
はじめに
今回は、年末年始にお金を使いすぎて、後で不足してあわててしまう人の買い物リストを紹介します。
「当たり前」と思っているその出費を、疑うことから始めましょう。
年末年始は、楽しいイベントがたくさんあります。
一方で、お金がたくさん出ていくので、「七草がゆ」のころになるとお財布の中が軽くなりため息をついてはいないでしょうか。
お金がいつも不足する人が年末年始に買う10のリスト
ここに挙げるリストを回避すれば、年末年始にお金を使いすぎる習慣をやめられます。
1・年末ジャンボ宝くじ
実は宝くじ、お金にゆとりがある人よりも、生活が厳しい人が買う傾向にあります。
冷静に考えれば、宝くじはギャンブルの中でも当選確率、還元率が非常に低いのです。
オンラインカジノ、パチンコ、パチスロ、競馬が70~90%代の還元率ですが、宝くじは45~50%です。
国が発行しているので、安心感があるかというとそんなことはありません。
ギャンブルの中でも最も危険とも言えます。
だから宝くじ購入資金は、水泡に化すことが多いのです。
だから「買わない」ことが一番得する宝くじの買い方(?)です。
それを知らずに買ってしまうのは、情報や知識、判断能力が低下しているからです。
お金に困っていると、判断能力も低下するというデータもあります。
そとため宝くじは、「愚者の税金」とか「貧者の税金」とも言われています。
2・福袋
福袋は、「値段以上のものが入っている」という期待感が楽しい商品です。
けれども中身が見えないということは、実質売値以上のものが入っていないからです。
中身が価格以上であれば、中身を見せて販売する方が売れます。
それをしないのは、やましいからです。
定価自体は福袋の販売価格を上回っていても、実際は在庫処分品、廃棄処分しなければならないものなどを含むことがあります。
福袋に限らず、情報をかくす傾向がある、あらゆるものは、かくさなければならないマイナス要因があるからです。
最近増えている「中身が見える福袋」はプラス要因の典型です。
中身に自信があるから、中身を見せて販売しています。
あとは買うか買わないかは、各自の判断となります。
3・新しい財布
「新年に財布を新しくすると金運が良くなる」
と言われていますが、金運以前に、モノを丁寧にあつかう行為がまわりまわってお金周りの安定につながるということです。
1年で買い替えるくらい、財布を乱暴に扱うことが、金欠を生みます。
もちろん、ボロボロになった財布よりも、気分は良いですし他人からの見た目にも影響します。
また、新年は財布のラインナップが店頭に増えるメリットはありますが、物の力よりも自分の行動(ていねいにあつかう)ことが新しく買うより100倍大事です。
最近は、100円ショップで買える簡素なポーチを財布代わりにする人も増えています。
キャッシュレスがメインの時代ですが、まだ現金が必要な場面はあります。
また、カード類の保管は必要なので、それらを整然と安全に保管することを優先しましょう。
4・70%オフの服
新年のセールでは、ときに70%オフなどのセール品の服が並びます。
割引率につられて買っても、来年それを着たいかどうかはわかりません。
それを保管するクローゼットも自分のコストです。
本来は服を販売している店が保管か処分費用を払いますが、それを肩代わりしてあげる必要はありません。
「安い」
というよりも、
「その費用を肩代わりしてまで買う必要があるか」
という視点になりましょう。
5・食べきれないごちそう
年末年始に食べきれないほどのごちそうを食べる必要はありません。
理由は現代の食事が、すでに毎日お祭り状態だからです。
クリスマスのケーキ、チキン、その他オードブル、すでに目新しくはありません。
チキンなんて日常的に食べているし、ケーキも食べたければその都度食べているでしょう。
寿司も同じです。
回転ずしと高級な寿司は違うでしょうが、ネタの違いはあるにしても、劇的な違いがあって体調が変わるわけでもありません。
適度な雰囲気づくりの食事をするにしても、おなかが苦しくなったり、食べきれないような食事をする必然性がありません。
6・二日酔いになる量のアルコール飲料
アルコールは趣味で生きがいだから、
「年末年始くらい思いっきり飲みたい」
と思うかもしれません。
ですがアルコールは百害あって一利なしの飲料です。
昔は
「少しのアルコールは体に良いと」
言われていました。
でも現代の見解は反対です。
