はじめに
今回は、50代になった今、実感する体調もメンタルも良く過ごすための重要ポイントを10、体験をもとにお話しします。
その中の一つでもいいので、ぜひできそうなことを実践してみてください。いずれも薬のように劇的な変化はないかもしれませんが、
「ある日気づいたら、調子よくなっている」
ということになる可能性があります。いずれにしても、悪影響はほぼありませんので、参考にしていただければと思います。
1・よく寝る
よく寝ること。これは大事です。普通に暮らしているとうっかりすると睡眠は6時間くらいとか平気でなりがちです。
そこで意識して、何としてでも睡眠は一日7時間は確保するようにします。もっとも、私は子供のころから、十分に寝ないと駄目な体質です。
理想は8時間ですが、最低でも7時間は寝るようにしています。睡眠時間を意識しなかったころは、12時に寝て朝は5時に起きるような生活が割と普通でした。
現在はそれをあらためて何はさておき睡眠を確保するようにしています。
2・屋外に出てよく歩く
散歩やウォーキングの効果は主に、ダイエット目的に推奨されています。でもウォーキングのダイエット効果自体は、実はそんなに大きくありません。
ではなぜ、良いのかというと、屋外に出て歩くことで、気分転換度がはんぱないからです。
外は四季があるので、同じ道を歩いても同じということはありません。空の様子が違うし、草木も違うし、空気や天気も温度も違います。
また室内だと狭いので近くを見て視力が衰えますが、屋外に出ると必然的に遠くを見るので視力にも良い影響があると思っています。
また、屋外の日差しはメンタルに良い影響があるといわれています。血行が良くなるけれども体の負担は小さいので屋外を歩くのはおすすめです。
3・座りっぱなしをしない・こまめに動く
意識しないと座りっぱなしになりがちです。
そのため、そうしたことを予防するためにタイマーをかけて30分以上座らないようにしています。
それでも病院の待合その他、電車などで1時間以上座りっぱなしにある場面はあります。
座りっぱなしになると、血行が悪くなります。結果として腰痛の原因になったり、動くことが億劫になり、悪循環になります。
普段からなるべく、座らないことを意識して、こまめに動くようにします。PC作業の合間は、ついでに小さな掃除をしたり軽いストレッチもおすすめです。
4・小さくていいから未経験を体験する
毎日同じことの繰り返しは安心ですが、一方でマンネリになります。そこで少しだけでもいいので、初体験を積み重ねます。
例えば使ったことのないルートで電車を経由する。散歩のルートを変える。現金払いならキャッシュレスにする。いったことがないカフェにひとりでいくなどです。
初体験はいい年をしてもドキドキします。その緊張感が良いのです。
5・ガマンをしない
女性は痛みに慣れているせいか、痛みに限らずガマン慣れしていると思います。けれども50代にもなれば、もうガマンは不要です。
もしかするとガマンが慢性化していて、自分でガマンに気付いていないかもしれません。
たとえば、それまでは家族を優先していたり遠慮していたことを、少しずつ開放してみたいものです。
勘違いしないでほしいのは、「ガマンをしない」というのは何も、相手に自分の感情をダダ洩れにしてたたきつけることではありません。
自分のガマンが相手にあると思うのではなく、自分で開放してあげるということです。
とはいえ、50代は現代、育児が終わったかと思いきや、介護など親の問題が発生しやすい時期です。
そんなとき、
「そんなこと言っていられない」
と思うかもしれません。でも、方法はあるはずです。100%の意識を別に向ける必要はありません。むしろ100%の意識をむけてガマンしたり、努力していることを、自分以外の関係者はまったく知らない可能性もありますし、のぞんでいるわけではないこともあります。
仮に相手がのぞんでいたとしても、それをすべて受け入れることが必然というわけではありません。
自分のための余力を必ず残しておくことが必要です。またそれは、うまくいかない言い訳を自分以外の人のせいにしない、できない、させないために必要なことでもあります。
6・タンパク質をしっかり食べる
炭水化物や野菜は意識に入りますが、タンパク質は意識しないと不足します。外食や総菜を利用した場合や節約を意識すると特に、たんぱく質は不足します。
意識しないと簡単に不足するのがタンパク質なので、意識して食べます。
様々な体の不調や、疲れやすい、メンタルの不安定は、栄養が足りていないことが原因の可能性もあります。それが医学的に見てタンパク質かどうかはわかりませんが、経験的にもたんぱく質が不足すると様々な不調に見舞われやすい気がしています。
また、たんぱく質をしっかり食べていると、間食をしなくてもおなかがすきません。なのでダイエット効果もあると思います。
女性が外食すると、カフェでトーストやサンドイッチ、パスタなど炭水化物多めでたんぱく質少なめです。
一方で牛丼屋さんなどの男性が好む飯屋系は、安いけれどたんぱく質豊富なメニューが多めです。体のために外食で選ぶならば、おしゃれなカフェよりも飯屋です。
7・食物繊維を十分に食べる
便秘気味の女性は多いようです。同時に便秘気味の人に共通しているのは、いつもイライラしていたり不機嫌体質な方が目立つことです。経験的にそう感じます。
私は幸い便秘体質ではないので、一日でも出ないと本当に気分が悪くなります。ですので当然、便秘気味の方が慢性的に不機嫌なのは当然でしょう。
