はじめに。
今回は、節約のコツを話します。
- はじめに。
- 1、倍でも買うか。
- 2、買い物自体が楽しみ?趣味?運動?暇つぶし?
- 3 、 100円ショップは安くても、基本、行かないわけ。
- 4、消耗品は、定番品を決めてリピート買い。
- 5 、モバイルSuicaで、キャッシュレスを利用する。
- 6 、銀行の手数料を一切払わない。
- 7 、車は金食い虫。
- 8、 値上げラッシュでも、捨てるをためらわない。
- さいごに。
※ユーチューブ版もあります。↓
1、倍でも買うか。
「倍なんてとんでもない。」
という声が聞こえそうですけど、そのくらいの感覚でいれば、まず間違いありません。
安いから買う感覚だと使い方が雑になりますし、買いだめしておこう、とい考が働きます。
値上げしている最中に、「安いうちに買って備蓄しておこう。」という考えが働くことがあるかもしれません。けれども、それは自宅内に、在庫をたくさん抱えることになるんですよね。
そうなると確かに、多少安く買えるかもしれませんが、消費期限を確認したり、在庫が確認したりを、常に意識しないといけなくなります。
こういう事は本来、販売するお店がやらなければならないのですが、買って備蓄、と言う視点で、多めに自宅に在庫を持つ事は、これを個人でやってしまうということです。
短期的、一時的にするならまだしも、これを長期的にするのは現実的ではないんですよね。
だから「倍でも買うか、」位の感覚でいてちょうど良いと思います。
2、買い物自体が楽しみ?趣味?運動?暇つぶし?
もしかすると、節約以前に買い物自体が楽しみ、趣味、暇つぶし、運動がわり、とい
う人も実はいるのではないでしょうか。特に高齢者等は、その傾向もあるかもしれません。
確かに、特にすることもなく、暇で退屈で仕方がない場合は、買い物が唯一の外に出る機会で、運動がわりになって、人と接する機会になり、暇つぶしになることもあるかもしれません。
生きがい、とまでいかなくても、実のところ、値上げラッシュだろうとなんだろうと、スーパーマーケットに、買い物にこと自体が楽しい、という本音の方は、割といるかもしれません。こういう場合は、本人が楽しんでいるので、それを続けても良いと思います。
一方で、買い物自体が暇つぶしとか、趣味の代わりになってしまうと、どうしても余計な買い物をしがちです。
こういう場合は、日々の予算を決めて、その範囲で買うことが、買いすぎをしないシンプルな秘訣です。
3 、 100円ショップは安くても、基本、行かないわけ。
100円ショップは、節約の代名詞で、確かに安いものがたくさんありますね。
一方で実は私、基本的に100円ショップに行きません。理由として第一に、開店時間が10時を過ぎないと開かないことです。
だから、ウォーキング中に、ちょっと寄って買っていく、ということができないことが多いのです。
その点、スーパーマーケットであれば、夏場などはわりと早めに開店していたり、ネットスーパーを利用すれば、時間の融通が利きます。けれども100円ショップの場合は、そういうわけにいきません。
100円ショップの場合は、わざわざ行かなければならないことが多くなります。つまり100円ショップに「わざわざ行くか?」の視点になるわけです。
できれば100円ショップで買いたいものの1つに、排水溝ネットがあります。排水溝ネットは我が家の場合、台所と浴室で使います。
浴室は1日1回交換して、台所は1日2回位交換します。こんな感じなので、割と消費スピードが早く、100円ショップの排水溝ネットは、コスパが良い、わけです。
一方で、普通にスーパーマーケットから買うと、同じようなものが倍の値段で、1袋200円位します。スーパーによっては、300円位のものしか売っていない場合があります。
すると、排水溝ネットは、できれば100円ショップで買いたいわけです。けれども、消費サイクルを考えると、1ヵ月に2袋程度です。
この場合、100円ショップで買えば1ヵ月に200円。スーパーマーケットで買えば1ヵ月に400円。
差額は1ヵ月に200円です。ここで注意しなければならないのは、この差額を、割合で考えてしまうことです。割合で考えると200円と400円では2倍差で、パーセンテージでは高い方で200%です。このように割合で考えると、100円ショップで買うと、とても安く得したような気がします。
けれども冷静に考えると、単純な価格差としては、1ヵ月に200円です。この200円のために、わざわざ時間を割いて、100円ショップに行く価値が、どのくらいあるかということです。
他にも、100円ショップで買う方が圧倒的にコスパが良くかつ、絶対に必要な物、があれば行く価値があるかもしれません。
けれども、その場合はわざわざ100円ショップに行く、という時間と、手間暇を無駄にしていることに気づかなければなりません。
