はじめに
まもなく、卒業式、入学式・入園式・卒業式、(以下「卒業式、入学式」で統一させていただきます。)の時期ですね。おめでとうございます。
これまで、お子さんの成長を見守るために、身も心も尽くしてきたことと思います。
お子さんの成長も喜ばしいのですが、それ以上にお子さんを育てたパパ、ママのご苦労に握手をおくらせていただきます。
さて、今回は、お子さんの卒業式、入学式の付き添いで着る、ママの服装についてのお話です。
もくじ
- はじめに
- もくじ
- 「ママ付き添い服」の費用をおさえるには
- 「母親が行事で着る服」があなどれない理由
- 学校行事で母親が着る服のマナーを確認する
- 卒業式で、インフォーマル(略礼装)がOKの場合
- 入学式も基本は準
- 礼装だが、略礼装が主流
- 1 卒業式と入学式を同じスーツを着る
- 2 行事で使う小物は買いそろえておく
- 3 着用後、使用後は手入れする、保管を丁寧にする
- 4 雨天、寒い日対策をする
- 5 小物で変化をつける
- まとめ
- さいごに
「ママ付き添い服」の費用をおさえるには
おめでたいとはいえ、母親の自分の服装に悩ませられるものです。その際、できればなるべく節約したいと考えますよね。
今回紹介するのは、適切にお子さんの付き添いとしてのママが着る服を節約する方法です。
「母親が行事で着る服」があなどれない理由
母親として子供の学校行事に着る服は、マナーの確認が必須です。
「子供が主役だから、誰も母親の服なんて見ていない。だから、好きな服を着ればいい。」
という意見も時折見かけます。けれども、母親が着ている服を通して、大切な子供のことを見られています。
子供の同級生の親からすれば、きっとこう思います。
「大切な我が子は、きちんと育てられた常識ある子と友達になってほしい。」
と。
もちろん、子供は見た目で友達を判断するような子供ではあってほしくありません。わが子が縁あって交流する友達は、自由に行き来してほしいという気持ちはあるでしょう。
けれども、その親・・となるとどうでしょう。場合によってモンスターペアレンツの方もいるかもしれません。結局、本能的に判断するのは、服装と持ち物です。
子供はともかく、大人である親は、服装と持ち物にその人となりがかなり表れています。だから「適当でいい。」ということでもないんですよね。
学校行事で母親が着る服のマナーを確認する
それでは学校行事で母親が着る服のマナーを確認しましょう。
卒業式はセミフォーマルが基本
卒業式は、セミフォーマルが基本です。ただし私立校の場合、規定があることがあります。その場合は指定に従います。(親子共にブラックNG、濃紺指定など。厳格なキリスト教系にたまにある。)
そのほか、特に地方に多いのですが地域の慣習による服装があります。例えば卒業式では、「100%の母親が、礼服にコサージュだった。」などです。
この場合、例えば転校してきたばかりなどの場合は、学校の先生、地元の洋服店、近所の方、同級生になる親などにリサーチしておきましょう。
基本的に、暗い色がおすすめです。礼服を着る場合はコサージュをつければブラックフォーマルみたいになりません。
- ジャケット×スカートのスーツ
- ワンピーススーツ
が基本です。カラーはすべて同じ色、素材でそろえるのが基本です。また、スカート丈は膝が隠れるくらいの長さがマナーとされます。トップスはジャケット着用が基本で、肘が出ないものとなります。
スカートとパンツ、迷ったらスカートが無難です。
卒業式で、インフォーマル(略礼装)がOKの場合
卒業式で、インフォーマル(略礼装)がOKの場合、セミフォーマルほどしっかりした服装をしない場合は、略礼装を選びます。この場合はカジュアルすぎないスーツ、ワンピースです。
ジャケットの下に白いブラウスがOKのケースです。上下別でもOKの場合でも、卒業式で極端な違いは避けます。
入学式も基本は準
礼装だが、略礼装が主流
入学式も原則はセミフォーマルが基本です。ただ実際には、卒業式ほど厳格な空気はなく、略礼装の方が多い傾向にあります。
けれども地域性、学校の規定、慣習、空気による違いがあります。事前にリサーチしましょう。
ジャケット×スカートのスーツ
ワンピーススーツ
が基本で、上下同色、同素材が基本ですが、入学式は白いブラウスを着たり、上下違う素材や色を着ても違和感はない傾向にあります。とはいえ、極端な組み合わせは避けましょう。
1 卒業式と入学式を同じスーツを着る
卒業式で、もともと持っている礼服を着た場合は節約になります。卒業式で厳格に礼服を着ていない場合は、濃紺、濃いめのグレーのスーツを着て、同じものを入学式で着る手があります。
