はじめに
人は人とかかわって生きていくわけですが、
「この人って、どういう人?」
ということが気になりますよね。実はその判断方法は簡単なのです。
それは「顔」です。
人は顔が大事です。
「人を見た目で判断してはいけない」
と子供のころから教わっています。
確かにそうした面はありますが、次の項目から
「人は顔が大事」
という理由をお話しします。
1・顔が発する空気は交換不可能
「人は見た目が大事」
と言われることがありますが、それは主にその人が身に着けている服や小物を指します。
一方で純粋に「顔」は簡単に着替えることはできません。
女性はメイクで見た目を変えられますが、その顔からにじみ出る空気は簡単にごまかせないのです。
常日頃、良いことを考えている人は良い顔になり、良くないことばかり考えている人は、それが表情となり、洗顔料で洗っても消えない、メイクでもごまかせない顔が出来上がるからです。
2・普段の考えが顔に貼りついて離れない
たいていの場合、その人がいい人そうか、そうでないかは第一印象で判断がつきます。
もちろん判断がつかない巧妙なケースもありますが、いい人そうな温和な表情をしても、ふとした一瞬のタイミングに素の険しい表情が姿を見せることがあります。
結局のところ、その人の「人となり」は顔に現れるためごまかしがききません。
3・偉そうな態度をしている人は偉そうな顔をしている
いつも偉そうな態度をとっている人は、偉そうな表情が顔に貼りついています。
反対に上品で誠実な人は上品で誠実な顔をしています。教育者は教育者の顔をしているものだし、力仕事をしている人は、そのような顔をしているし、政治家は政治家の顔をしています。普段の行動のありようが顔に貼りついていきます。
4・意地悪をしている人は意地悪な顔になる
いつも意地悪いことを考えていると意地悪な顔になります。
たとえひそかに意地悪いことを考えていても、顔に貼りついてしまうので実はごまかしがききません。
何よりそういうことを吐いている自分が一番楽しくはないでしょう。
5・不満を言っていると口がへの字になってしまう
いつも不満を言って暮らしていると、その表情が固定化されます。
誰しも不満を聞かされたくはないので、人は離れていくかもしれません。
若い年代の時は不満を語っても顔の張りがそれを回復して修正くれます。
けれども年齢を重ねるほどに、下がり気味の感情が顔から離れません。
特に口角が下がりやすくなり、への字になります。これは美容にもメリットがありません。
まとめ
今回は
「人は顔で判断できる5つの理由」
という話をしました。
「人は顔じゃない」と言われていますが、顔の表情や顔つきは、その人が普段考えていることや口にしていることに影響されて変化します。
たとえもともと美形であった人でも、そうした負の感情が貼りついた顔は決して美しくはありません。
メイクや服を工夫する以前に、このような根本を見直すことは、自分が幸せに生きることと同じことであるでしょう。