
はじめに
何かと騒がしいホルムズ海峡封鎖関連の株価について。新NISA民は気になって株価を何度も見ていた人もいるのではないでしょうか。
今回は、今回の出来事から学んだ新NISAの運用でとるべき行動についてお話します。
新NISAを撤退してしまいましたか?
新NISAが2024年1月にスタートしてから、何度か株価が下落する事態が起きています。当初の下落時にすでに撤退した人もいるでしょう。
株価は値動きがあるのは当たり前なので、多少の下落は想定して始めないと、少しの下落ですぐに売却してマイナスを出すことになります。
反対に、少し利益が出ただけで利益確定するために売却してしまうと、これまた長期の運用ができません。結果として大したことのない利益で終わることになります。
①有事の金も下落するときは下落する
金は安全資産として取り扱われます。また、「有事の金」として戦争が起きると金はニーズが高まり値上がりすると言われていたんですよね。
ところが今回、金は値上がりどころか株価同様に下落しました。
さらに株価は最近、すぐに持ち直して銘柄によっては過去最高値に匹敵するところまで復活しています。
ところが金は、まだ低迷して迷走しています。
つまり「有事の金」、つまり金が絶対的な存在にはならず、むしろ株価よりも値動きが激しく、何らかのリスクがあるのは株価と変わりがないことがわかります。
だから金に限らず、何か一つにだけ集中するのは危険ということです。
②債権は株価と逆の値動きをしないことがある
債権は、「株価と逆の値動きをするので、両方持つことでリスク分散になる」と言われています。
ここでいう債券とは、日本の個人向け国債のような元本保証型の債権ではなく、米国債券や外国債券インデックスなどの元本リスクがある債権のことです。
リスク分散のために債権を持ったり、債券が組み入れられた投資信託を持っている人もいるでしょう。
でも、今回の値動きを見ると、有事なのに決して株価が下落したときに債権が上昇したり、株価が持ち直して上昇して債権が下落したりも関連性は見られません。
むしろ、株価が下落したときに債権も下落して、株価が上昇すると債券も上昇するというような動きもあります。
③何もしない株が一番利益を上げている
「何もしないことが利益を最大限にする」と分かっていても、株価が下落すると落ち着かずに売却したら元の木阿弥です。
筆者は基本的に投資信託で運用しています。ですが当初、アメリカ株のETFを少しだけ組み入れたことがあります。
ですが昨年、トランプさん就任後、高値になりすぐ株価が下落の気配が出た直前、半端なETFを売却してオルカンに入れ替えようとしたことがありました。
ところが、ETFの画面操作がわからなくて、結局放置してしまったんです。金額も少なかったし「ま、いいか。」という感じに。
ところがその放置したアメリカ株のETF、今ではトータルリターンだけでみると、保有銘柄中一番成績がいいんです。
実は投資信託で運用したS&P500は、旧NISAの運用が終了したタイミングでほとんどをオルカンに移したのです。
結果、途中で一度売却という分断が起きている分トータルリターンがそこで減るんですね。
たまたま操作方法がわからなくて、放置したことが功を奏しました。何もしないことが一番の運用の秘訣だというあらわれです。
まとめ
ホルムズ海峡封鎖関連で株価が乱高下しました。でも報じられるイメージに対して株価は意外と平穏です。
結論を言うと株価は正直です。テレビやユーチューブなどでは悲観的なあおりの情報が多いですが、現実は意外と冷静な事実を表しているのが株価です。
株価は嘘をつけないのです。それが投資の魅力ですが、不可解なこととも言えます。
株価を読める人はいませんが、オルカンやS&P500のような一般的な株は、多少の乱高下はありつつも、意外とゴールドより安定しています。
もちろん今後も値動きはあるでしょうが、暴落あおりの情報が出ても、その時点の株価は1年前と比較して上昇する中での下落であることが多いんですね。ましてや3~5年になれば、下落の幅もカバーするリターンになっていることもあります。
まとめ
さいごに
筆者も以前は、何か大きなネガティブ要素があると、株価が下落して「それっきり」みたいな感覚をもっていました。
けれども数度株価下落を経験して、テレビやSNSや動画などで報じられるイメージと株価を通して実感する現実は違うことを身をもって理解しました。
株価は一時下落しますが、間もなく株価は戻りさらに上昇します。もちろん多少値動きしながらですが、今は、長期運用を決めたものは原則傍観していられます。
※ここでいう株価とは、インデックスのことです。
参考になればさいわいです。