簡単に暮らせ

ちゃくまのブログ。女性ミニマリスト。FP。合理的な家事、家計管理、少ない服で暮らす、お金、節約、捨て作業のコツ。好きな事をして生きる。

米を安く買うことにエネルギーを使わないほうが良い3つの理由と対策



当ブログ「簡単に暮らせ」の訪問者になっていただき、ありがとうございます。

こんにちは ちゃくまです。このブログは暮らしに関することをつづっています。

・ミニマリスト的な暮らし方 ・家事を簡単にする工夫 ・お金に関する管理方法(筆者はファイナンシャルプランナーです) ・世間に惑わされない生き方 ・・など。お役に立てたらうれしいです。

はじめに

2025年10月初めの現在、あいかわらず米の価格は高いままです。

ざっくりと1年前と比較しておよそ2倍かそれ以上です。

当然、だれもが米の値段におどろき、少しでも安く買う工夫をしていることでしょう。

けれども当ブログでは、あえて

「米を安く買うことに、エネルギーを使わないほうが良い」

という真逆のお話しをします。

米を食べるコストを確認しよう

米の値段以前に、まずは米を食べるコストを確認しましょう。

5㎏で4500円の米を使ったとき、茶わん一杯のコストは約60円です。(57円)

茶碗一杯分のごはんを食べる米自体のコストは57円ですが、そこに炊飯のための電気代や水道代がかかります。

そこでざっくりと茶碗一杯のコストは便宜上60円程度とみなします。

1・米を食べるコストは意外と低い

茶碗一杯のコメ等のコストが60円と聞いて、どういう印象を持ちましたか。

「あれ?意外と安い?」

そうなんです。

確かに米の価格自体は2倍以上に跳ね上がったままです。

いくら米を食べるコストが低いといっても

「これでいい」

という意味では当然ありません。

米の価格自体は一般人がコントロールできないのでそれは見守ることしかできません。

けれども冷静にコストを考慮すると、ほかの食品に比べて断然コスパが良いのです。

米の価格が2倍と知ると途端にあわてる人が多いのですが冷静に考えればそういうことえす。

米の代わりに別の食品で何とかしようとすると、かえって手間とストレスが生じます。

2・米の値段を個人がコントロールはできない

米のコストが実はまだまだ低いとはいえ、2倍以上に跳ね上がっているのは事実です。

ただ、米の価格を一般人がコントロールできるものではありません。

コントロールできないことにエネルギーを注ぎストレスを抱えることが、米の価格高騰と同じくらい問題なのです。

もちろん、米の値段が2倍以上になり生活に支障をきたしている人がいるのは事実でしょう。

年金生活の高齢者、ぎりぎりの収入で暮らしている人、米の消費量が多い大家族、食べ盛りの子供や男性がいる家族、肉体労働でたくさん米を食べなくてはいけない人・・。

このような方々は、確かに米の価格高騰で生活費(食費)が増えて困っているでしょう。

これ以外の人も、食費をはじめ生活コストは何も対策しなければ跳ね上がっています。

米の価格が高騰していて、食費や生活費がアップしている場合やるべきことは米を安く買う努力ではありません。

(もちろん、たまたまいつも行くスーパーでセールをしていた程度なら、その利用程度はあり)

3・「コントロールできること」と「コントロールできないこと」がある

世の中には、「コントロールできること」と「コントロールできないこと」があります。

米の価格は「コントロールできないこと」の代表です。

コントロールできないことを嘆いて工夫をすることは多大なエネルギーとストレスを強いられます。

極端な話、米の価格は地域差もあります。

高騰していても場所によっては比較的低い価格で買えることがあります。

けれどもだからと言って、そうした地域に出向いて大量購入して、備蓄に翻弄することが果たして賢いやり方なのでしょうか。

それはかつて、節約主婦が10円安いスーパーを求めてはしごするのと変わらない行動です。

エネルギーのわりに得られる効果が少ない代表例です。

また、スーパーのはしごの例は、時間と手間エネルギーという貴重なものを使っていることに気付いていません。

米を買えるなら素直に米を買うほういい理由

昨年のように米自体が不足している場合はまた別の話です。

けれども今年のように米が高くても、とりあえず買える状態であれば素直に米を買うほうが正解です。

理由は米が高いとは言っても食品全般では、まだまだコストは低い傾向にあるからです。

また食べなれている米を使うほうが、メニューや調理に悩まず主婦のストレスもかかりません。

もちろん可能な範囲で代替品を買うなどをしてもかまいません。

ただ、その場合は手間と工夫のわりに得られる効果は微々たるものです。

対策・実は無駄な食べ方をしているものをへらしてみよう

どうしても食費が増えていることを何とかしたい場合、主食の米で解決するのはやめましょう。

代わりに別の視点で確認と対策を取ります。

例えば、米の値段に一喜一憂する人が実は酒やタバコをやめられないという例は割と普通にあります。

また、スイーツを食べる習慣がなくならないという女性も多くいます。

コンビニによって買う甘い飲料やスナック菓子が習慣の人もいます。

このようなし好品は生活の息抜きや生きがいになる人もいます。

ピザや菓子パンを食べることが好きな人もいます。

これら一個あたりのコストや値段は、米の比ではありません。

それを責めるつもりはありませんが、意外とこのようなことには甘くなりがちです。

このようなし好品を見直すと案外簡単に、米の値上がり分の対策はできることが多いのです。

まとめ

さいごに

今回は「米を安く買うことにエネルギーを使わないほうが良い3つの理由と対策」という話をしました。参考になれば幸いです。