簡単に暮らせ

ちゃくまのブログ。女性ミニマリスト。FP。合理的な家事、家計管理、少ない服で暮らす、お金、節約、捨て作業のコツ。好きな事をして生きる。

これからの時代は、ぼっち上手な大人が人生を制する



当ブログ「簡単に暮らせ」の訪問者になっていただき、ありがとうございます。

こんにちは ちゃくまです。このブログは暮らしに関することをつづっています。

・ミニマリスト的な暮らし方 ・家事を簡単にする工夫 ・お金に関する管理方法(筆者はファイナンシャルプランナーです) ・世間に惑わされない生き方 ・・など。お役に立てたらうれしいです。

はじめに

これからの時代は「ぼっち上手」な生き方が、人生を有意義に過ごす最大のコツとなります。

一方で、新年度を前に大人でも過度に「ぼっち」を恐れる人が増えています。

けれども、一人で過ごすことに実は無限のメリットがあります。例えば成功者の多くは他者と「つるむ」ことを好みません。むしろ積極的に単独行動を選択しています。

反対に、ぼっちを恐れる価値観では、常に「その他大勢」から抜き出せず、人の目ばかりが気になる割に大した効果がないという悪循環が生まれます。

「ぼっち」はむしろ、積極的に取り入れるべきスタイルです。今回は「ぼっち」のメリットと、ぼっち行動に慣れる方法を紹介します。

ぼっちに不慣れな大人たち

実は現代の大人はぼっちに不慣れです。理由は物心ついた時から、集団で何かを成すことを良しとする推奨され続けたからです。

子供向け映画のテーマは、99%が「友達って最高!」です。ちなみにそれと比較して欧米の子供が見られる映画のテーマは99%が「勇気を出して、行動しよう!」です。

欧米の場合も仲間を大切にしようというテーマは語られますが、違いは個人が勇気をもって前へ進む行動力を前面に押し出している点です。

日本の場合は「出る杭は打たれる」とあるように、とにかく輪からはみ出さない、目立たないことが重視されています。

どれも否定するわけではなく、相応の理由はありますが、過度になることが問題なのです。少なくとも、幼少期は輪を大切にする価値観は確かに大事です。ただ、大人になればそれを一歩越えなければならないんですね

ところが学校教育、子供向けアニメ、子供向け映画などのエンタメから受ける影響、周囲の大人の価値観、こうしたことが積み重なり、みんなと行動することが最善で、単独行動は憐れむべきものとした価値観が出来上がります。

集団行動に慣れてしまう理由

もちろん、集団で何かを成す必要性とメリットは大いにあります。第一、日本は災害が多い国です。このような環境では、一人より複数で協力するほうが、大きな課題も乗り越えられます。

また、初めて行く場所でも集団は心強いですね。誰かリーダー的な人が方向性を示してくれるから、安心です。そして一人より二人、二人より3人・・と、飲食店も一人より複数のほうが歓迎されます。

だから集団や複数人の行動に慣れてしまうと、そのラクさにはまります。とは言え、ここではそのような社会としての取り組みなどはいったん、脇に置きます。

「ひとり」が恥ずかしいという謎の価値観

子供のころ、特に女性は学校でトイレに行くのにも、友人と一緒に行くようになります。廊下を一人で歩く姿を見られることは恥ずべき事とした価値観が植え付けられていきます。

もちろん、女性は男性と比較して、単独行動のリスクがあります。そういう場合は複数行動するほうが安全です。

ひと気が無いところや、夜間や治安が良くない場所などに、わざわざ行かないほうがいいのは言うまでもありません。

ただ、そのような言うまでもないことに注意を払うことを前提に、日本国内ではそれほど神経質になる必要はないでしょう。

とにかく一定の集団があると、なぜか仲間や友人と群れているほど、強者でありそうでない人は弱者とみなされます。

大人になっても、何か一つのイベントが終わるごとに「打ち上げ」と称した飲み会が開催されて、やっと解放されるかと思えば、まだまだ集まりは続きます。

最近では、子供も「打ち上げ」をするそうです。親の姿を見て真似するのでしょう。このような集まりに関わっていると、一人でじっくり自分に向き合う時間が取れません。結局、常にその他大勢と一緒です。