便秘体質ではない私でも、たまに野菜など食物繊維が足りない食事をすると、便秘までいかずとも出が悪くなります。そうなると全くでないわけではなくても、本当に気分が晴れません。
食物繊維が豊富な食べ物を多めにとった翌朝は、びっくりな量が出ます。ほぼ同じ食事をしている夫に聞いても体質が違うのか私のようにはならないそうです。
私は基本的に便秘知らずの体質ですが、それでも食物繊維多めの食事をするとびっくりな量が出るということは、食物繊維が足りていないと、そうしたものが腸に残り続けるわけです。
ですので最低でも週に一回は意識して食物繊維多めの食事をとることをおすすめします。
ちなみに私の場合のびっくりな量が出やすい食べ物は以下の通りです。
- バナナ
- りんご
- さつまいも
-
キャベツ(多めに食べた場合)
- 白菜多め(火を通したもので多めに食べた場合)
- レタス(火を通して多めに食べた場合)
バナナはなるべく毎日食べています。
白菜とレタスは栄養価が少ないといわれています。ところが火を通して多めに食べると、腸の調子がよくなり大量に出ます。
効果には個人差があります。
8・水を十分に飲む
私は7年くらい前まで、本当に水をあまり飲まない人でした。子供のころから食事の時に水を飲むようなこともなく、今にして思えば圧倒的に水を飲む量が足りていなかったと思います。
そのせいか、10~20代のころは、友人と出かけると、私は「トイレに行かない人」として友人間で有名でした。
出かけると、友人たちがなぜそんなにトイレに行くのかわかりませんでした。もっとも女性は生理がありますから、その期間はトイレは普通の感覚で行っていましたが。
それが7年位前から、体のために意識して水を多めに意識して飲むようにしました。それで気づいたのは、それ以前の私の頭痛の原因の一つが、水分不足もあったのではないかということです。
水分が足りなければ当然、血液はどろどろになります。最近でも、電車で外出して1時間くらい乗車している間はトイレに行きたくなることを考慮して水を少なめにします。すると電車を降りて駅の階段を下ると決まって、降りるときの振動が連動するように頭にガンガン響くのです。
すぐに理由がわからずはじめは
「疲れているのかな?元頭痛持ちだったし。」
と思っていました。ところがあるとき
「水分不足だ!」
と気づきました。それで駅に着いたら意識してポカリスエットか、水を多めに飲むようにしたのです。すると階段を降りるときに、頭にガンガン響く感じはなくなりました。
今は外出するときは必ず飲み物を持って出かけて家でも出先でもこまめな水分補給をしています。
9・塩分を適度にとる
塩分は普通の人の場合、塩分を取りすぎているようです。そのため、塩分を控えることを推奨する話が目立ちます。
ところが私の場合は、普段塩分の取りすぎを意識しすぎて、逆に塩分が少なくなることがあります。
すると決まって夜寝ているときに足をつりやすくなります。(主に夏)そこで食事のバランスを考慮して、毎朝、みそ汁を飲んだり、夜中に起きた時にはコップ一杯の水に一つまみの塩を入れて飲むようにしています。
普段、塩分が多めの食事をしている場合はこの限りではありませんが、汗をかいた後や寝起き、塩分少なめの食事のときは、適度な塩分をとることが必要なようです。
10・笑顔をたやさない・明るい気持ちを持つ/テレビを見ない
若い時にはそれだけで魅力がありますが、50代になると意識しないと怖い顔になります。
実際、高齢でも余裕があって素敵だと感じる方は決まって表情が明るく笑顔があります。
笑顔がある方というのは、別に面白いことがあるから笑顔になるのではなくて、ある種の自立した考え方を持つことと習慣の積み重ねだと思います。
本当は大変なことを抱えていても、だからと言って不機嫌な言葉や表情をまき散らさないことが、自分のためにもなります。
そのために意外な習慣ですが、テレビをつけっぱなしにすると、ネガティブな情報が入ります。知らず影響されるので、基本的にテレビは見ないようにします。
どうしてもみたいならばピンポイントに番組を決めて特定の見たい番組だけ見るようにして、終わったら消しましょう。テレビを常習的に見ていると、考え方が暗くネガティブになります。
明るい表情と気持ちは相手から与えてもらうものではなく、自分で作るものだと思います。私もうっかりすると、無表情になりがちですが、時々鏡を見て笑顔を忘れないようにしたいです。
まとめ
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- はじめに
- 1・よく寝る
- 2・屋外に出てよく歩く
- 3・座りっぱなしをしない・こまめに動く
- 4・小さくていいから未経験を体験する
- 5・ガマンをしない
- 6・タンパク質をしっかり食べる
- 7・食物繊維を十分に食べる
- 8・水を十分に飲む
- 9・塩分を適度にとる
- 10・笑顔をたやさない・明るい気持ちを持つ/テレビを見ない
- まとめ
- さいごに
さいごに
今回は、50代女性が今になって実感する、体調もメンタルも良く過ごすための重要ポイント10についてお話ししました。
健康に関することは、情報や研究結果が二転三転しますし個人差があります。ですのでこれが絶対とか、医学的根拠を示せと言われるとこの記事は参考にならないかもできません。
けれども自分の体と50年以上付き合ってきた今思うのは、最近になってようやく、うまくあしらう方法がなんとなくわかってきたということです。
参考になれば幸いです。