また、日時によっては100円ショップは混んでいます。また、つい余計なものを衝動買いして、買ってもなくても良いものを買ってしまいます。
このようなことを総合的に考えると、100円ショップで一見、安い買い物をすることが、本当の意味で安いとは限りません。むしろ、余計な買い物をついしてしまう人の場合は、価格的には多少高くても、100円ショップ以外で買う方がかえって支出は抑えられます。
4、消耗品は、定番品を決めてリピート買い。
シャンプー、リンス、ボディーシャンプー、歯磨き粉、トイレットペーパーのような消耗品類は、定番品を決めた方が余計な買い物をしないで済みます。
その時々で買うものを変えている場合は、常に商品のチェックをする羽目になります。
例えば、今回はこのシャンプーを使ってみよう、次回は、あのボディーシャンプーにしようかな、と言うような感じです。
洗濯洗剤なども同じです。定番品が決まってないと、商品の使い心地や、値段等に気をとられて、とにかくお店の商品陳列棚をチェックする手間が増えます。
そうすると確かに、場合によっては、安く手に入れられることもあるかもしれません。
けれども総合的に考えると、常に自宅の消耗品の在庫のことを考えなくてはいけませんし、定番化されていないと、頭の中が混乱して、常に買い物の事ばかり考える羽目になります。
これが一人暮らしとか、夫婦2人暮らし程度であればまだしも、家族4人暮らしなど消費サイクルが激しい場合ほど、主婦は常に、買い物のことに気をとられて消耗します。
そのようなことをするよりも、定番品を決めてしまって、なくなりそうになったらそれを淡々と買う方が簡単で楽です。
例えば定番品を買う場合に、アマゾンの定期便等(https://amzn.to/3XaFqzn)があります。これは定期便対象になっているかどうかという問題がありますが、もし対象になっている場合は、利用すれば少なくともその品だけは、在庫管理から解放されます。
例えば私の場合は、マウスピースの洗浄剤と、トイレ掃除シートを定期便で買っています。
マウスピースの洗浄剤は、近くのドラッグストアでは扱いがないことが多く、トイレ掃除シートの場合は、ネットスーパーの扱いがないこともあるので重宝しています。
もちろん定期便は、いつでも止めることができます。このようなものを利用してしまうのも手です。
5 、モバイルSuicaで、キャッシュレスを利用する。
普段の支払いは基本的に、モバイルSuicaのキャッシュレスを利用しています。
モバイルSuicaの決済には、楽天のデビットカードを使っています。
キャッシュレス利用の代表的なものとしては、クレジットカードがあります。
楽天のクレジットカードもありますが、普段の支払いは楽天のデビットカードの方を使っています。
理由としては、デビットカードを使えば、すぐ引き落とされるので、使い過ぎ予防になることです。
また、最悪不正使用された場合、クレジットカードの場合は限度額いっぱい引き出されたり、利用される恐れがありますが、デビットカードであれば基本的に残高以内で済みます。
ただしそのかわり、利用にあたっては残高を確認しておくことが必要です。
また、デビットカードは基本的に、VISAやJCBなどの国際ブランドがついてますから、たいていの支払いに、クレジットカードと同じように使えます。
まれに、サブスクリプションの決済に利用した場合、デビットカードはクレジットカードと比較して、多少の制限がある場合があります。
このような多少の注意点はありますが、買い物すれば現金で支払った場合、1円のポイントも付きませんが、デビットカードを経由するとポイントがつきます。
もちろん、これ自体が目的ではありませんが、店舗のプラスチックカード等のポイントカードを使わなくても、デビットカードやクレジットカード等を経由することでポイント獲得できます。
私の場合ですが、スーパーのポイントカードは現在一切使っていません。
それでも、デビットカードのポイントがつきますので、単に現金で買うよりも、手間をかけずにポイント獲得もできています。
モバイルSuicaを使っている、と言いましたが、それに加え、Apple Watchも使っています。つまりハンズフリーでレジで支払いできるわけです。せっかくここで、財布を出さずに済んでいるのに、ポイントカードを使うために財布を出し入れしていたら本末転倒です。
レシートは受け取って、ポケットやカバンに入れ、帰宅してから整理しています。
6 、銀行の手数料を一切払わない。
基本的に銀行利用でかかる手数料は、一切払わないで済むようにしています。
銀行利用するときにかかる可能性のある手数料としては、振り込み手数料や、現金引き出し手数料等があります。
この場合、特に注意が必要なのは、振り込み手数料です。
これに関しては、ネットバンクや、ネットバンキングを利用することで、無料にすることがしやすくなります。
