はじめに
まもなく梅雨到来する季節ですが、雨の日は好きですか?
私は梅雨の雨が、かなり好きです。特に小雨の散歩は、晴れた日には味わえない楽しみが詰まっています。
今回は、なぜ梅雨の雨が好きなのか、そして梅雨の散歩がなぜ楽しいのかについてお話します。梅雨をゆううつなものではなく、楽しい期間と感じるきっかけになればうれしいです。
もくじ
梅雨の雨の魅力
初めに、梅雨の雨の魅力とメリットについてお話します。確かに雨の日で通勤通学、仕事や用事をこなすのが大変なことが多々あります。雨の中頑張ってくださっている方には感謝の気持ちしかありません。
いっぽうで自分個人に関する範囲に限った場合ですが、用事のないとき梅雨時の雨は、心が落ち着きます。理由は第一に、冬や夏のように気温が厳しくないことです。
雨に濡れた木や草花は、いつもよりワントーン濃い色に変わります。この光景が美しい。
もちろん、ずぶ濡れになることは避けなければなりません。ですが、小雨程度であれば、風邪をひくような冷えもほとんどありません。
それでいて、人の動きが鈍くなるので、外は人は少なめです。だから全般に世の中が静寂に包まれます。聞こえるのは雨音が中心です。
雨の日の散歩は準備を万全にする
雨の日を楽しむには、コツがあります。それは準備です。言葉にすると面倒くさいですが、実際にやってみるとどれも、たいした手間ではありません。
- 通勤通学、お昼の時間をさける
通勤通学の時間は人が多いので避けます。
- 雨に濡れにくい靴など雨対策の服装をする
レインコート、雨に濡れにくい靴などを普段から用意しておきます。
- ポリ袋を3枚程度、タオルハンカチを2枚持つ
ポリ袋を3枚程度持っていると、濡れたものを拭いたハンカチやティッシュを入れられて便利です。
- 濡れにくい帽子をかぶる
傘で雨をしのごうとしても、風が吹いて意味がないことがあります。こういう時は、帽子をかぶっていると、小雨程度ならかなり雨を避けられます。(風に飛ばされにくいあご日も付きのものが便利です)
- 歩道が広いところを歩く
やみくもに歩くのではなく、安全を考えて歩道が広いところを意識して歩きます。
- ビル風が吹くところは避ける
本来の風はたいしたことがなくても、マンションやビルの合間は突風が吹くことがありますので、その辺をよく考えて歩きます。
- カフェやコンビニ、バスルートなどエスケープルートをコースにからめる
いざというとき、駆け込めるエスケープルートを歩くコースに入れておきます。カフェやコンビニがあれば、疲れた時や予想外の悪天候にあった時、逃げ込むことができます。
また、疲れて歩けなくなったときバス停や駅をコースにからめておきます。どうしてもない場合はタクシーに乗ることも考慮しておきます。
- 小銭とICカード類を持つ
飲み物を買おうと思ったら、千円札が使えない自販機しかないこともあります。小銭を多少持参します。
バスや電車にさっと乗ったり小銭の出し入れが不要なICカード類を持参すると便利です。(私はアップルウォッチのモバイルスイカを使っています)
さいごに
「雨の日はつまらない」というのは思い込みです。雨だからこそできる楽しみがあります。晴れの日は確かにすがすがしいですが、真夏や日差しが強いと体力を消耗します。その点、梅雨の雨はこれから来る暑い夏の「嵐の前の静けさ」という地球からの贈り物です。これからの梅雨を、思う存分、満喫しませんか。