僅かであっても健康のリスクがあるとされています。
そもそも子供が飲めないものを、大人だからいいという理屈は通りません。
アルコールの弊害は、本人が具合悪いのは自業自得ですが、周りに悪影響をまき散らすことです。
7・「がんばった自分へのごほうび」
いつからでしょうか。
「がんばった自分へのごほうび」
という言葉が流行ったのは。
これは企業の戦力として、自分のものを買う消費を増やすための言葉にすぎません。
8・「なりたい自分」になるための投資
「なりたい自分」
と言っている時点で、現在の自分をおとしめていることに気付いていません。
現在の自分を自分が認めないで、いったい誰が認めるというのでしょう。
自分の扱い方は、他人からの扱われ方と同じになります。
やっていることが、同じだとしてもその動機が自分を下げていれば、結果は違ってきます。
たとえば
「今よりやせてきれいになりたい」
と考えているとします。
やせることが
「なりたい自分」
だとして、
「現在の自分は太っていて、きれいではない」
と暗示をかけていると同じです。
同時に
「なりたい」
と思っている時点で、
「そうではない自分」
の暗示をかけています。
そうした逆効果の考えは、商戦力にまんまとはまりますので、お金も無駄に使ってしまうわけです。
9・ダイエット食品
年末年始に食べ過ぎたり、動かないなどで太ることをきっかけに、ダイエット食品が気になる人が多いでしょう。
ダイエットの最も効果的な方法は簡単です。
それはダイエット食品を買わないことです。
ダイエットグッズも同じです。
必要なエネルギー以上に食べるから太るわけで、ダイエットしたいならば、
- 過剰に食べない
- 摂取食品以上に動く
基本的に2つどちらかで太らないわけです。
他力本願をする時点で、余計なお金を使っています。
10・おみくじ
「おみくじを買うな、って罰当たりな!」
と思うかもしれません。
確かにそうかもしれません。
ただ、思うのです。
「おみくじって、ギャンブルの原点でもあるな。」
と。
おみくじでもお守りでも、販売するからには原価があり経費があり利益があって成り立つものです。
もちろん、収益金は神社の維持管理に使われますから、それ自体に問題はありません。
ですが、おみくじの原価はいくらでしょうか。
なんでも原価と利益でコスパを考えて買うものではないですが、ちょっとだけ考えてみてください。
おみくじは100円が多いですが、マスコット付きなどは200~500円などがあります。
おみくじで紙だけの原価は一枚1~4円とされています。
神社の中でも原価率が低く、勝手に参拝者が買うので、販売の人件費などもほとんど不要です。
そのため神社のあらゆる販売品の中でも高い収益源となります。
また、おみくじを買う人は、その品質を問うことはありません。
クレームなどの手間もいりません。
大吉~大凶の結果を読んで納得して満足します。
大吉~大凶の結果で喜怒哀楽する感情は、ギャンブルのそれと似ている側面があります。
また「次は何が出るだろう」というわくわく感と期待感は、ガチャガチャのそれと似ています。
昔「富くじ」という今でいう宝くじが出たのは、かつて神社仏閣が復興のための資金を得るために販売されたことが起源です。
こうしてみると、おみくじを毎年、または神社仏閣に行くたびに買う人というのは、ある意味ギャンブル依存の要素があります。
実際はそんなことはないのでしょうが、こうしたギャンブル依存の心理は気づかないだけで、いたるところに転がっています。
おみくじ自体を否定することは全くありませんが、
- 少額で買える
- 期待感がある
- 習慣になる
という構造自体は、ギャンブルの要素と非常に似ています。
お金を使うときは、
「何を目的にするのか」
を意識しましょう。
金額の大小にとらわれないことが必要です。
まとめ
さいごに
今回は「お金がいつも不足する人が年末年始に買う10のリスト・まさか!意外なあの小さな出費までも?」という話をしました。
お金が不足しがちな人は、出費のきっかけに金額の大小に影響されることがあります。
また、期待感や高揚感を重視する傾向があります。
それらのきっかけは、決して大金ではありません。
時に100円や数百円のこともありますし、場合によってはご利益が期待されることもあります。
それらの出費そのものがだめだというのではありません。
よく考えずに、少額だとためらいなく出費する構造がのちに困った結果につながります。
参考になれば幸いです。