また、卒業式で略礼装でもOKだった場合は、スーツの下に黒っぽいブラウスを着て、入学式では白いブラウスを着ることで雰囲気を変えることができます。
入学式で着る白いブラウスは、胸元にフリル付きを選ぶと、上品でありながら華やかになります。シンプルなスーツも2割り増しくらい良く見えます。
2 行事で使う小物は買いそろえておく
小物は、早めにそろえると何回も使えるので元が取れます。
- バッグ
- パールのネックレス
- パールのイヤリング
- パールの指輪
入学式、卒業式にぴったりのバッグとパールのネックレスを紹介しています。
例えば子供の付き添い時だけではなく、冠婚葬祭、同窓会、勤務先のイベント出席・・
など使う機会は多いので、その都度誰かから借りたり、半端なもので間に合わせるよりも、買いそろえてしまうほうがかえって節約になります。
例えばイミテーションのネックレス、指輪などの場合、使うたびに
「イミテーションってばれてるかな?」
と余計な気持ちで疲弊します。
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3 着用後、使用後は手入れする、保管を丁寧にする
せっかく買った服や小物は着用後、すぐに手入れをして保管します。適当に保管して、スーツがしわしわ、湿気でカビや虫食い・・なんてことがないように保管します。
場合によってはクリーニング店で保管を依頼することもできます。礼服の場合、クリーニングは安さで選ばず信頼おけるところに依頼します。
安いところに依頼すると、ほかの衣類と一緒にクリーニングされ、最悪、せっかくのスーツが傷んでしまうことがあります。こういう支出は長く着るためにケチらないほうがいいでしょう。
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パールは使用後専用の布で丁寧に拭き、金属部分も手入れをしてから保管します。ときどき出して状態を確認します。
4 雨天、寒い日対策をする
卒業式、入学式シーズンは天気も気温も変わりやすいのです。準備をしているときは晴れて暖かい春を想定しますが、最悪の天候と気温も想定して準備します。
直前にあわてて用意すると割高な買い物になるので、事前に余裕をもってそろえます。いずれも冠婚葬祭時にも利用できるので、用意しておきます。
- コート(黒や濃紺の折りたためるナイロン製コートがあると便利です)
- 靴
- 傘
- 濡れたものを入れられるたためるナイロンバッグ
- 替えのストッキング、ハンカチ
- 寒い日に対策するインナー
などです。
特に寒がりで冷え性の方は注意しましょう。
卒業式、入学式は持ち帰る荷物がたくさんあります。大き目のエコバッグは必須です。
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5 小物で変化をつける
前述でも触れましたが、卒業式、入学式で変化をつけるために違う服を着るのではなく、ブラウスやコサージュで変化や華やぎを添えるのも手です。
シンプルなスーツもコサージュ一つで見違えるように華やぎます。
↓290円+送料280円のコスパ最強のコサージュ。意外とお高いコサージュも通販で手に入れれば楽ですね。
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↓春になると入学式で着るママさんが多く、ホワイトから売切れていくみたいです。
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まとめ
- はじめに
- もくじ
- 「ママ付き添い服」の費用をおさえるには
- 「母親が行事で着る服」があなどれない理由
- 学校行事で母親が着る服のマナーを確認する
- 卒業式で、インフォーマル(略礼装)がOKの場合
- 入学式も基本は準
- 礼装だが、略礼装が主流
- 1 卒業式と入学式を同じスーツを着る
- 2 行事で使う小物は買いそろえておく
- 3 着用後、使用後は手入れする、保管を丁寧にする
- 4 雨天、寒い日対策をする
- 5 小物で変化をつける
- まとめ
- さいごに
さいごに
今回は、
「卒業式&入学式で着るママの服を節約する5つの方法」
という話をしました。節約の話とはいえ、長く着る、使うものは少し高くても良いものを買い、手入れはきちんとして、消耗品的なものは安いもので済ませるなど、お金の使い方はメリハリが必要です。
参考になればさいわいです、