イベントが終了しても、打ち上げが続行され、いつまでも一人に戻れるタイミングがありません。

最近の学生は、入学前にSNSで仲間を募るので、すでに輪ができあがったりするらしい。それはそれぞれの勝手だけど、大学生になってもまだ「ぼっち」を過度に恐れているように見えます。

集団でいると、強そうだけど実はみんな心細い

集団といっても、いろいろなきっかけがあるでしょうが、心細さを発端にした集まりほど意味のないものはありません。

例えば前述した入学前の学生のSNSを通じた集まりなどが典型的です。この種の方は、みんなとは言わないけれど、かなりの確率で「ぼっち」のおそれで集まるわけです。

でも、そんな動機で集まった集団って何の意味があるのかわかりません。

仲間と「つるむ」は似て非なるもの

仲間とつるんでいる人たちは似て非なるものです。大人になればそのような集まりがないと思えば、そんなことはないのです。

例えば子供が主役の幼稚園入園にはじまり、小学校~高校の入学、新学期、学校行事でも母親たちの8割は「ぼっち」をおそれているんですね。

大人の親がそんな調子ですから、子供の価値観も同じようになります。

「ぼっち」のメリット

1. 自由な時間が増える

ぼっち行動最大のメリットは、自由時間が増えることです。誰かと予定を合わせる必要がなく、気分次第で行動を選べます。好きなカフェでゆっくり過ごしたり、気になるお店をまわるなど、自分のペースで行動できます。

2. 成長できる

ぼっちで過ごす時間は、自分と向き合う唯一の機会です。結果として、自分が求めているものを知り、理想とする方向性に進む段取りが具体的になります。この機会は、将来の成功のきっかけになる可能性があります。

3. ストレスが減る

仲間との集まりは、楽しい一方で気を遣います。また本心と裏腹に意に反する行動をそることも多くあります。ところが、ぼっち行動をすることで、他人に気を遣わず、自分を解放して過ごせるため、心の底からリフレッシュできます。ストレスも減り、週明けの仕事も楽にこなせるようになります。

4. 決断力、行動力が強化される

一人で行動することになれると、必然的に決断力や行動力がつきます。これらの習慣は、社会人として自立する場合にもとても役に立ちます。何より自分に自信がつき自己評価が高まります。

ぼっち行動に慣れる方法

ぼっち行動にメリットがあると知っても、何から始めればいいかわからないかもしれません。そこでこの項目では、ぼっち行動になれる方法を紹介しいます。


1. 小さな一歩からスタートする

いきなり大きな行動を起こす、例えば一人旅などを突然始めるのではなく。まずは、「近所のカフェで一人でコーヒーを飲む」など、小さな一歩から始めます。コツは一人で来ている人が多い空間に身を置くことです。図書館で本を読む、書店で本を買うなどもおすすめです。少しずつ行動範囲を広げて慣らしていきます。

2. 「一人を大切にする時間」と解釈する

ぼっち行動を「寂しい時間」と解釈するのではなく、

  • 一人を大切にする
  • 自分へのご褒美
  • 自己投資の時間
  • 自分を取り戻す時間

などプラスの解釈を持つようにします。

3. 新たな環境に身を置く

慣れてきたら、慣れた場所ではなく初めての場所にチャレンジします。知らない駅で降りてみたり、違う路線に乗ることも新たな環境です。
慣れた場所では知らなかった発見で思わぬ刺激を受け、ぼっち行動のメリットを再確認するでしょう。

まとめ

さいごに

「ぼっち」は決してマイナスではありません。むしろ、自分を取り戻し、成長やチャレンジ精神をうながすため、ストレス軽減など、多くのメリットがあります。一人の行動に慣れることで、他人の視線を気にせず豊かな人生を送れる可能性が大きくなります。新年度を前に、「ぼっち」への不安がある人は特に、むしろ積極的に取り入れてみましょう。