簡単に暮らせ

ちゃくまのブログ。50代アラフィフ主婦。2級FP技能士・ミニマリスト志向。シンプル、合理的に。家事も家計も整理収納も思考も健康管理も簡単に。

『年収90万円でハッピーライフ/著/大原扁理』書籍感想(書評)

スポンサーリンク


こんにちは ちゃくまです。

今回は、仕事も使うお金も減らし、著者なりの悠々自適な生活ぶりを描いた本を紹介します。執筆当時、東京の多摩区で2万8千円の家賃のところに住んでいたようです。

f:id:chakuma2017:20190919141938j:plain

年収90万円でハッピーライフ (ちくま文庫)


この本をおすすめしたい人

年齢に関係なく、お勧めできる本です。もとは青少年層に向けて書かれた本のようですが、幅広い年代の方が得ることがあると思います。

  • 進学や就職の進路で迷っている方
  • 自分の生まれ育った環境が辛いと感じる方
  • 日々の忙しい生活に疲れてしまった方
  • 将来のお金の問題に、漠然とした不安を感じる方
  • コンパクトな暮らしのヒントを知りたい方


この本を読んで得られること

  • 「力を抜いて、もっと楽な気持ちで暮らしてもいいんだ。」という事に気が付くことができます。
  • また、「お金を使わなくても、幸せな暮らしをするのは可能だ」と知ることができます。
  • そして著者のお人柄がにじみ出ている、ふんわりした文体に不思議な癒し効果があります。

もちろん、それだけではありません。

進学や就職などの進路で迷ったり、現状にとまどっているとき、どうしても世間の「フツー」の波に乗らなくてはいけないと考えがちです。

「波」に乗らない場合は何か大変なことになってしまうような、そんな不安も出るのではないでしょうか。

ですが、この本を読むと、「そんなことは、ない。」とわかります。特に「老後に2千万必要、騒ぎ」以降、お金に対する不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

たとえ最低限の働きでも、本人が、満足していれば十分幸せに暮らすことはできる。著者の質素ながらも、楽しく幸せそうな暮らしの様子を垣間見ることができます。

 

この本の文章量と読みやすさ

とても読みやすく、優しい口調の文章です、文章量はそれなりにあるのですが、不思議に長いとは感じません。

 特にこの本は文庫化された本です。コンパクトなので手軽に読み進められます。

目からウロコだったこと

この本が文庫になる前は東京に暮らされていたようです。ですが現在は台湾で暮らされているとのこと。

きっかけは、20代で隠居 週休5日の快適生活という本が台湾で翻訳されたからだとか。その後、台湾ではトラベルライターとして活躍されておられます。

その行動力には拍手です。私の本も台湾で翻訳出版されたのですが、全くその発想は出ませんでした。 

すぐに実践したいと感じたこと

衣食住について書かれている箇所があります。そのなかで

人間がずっと昔から食べてきたものがいちばん良い、というところに落ち着いたんですよね。

との箇所があります。最近は情報過多気味で「あれがいい。これはダメ。」が多く出回っています。でも答えは簡単で、「昔から食べられてきたもの」を食べればいいのですね。

判断基準が明瞭簡単で、これはいい基準ですね。

この本を読むときに注意したいこと

初めの方を読むと、ちょっと衝撃的です。本格的なヤンキーに囲まれて暮らす環境の過酷さの箇所です。もちろん、やんわりと、描かれてはいます。

ヤンキーが現存する環境は、関わると過酷なんですね。このあたりのエピソードは、読むのが少し気がめいるかも。一方で何らかの過酷な環境にある方は、何らかのヒントをもらえるのではないでしょうか。

 

生まれ育った環境は偶然に左右されるわけですが、

学校に行くのは戦場に行くのと同義みたいなもんでした。

とあります。

それでも著者は、よくその時期を乗り越えたと思います。こういう場合は「逃げるが勝ち」ですね。著者は語ります。

「永遠には続かない。」と。

過酷な環境は、上級生が卒業することで終焉したそうです。

「それまでできるだけ逃げましょう。」とあります。

特に印象に残った文章

どうしても進まなきゃいけない時は、消去法がおすすめです。~中略~やりたくない事だけは意外と迷わないんですよね。  

 

苦労って2種類あると思う。~中略~目的を達成するために必要な苦労

苦労する事だけが目的の苦労~中略~これはできるだけやんないほうがまし~中略~ここを見極めないまま社会に出たら、えらい事に巻き込まれますので注意が必要です。 

 

まとめ

この本をおすすめしたい人

  • 進路で迷っている方
  • 環境が辛いと感じる方
  • 生活に疲れてしまった方
  • お金の問題に、不安を感じる方
  • コンパクトな暮らしを知りたい方

この本を読む効果

  • 「もっと楽な気持ちで暮らしてもいい。」と気が付くことができます。
  • 「お金を使わなくても、幸せな暮らしはできる」と知ることができます。
  • ふんわりした文体に癒し効果があります。

 

目からウロコだったこと

現在は台湾で暮らしながら、トラベルライターもしておられます。

 

すぐに実践したいと感じたこと

食べ物は「人間がずっと昔から食べてきたものがいちばん良い」という点が印象的です。

印象に残った文章

  • 進まなきゃいけない時は、消去法がおすすめ
  • 苦労する事だけが目的の苦労~中略~これはできるだけやんないほうがまし

 

さいごに

ここには書ききれませんでしたが、衣食住に関する具体的な暮らし方が書いてあります。

  • コンパクトで質素ながらも暮らしを楽しんでいる様子
  • 世間の「フツー」にとらわれず、柔軟な発想で暮らす感性

が参考になりました。

ある意味、ミニマルな暮らしと通じるものがあります。

アマゾンはこちら→年収90万円でハッピーライフ (ちくま文庫)