簡単に暮らせ

ちゃくまのブログ。女性ミニマリスト。FP。合理的な家事、家計管理、少ない服で暮らす、お金、節約、捨て作業のコツ。好きな事をして生きる。

緊急予備資金としての貯金は、生活費何か月分が必要か?緊急事態は誰にでも起こりえます。



こんにちは ちゃくまです。このブログは暮らしに関することをつづっています。

・ミニマリスト的な暮らし方 ・家事を簡単にする工夫 ・お金に関する管理方法(筆者はFPです) ・世間に惑わされない生き方 ・・など。お役に立てたらうれしいです。

はじめに

今回は緊急予備資金についてのお話です。

災害備蓄品など、物のたくわえの情報は目にします。けれどもお金のたくわえの話は、なかなか話にのぼりにくいものです。

そこで今回は、緊急時の予備資金についてのことに触れます。

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緊急時のお金の備えをすること

被災や失業、その他の緊急時の資金として、生活費を備えておくと精神的にも安心します。

もちろん、公的な援助がされるケースや、再就職などで解決することもありますが、その場合でも、支給されるまでの間は緊急的にお金が必要になることがあります。

では、緊急時の資金としていくらのお金を用意すれば良いのでしょうか。

被災時に必要になるかもしれない費用

被災時に必要になるかもしれない費用は、以下の通りです。

  • 被災・避難時の食事
  • 衣服等の生活諸費用
  • 交通・通信費用
  • ホテル等の宿泊費
  • 賃貸の敷金礼金、引っ越し費用

災害時に必要なお金は読むことができません。けれども上記を想定することはできます。

移動可能な場合で、緊急資金があればホテルに宿泊することで、プライバシーが保たれ精神的にも肉体的にも負担が減ります。

また、引っ越しが必要な場合で、補助金などが出る場合でも、早々に移動するためには、引っ越しの諸費用があれば、ない場合と比べてスムーズに完了することが想定できます。

緊急避難を経由した予備資金の目安

緊急避難を経由した予備資金の最低の目安は3~6か月です。けれども最近は、長期化する傾向にあります。そのため、6~1年分は確保しておきたいところです。避難期間と、生活の流れを立て直す期間です。

最近は災害が多発しており、規模も大きくなっている傾向にあります。この場合は状況によってはもっと長引くこともあります。

また、家族が一緒に暮らすことができず、生活が2か所以上に分かれることがあります。この場合生活費は割高になります。

病気やケガ、失業などによる予備資金の目安

 

病気やケガ、失業などによる予備資金の目安はいくら用意するべきでしょうか。それはもちろん、各自のスタイルと生活レベルにもよります。

そのため、日ごろから平常時に自分の生活費を知ることと、生活レベルをできるだけ抑えることで不安の要素が減ります。

この場合の緊急時の備えとしては、最低でも3か月分をキープしておくことがのぞましいのです。それに加えて、6か月分、1年分とキープできればお金に関する不安はより軽減します。

それにしても肝心なのは、自分がどの程度の生活費で暮らしていけるかを知ることがスタートです。

生活費の予備資金はいくら必要か

例えば普段、倹約して生活しており、生活費も把握している人が、家族で一か月20万円で生活しているとします。この場合に必要な生活費は・・

ひと月の生活費が20万円の人が用意したいお金

  • 生活費3か月分・・60万円
  • 生活費6か月分・・120万円
  • 生活費1年分・・240万円

・・となります。

けれども同じ条件の場合で、ひと月の生活費が30万円の人の場合は、必要なお金が以下のように変わります。

ひと月の生活費が30万円の人が用意したいお金

・生活費3か月分・・90万円
・生活費6か月分・・180万円
・生活費1年分・・360万円

このように、同じ条件下でも普段の生活費が多い場合は必要なお金も増えます。結果としてより多くのお金の備えがないと不安が消えないことになります。

普段から質素倹約をこころがける

そこで重要になるのは、普段から質素倹約を心がけることです。そうすれば必要な生活費が変わります。

用意するお金も少なくて済みますので、お金に対して抱く不安も減ります。

まずは3か月分の生活費を貯める

緊急避難用としても、病気・ケガ・失業用としても、予備資金は最低3か月分を目標にします。そこでまずは、生活費の3か月分を貯めることからはじめましょう。

貯めるといわれても今まで貯金ができなかった人は、何から始めたらいいかわからないかもしれません。

口座引き落としでの定期積金を申し込む

貯金の基本は口座引き落としでの定期積金です。給与が振り込まれる口座がある銀行で、自動引き落としで定期積金に入金されていく貯金が最善です。

この場合はお金を使う前に、貯金がされていくので、その残りで生活するしかなくなります。

  1. 貯金は余ったら貯金・・では貯まりません。
  2. 先取貯金・・で強制的に蓄えていく方法が確実です。

また、手動でATMや貯金箱に入れていく方法も、意思に負けやすいのでおすすめはできません。

まとめ

さいごに

今回は、緊急予備資金についてのお話をしました。

参考になればさいわいです。