はじめに
絶賛株下落中の現在ですが、ネット上には刺激的なワードが並びます。
また、新NISAを始めた人は、
「さすがに損切か!?」
・・という事態も増えているとか、いないとか。
そこで今回は、新NISA等の投資民がとるべき1つの行動を紹介します。
※投資は個々の判断で行ってください。
新NISA等投資民がとるべき選択
新NISA等投資民がとるべき今回の選択は、一択です。
ー傍観ー
これだけです。
ただ、傍観するために必要な大前提があります。
投資は猶予資金でやること。
これです。
具体的には、今回のように(もしかしたら今後さらに暴落することもある)暴落しても損切りしないで済むには、現預金の生活資金が必要だということです。
暴落想定の下落率と、暴落して戻るまでの期間、生活できるお金が必要です。極端な話、それを確保してあれば投資分は傍観できます。
そもそも新NISAは、庶民が老後資金などを長期運用できるように想定された非課税制度です。
もちろん、老後資金以外の目的もあるだろうけれど、長期運用することで、細かい値動きにビクビクしないで済みます。
ろうばい売りは誰もが通る道(かも)
下落しているとき、投資を始めたころろうばい売りをするのは誰もが通る道かもしれません。
筆者もコロナショックの時に、一部をろうばい売りしてしまいました。ただ、あの時の勉強代があったからこそ、耐える耐性が着いたとも言えます。
もちろん今回の下落がどうなるかわかりません。でもそれはコロナショックの時も同じように言われました。
何せこれまで経験したことのない事態でしたからね。筆者も当時は
「過去にない状態だからまずいかもしれない。」
と考えたのです。ところが株価は半年ほどで戻りました。世の中は真暗みたいに思ったけれど、人間ってパワーがあるんだな~と思ったものです。
同時に株価の値動きは誰も読めないってことです。
今回も、まずい事態といえばそうだけど、経済そのものがどうにかなったわけではない。ただ、トランプさんの関税がきっかけなわけです。
アラカン世代も傍観でいいの?
傍観といっても、筆者夫婦のようにアラカン世代も傍観でいいのでしょうか。
生活資金を確保している前提であれば、やはり傍観です。
リーマンショックは回復まで7年かかったらしいのです。トランプさんの任期が4年であることを考慮すると、ざっくり最悪5年耐えられる資金を確保してあればいいかなと考えています。
現状の下落、想定内です
現状の下落は想定内です。ですので引き続き傍観します。ただ、下落しているのを横目で見るのはあまりうれしいものではありません。
今は所有していないインデックスファンドについて、3%の変化があったときにメールがくる設定にしたままなんですが、最近何度もメールが来てうっとうしいです。(解除したら?)
現状は、良いお知らせが来ることがないのはわかりきっていますから、見ないほうがいいですね。
旧NISAからのオルカンはプラスを持続中
ただ、旧NISAからのオルカンは今回の下落があっても、トータルではプラスでがんばってくれています。
まだ長期保有とはいかない期間ですが、やはり長く保有するほど下落も大きく影響しなくなっていきますね。(含み益は減るけど)
全世界債権、米国債券はわずかにプラス
最近はじめたばかりの全世界債権と米国債券ですが、世の中が下落しているなかでもわずかにプラスです。(投資信託の債権)(ただし、ファンドそのものというより、たまたま購入したタイミングが良かっただけという可能性もあります。)
これはお試し感覚で、年金機構GPIFのポートフォリオを参考に海外の債券を組み入れたのですが、さすがにこういう機関が考えることは理にかなっているんだなと実感しました。
投資をしない人の声が大きくなるご時世だけど
投資をするも、しないも、人それぞれです。どっちがいいとか悪いとか、正解も不正解もありません。
ただ、現在は株が下落しているので、投資をしない人の声が大きくなりますね。一方で株が好調になると、投資をする人の声が大きくなります。
筆者は投資をする方針です。ですので現状はあまり声高にはできないのですが(笑)、「とりあえず種はまいてある」
という楽しみを感じています。
下落しているけれど、その根底ではわくわくしているんです。種はまかなければ芽が出ませんからね・・。
資産運用種類の向き不向きとスキキライ
資産運用をするにあたり、結構避けて通れないと感じるのは個人の性格などです。
例えば筆者は、現物的な運用はめんどうくさく感じるので向きません。一方でネットを開いてPCで完結するようなものが好きです。理由は家の中で一人ででもできるからです。
現物の不動産投資なんかは、魅力があると思いますが生の人と物件のやり取りが必要ですよね。こういうものは人対人のエネルギーを使います。
筆者は持病有りなので、家を出歩いてあれこれするのは無理。交渉したり連絡とったりするエネルギーももたない。
でもPCやスマホでポチポチできる投資は、体の具合がいまいちでも、出かけられなくても自宅で操作できます。だから数字が行き来するだけの新NISA系の資産運用が向いていると感じます。
この辺は、損得勘定以前に、人それぞれなので
「自分がやりたいかやりたくないか」
という視点も必要ですね。
まとめ
- はじめに
- 新NISA等投資民がとるべき選択
- 投資は猶予資金でやること。
- ろうばい売りは誰もが通る道(かも)
- アラカン世代も傍観でいいの?
- 現状の下落、想定内です
- 旧NISAからのオルカンはプラスを持続中
- 全世界債権、米国債券はわずかにプラス
- 投資をしない人の声が大きくなるご時世だけど
- 資産運用種類の向き不向きとスキキライ
- まとめ
- さいごに
さいごに
今回は「株絶賛下落中で損切民続出!?の現在、新NISA等投資民がとるべき1つの行動」という話をしました。参考になればさいわいです。