簡単に暮らせ

ちゃくまのブログ。女性ミニマリスト。FP。合理的な家事、家計管理、少ない服で暮らす、お金、節約、捨て作業のコツ。好きな事をして生きる。

睡眠の重要性・ミニマリスト志向でも、ずっとベッド派の理由



こんにちは ちゃくまです。このブログは暮らしに関することをつづっています。

・ミニマリスト的な暮らし方 ・家事を簡単にする工夫 ・お金に関する管理方法(筆者はFPです) ・世間に惑わされない生き方 ・・など。お役に立てたらうれしいです。

はじめに

私はミニマリスト志向ですが、ずっと大きいベッドを愛用しています。寝室にはセミダブルとシングルのベッドがそれぞれ一台ずつ、合計2台鎮座しています。

今回は、あえてベッドを使う理由と、メリットとデメリットのお話をします。

睡眠は、猛烈に大事

最近、健康のことを知るにつけ特に睡眠の大切さを痛感します。この動画はとても参考になりますのでよろしければご覧ください。


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柳沢 正史さんとは

柳沢 正史さんは、率直に言うと、睡眠の第一人者の方です。日本出身のアメリカの医学者、医師で、筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構機構長・教授、文化功労者、筑波大学基礎医学系講師、京都大学医学部講師、テキサス大学ダラス校サウスウェスタン医療センター教授(現在、客員教授)などを歴任されています。

また、内皮由来血管収縮因子「エンドセリン」と、睡眠覚醒を制御する神経伝達物質「オレキシン」の発見者の一人です。

朝活が合う人、合わない人

数年前から朝活が人気です。また、早寝早起きは健全で効率の良い象徴と思われています。けれども実際は、朝型、夜型は個人差がありますし、同じ人でも年代によって、変化するそうです。

動画によれば、社会は朝型に特化しているため、夜型の人はいろいろ支障をきたすことがあるそうです。

また、一般的な傾向として、子供や老人は朝型の傾向がありますが、中学生~青年期の若者くらいになると夜型になる人がいるとか。確かに、昭和のを高校生の多くは、深夜ラジオを楽しみにしていました。

私は多分、朝型

ただ、私の場合は朝型の傾向があるのか、夜遅くまで起きていたくても起きていられませんでした。

ただ、動画では夜型の人の弊害寄りの話になっていたのですが、夜更かしできない体質というのも、それはそれでやりにくい面はあるんです。

例えば、典型的な例は飲み会です。飲み会など夜遅くにみんなが集まるイベントは、きついのです。仕事で残業になると、これまたきついです。(残業はだれでもきついのですが)

受験勉強も、深夜まで起きられず9時には寝ていました。一方で朝はやたら早く起きていました。

やっぱり私は朝型なんでしょうね。この傾向は大人になってもあまり変わりません。もちろん体調や季節で多少変化することはあります。

十分に睡眠をとらない弊害がおそろしい

十分に睡眠をとらないと、恐ろしいほどの弊害があるそうです。ところが現代日本社会は朝方なので、夜型の人がそれに対応できずにいろいろ問題が起きやすいそうです。

少なくとも、十分な睡眠をとることはとても大事です。それで重要なのは睡眠の環境です。

また、別のチャンネルに出演した同じ方の動画では、睡眠と肥満に関する話も出ています。


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ミニマリストと寝具の簡易化

数年前のミニマリストブームでは、多くの著名なミニマリストの方がかさばる寝具を工夫しているさまが見られました。

布団やベッドを捨てたり、寝袋で寝るなどのスタイルが多く見受けられました。確かに頻繁に引越しをする必要があるとか、それぞれの事情はあるでしょう。

けれども、そうした「布団を簡易化しているミニマリスト」の方々のその後を長く拝見していますと、高い頻度で寝具を買い替えているようでしたし、寝心地や安眠という点ではかなり苦心されている様子だと見受けられました。

私もベッドを捨てることを検討したことがある

そのような様子を受け、私もベッドを捨てることを検討したことがあります。けれども夫に反対されてやめました。

夫が言うには・・

  1. 睡眠は大事
  2. ベッドでも簡易的な寝具でも、敷いてしまえば必要なスペースは同じ
  3. 布団は起き上がるのが大変(私の健康状態のため)

ということでした。

「3」の起き上がりについてですが、私は当時、退院したばかりで布団から自力で立ち上がるのは大変なこともありました。一方でベッドであれば問題ありません。確かに調子が悪いと「ひっくり返ったカブトムシ」のように、起き上がれなくなることもありました。今は若い方も高齢で起き上がりにくくなる可能性はだれにでもあります。

以後、ケガでベッドでも起き上がりにくくなることがしばしばあり、布団だったらもっと大変でした。

当面買い替え不要なベッドで、結局は安上がり

使用しているベッドは、以前家を購入した際(現在は賃貸住まいです)私の実家の親からお祝いで買ってもらったものです。

購入時は30代はじめでしたが家具店の店員さんからは、

「定年退職とか、買い替えを検討するくらいまでは余裕で長く使えますよ」

と説明を受けました。実際、夫は定年まじかですが、まだまだ余裕で使えます。(購入から20年以上経過しています。)ベッドで聞く悩みとしての、マットレスのカビやへたりは全くありません。

ちなみにマットレスを上げるのは半年に一度です。どういう構造なのかわかりませんが、カビなどはできない構造のようです。寝室は北側で、決して通気性がいいとは言えない部屋です。

このベッドに寝ると、どこも痛くないし寝具のストレスがまったくありません。買い替えや手入れの苦労がいりません。ちなみにメーカーは、フランスベッドです。

ベッドのデメリット

ベッドはメリットがありますが、一方でデメリットがあります。ただしデメリットは紙一重の面があります。選び方で気にならないこともあります。例えばマットレスにカビが生えるという点ですが我が家のベッドは、一度も経験ありません。ベッドは価格も幅があります。目的にもよりますが、やはり相応の値段のものを買えば長く買い替え不要で手入れも楽で安眠できます。我が家の場合は元は取れています。

  • 場所をとる
  • 掃除しにくい
  • 物によってはカビが生えることがある
  • 付属の寝具が増える
  • 場所をとる
  • 引っ越し時に割高になる
  • 自力で移動できにくい
  • 価格が割高(ものによる)

ミニマリストでも寝具は妥協しないほうがいい

ミニマリストが真っ先に妥協するのは、かさばる寝具のようです。ですが、実は寝具(主に下に敷く寝具のほう)こそ最優先したほうがよく、妥協しないほうが良いのです。

理由は睡眠が健康に大きな影響を与えているからです。何らかの不調がある場合、まずは睡眠がとれているかを再確認したほうがいいようです。

ちなみに「人はなぜ眠るのか」と疑問視されますが、実は眠っている状態がスタンダードであり、起きて活動している状態がサブ的な状態なのだという話を何かで読んだことがあります。

まとめ

さいごに

私はミニマリスト志向ですが寝具を簡易化せず、大きなベッドを愛用しています。おかげで寝具の不具合や気がかりは全くないので、長く使えますし、コスパはとても良い状態です。

それ以上に睡眠が良質になるので、これ以上の投資はないといえます。(お祝いで買ってもらったものですが)

寝具を簡易化したために、睡眠の質が低下しているようであれば、一度考え直したほうがいいかもしれません。

参考になればうれしいです。