各銀行のネットバンクやネットバンキングの振り込み手数料無料枠の条件を調べて、自分に合う銀行を開設すれば、振り込み手数料を支払わずに済みます。
初めてネットバンクを使う場合のオススメは、SB Iネット銀行です。こちらは、最低でも月一回は、振り込み手数料無料の枠が付いています。
それ以外でも、かなりゆるい条件で、振り込み手数料が月に数回無料になることができます。無料枠の条件は、定期的に変更になりますので、現在の振り込み手数料無料枠の条件を、ホームページ等で確認してみてください。
このほか、裏技としてネット証券の即時決済サービス利用、があります。
自分の手持ちのネットバンクや、ネット銀行のその月の振り込み手数料無料枠を使い切ってしまったとします。
この場合、自分の銀行のお金を、銀行から銀行へ移したいとします。この場合、あらかじめネット証券を開設しておき、ネット証券の即時決済サービスで、銀行間を移動すれば実質、無料で自分の資金を自分の口座間を資金移動できます。
わざわざ銀行に行って窓口に行ったりATMに行き、最悪、振り込み手数料を支払うようなことをしなくても、全て自宅のパソコンやスマホで無料や低い価格で完結できます。
現在、投資など一切やってなくても、ネット証券を1つは持っておいても損はありません。
7 、車は金食い虫。
現在、車を持っている理由として、「買い物に必要だから。」ということがあるかもしれません。
確かに、地方だったり、不便な場所だったり、子供がいたり、高齢者がいる場合は、車は必要かもしれません。
一方で、便利な場所に住んでいて普段、車を使う頻度が少ない場合は、車を持たないことを視野に入れても良いのではないでしょうか。
我が家の場合ですが、前は地方住みでしたので、車は1人1台(夫婦で二台)持っていました。
車がない生活は考えられず、子供も小さかったので車は必需品でした。
けれども十数年前に、夫の転勤で首都圏に引っ越してきました。その時には子供も成長したので、「もしかしたら車を手放しても、生活できるんじゃないか?」と思い、思い切って手放してみました。
どうしても無理があるようなら改めて、買い直せば良いと考えました。結果として、あれから10数年経過していますが、車を買おうとは思っていません。
車を持たないくても何とかできる環境の場合は、なんといっても節約効果が大きいです。
小手先の節約術等は、話にならないほどのお金が浮きます。
車を持っているときには気づきませんが、改めて手放してみると、車は実に金食い虫なのです。
車両本体、車検、保険、税金、洗車、清掃、定期点検、駐車場代、修理代、ガソリン代、オイル交換代、その他消耗品代など、手放してみると、大きくお金がかかっていることに改めて気づきます。
車を手放すことで節約できるのは、車そのもののコストだけではありません。
買い物に行った時、ホームセンターなどで気軽に買ってしまう、中途半端なものも買わなくなりました。また草花のような、半端なガーデニング関連品も買わなくなりました。
ガーデニングの趣味自体を否定するものではありませんが、これらは実にお金がかかります。
例えばかつて春先に、ちょっとした1年草の草花の苗を買ったときです。するとプランター、土、鉢底石、腐葉土、栄養剤、消毒、などなど、たくさんのものを買わなくてはなりません。
それで1株200円程度の苗を3つ4つ程度買ったはずが、気がつけば10,000円札が吹っ飛んでいくと言う有様でした。
このようなことに気づいてから、ガーデニングも金食い虫だと気づいて、やめています。
8、 値上げラッシュでも、捨てるをためらわない。
最近の値上げラッシュで、「物を捨てない。」という考えが出てくるかもしれません。
これに関してはノー、と断言できます。もちろん確かに、長期的に使えるものは簡単に買って、簡単に捨てる、と言うようなことが良くないのは言うまでもありません。
そもそも、すぐ捨てる羽目になるものを買わない視点が大事です。「捨てるかどうか迷って結局捨てない。」状態とは、そもそも買うときに余計な買い物をしているからです。
一方で、値上げするから物をむやみに捨てない、という考え方は本末転倒です。捨てるべき時には潔く手放しすっきり暮らす方が良いのです。
さいごに。
- はじめに。
- 1、倍でも買うか。
- 2、買い物自体が楽しみ?趣味?運動?暇つぶし?
- 3 、 100円ショップは安くても、基本、行かないわけ。
- 4、消耗品は、定番品を決めてリピート買い。
- 5 、モバイルSuicaで、キャッシュレスを利用する。
- 6 、銀行の手数料を一切払わない。
- 7 、車は金食い虫。
- 8、 値上げラッシュでも、捨てるをためらわない。
- さいごに。
今回は、今すぐできる節約について話をしました。
参考になれば、うれしいです。