットがあります。

ゴルフの時、気まずい

また、夫は仕事がらみでたまにゴルフに行くことがあります。こちらに来てしばらく部署の関係でゴルフは不要でしたが、最近またゴルフが復活しました。

車を持っていないといつも乗せてもらう立場になるので、いくらお礼をするにしても、やはり心苦しくなります。

今後、頻度が増えればレンタカーを使うなども検討しないといけませんね。ただ、夫はペーパードライバーに近くなりつつあるので、たまに車を運転するのは心配です。

さいごに・総合的には車を手放して良かった

メリットデメリットはありますが、総合的には車を手放して良かったと思います。細かい課題はありますが。

所有コストの削減が一番大きいメリットですが、それだけでないメリットは大きいです。

もちろんデメリットもありますが、メリットがデメリットを上回ると判断しています。将来的に自動運転などが浸透すれば、ますますこの可能性は大きくなるのではないでしょうか。