パジャマを着れば努力しなくても服は減らせます。
「できるだけ服を減らしたい。」そんな思いで「兼用」をキーワードにしている方は少なくないでしょう。一見するとパジャマは兼用できそうです。
「服を減らすなら、パジャマは兼用では?」
もし、そう思っているのならNOと即答します。服を減らしたいのならパジャマはパジャマで別にしたほうが断然いいんです。
パジャマをきちんと着る理由
もう、パジャマの事を考えなくて済む
なぜでしょうか。答えは簡単です。パジャマがあれば、もうパジャマのことを考えなくて済むからです。
「部屋着にしようか」
「さっき着ていた家事着を着ようか」
「古くなったあの服を格下げにしようか。」
「今着ている服のトップスをパジャマ代わりにしてしまおうか」
などと余計な事を考えなくていいんです。古くなった服の格下げの事を考えなくてもいい。洋服の整理をしても、この服はパジャマにできる」と余計な保管をしなくて済みます。
パジャマは秋冬なら2組で十分
パジャマは洗い替えが、そうなくても間に合います。今の季節なら2組あれば十分です。夏場も同様です。洗濯物がすぐに乾きますから2組で済みます。場合によっては毎日洗濯をしないケースもあるでしょう。だから2組でも多すぎるくらいなのです。
(秋冬なら毎日洗っても1組でも間に合う場合があります。けれども一般的にちょっと厳しい事があるかと思い「2組で間に合う」と書きました。)
パジャマを持たないとパジャマ予備軍が何枚もできる
つまり、パジャマは別にきちんと用意すればたった2セットで済みます。ところが部屋着と兼用や、洋服の格下げを使った場合、油断すると2組どころか3組でも4組でも5組でもできてしまいます。
決まったパジャマさえあれば、何を着るか迷わずに済む
「どうせ誰に見せるわけでもないし」と節約意識もあってそうしたことを選択するのでしょう。けれども第一、洋服はパジャマではありません。当然機能的な面でベストではありません。それよりも、たった2組だけ自分が着やすいパジャマを用意すれば毎日を快適に過ごせます。そして「今日はどの服で寝よう」と迷う必要がありません。結果として服を安心して減らせます。
寝心地がいい快適なパジャマを選ぶコツ
ちなみに、パジャマの選び方として注意するのは生地の素材です。私はコットン100%に徹しています。最近はフリース素材のパジャマが多いですが、やはり通気性を考えると肌のためにもコットンが一番です。(シルクがベストという話も聞きますが私は試したことがありません。)
形
秋冬であれば、形は次の点に注意して選んでいます。
トップス・・・クルーネック
タートル、ハイネックは選ばない。暖かいが就寝中に首回りに汗をかく。普通のクルーネックがベスト。
ズボン・・ 裾がすぼまっているもの
ストレート型が見た目におしゃれだが、裾が広がっていると就寝中にズボンがまくれ上がり寒い。
サイズ・・ややゆったりしているもの
ピッタリサイズより、少しゆとりがあるサイズでリラックスできる
色、デザイン
日本人女性は、目立つことを避ける傾向があります。ですから普段、服はベーシックカラーを着る割合が多いでしょう。けれどもパジャマは完全にプライベートなものです。赤でもピンクでも黄色でも水色でも、好きな色の服を着られます。特に年齢を重ねると暖色系の色は着るのに躊躇します。けれどもパジャマなら誰に何を言われることもありません。気兼ねなくリラックスできる色を選べるのです。パジャマで自分が本音で身に着けたい色を選べば、我慢が減ります。
さいごに
夜が長い秋には、着やすいパジャマがあればリラックス度が変わります。決まったパジャマがあれば余計な事を考えたり、洋服を捨てるか保管するかと迷う事が減ります。